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Insanity&Genius SATOSHIのBlog続編
My Favorite...



僕が今までに買ったホワイトボディーの
ストラトは全部で4本。全てローズ指板で
黒のピックアップカバー、コントロールノブの
Ritchieカラーだ。

 1本目は高校生の時に買ったもので
大学生の時後輩に1万円で売った。

 2本目はFender Japanブランドとしては
初のミディアムスケールのストラトST314-55
だった。友達がベースを買うのに付き合った時
に衝動買いしてしまった。4万4千円のギター
を12回払いの分割で買った。

 このギターはその日から10年以上様々な
改造をして使い続けた。

 ボディー材が当時の安いギターによく
使われていたBasswoodでピックアップを
ディマジオのFasttrack2に交換したら
そこそこいい音にはなったのだが元々
安っぽい音であることは隠しきれ
なかった。

 ま、本当に安いのだから仕方がない。

 そのあと3本目として今は無くなって
しまった河合サウンドシティーオリジナルの
AlderボディでラージヘッドのSTMを手に
入れて2本目のギターはメインの座を
明渡した。
 
 4本目は買ったもののほとんど使う
機会がなく随分前に売ってしまった。

 この前久々にストラトを使った時、よく
考えてみれば2本目も、もうずっと使って
いないことに気付いた。
 
 
 先日も書いたようにギターは生き物だ。
毎日は無理でも定期的に使ってないとギター
が可愛そうだ。
 僕はギターをコレクションする考えがない。
本当に使うものだけでいい。

 Ritchieもギターを10本以上所有
する意味が解らないと語っていた。

今、新しいギターを購入しようとしている
ことをもう何度も書いたが、そうなれば
今でもほとんど使っていないのにさらに
使われる機会が減るだろう。

 久々に弦を張ってアンプに繋いでみた。

   まだ使える。

 いろんな思い出の詰まったギターだけど
このまま眠らせておくよりは誰かに使って
もらった方がいい。

 売るにしても無数についたキズと様々
な改造で値段はつかないかもしれない。

 でも値段は問題ではない。

幸い自分の予想よりもずっと高く
売れた。
 
 あとは誰かが大切にしてくれること
を祈るのみ。
 
 




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 先月行ったLiveBarに行くために
去年から眠っていたストラトの弦を
張り替え久々に弾いてみた。

 弾き難い!!


こんなに弾き難いギターだったっけ?

ギターは生き物だ。いつも弾いてあげる
と少しずつコンディションが整ってくる。
シンクロナイズド・トレモロは使えば
メチャクチャにチューニングが狂って
しまう。これも何度も使っていると
だんだん狂わなくなる。

RitchieはGibsonは普通に弾けばいいが
Fenderは鳴らしてやらないといけない
というような意味のことを言っていたが、
まさにその通りだ。

 ストラトキャスターは気難しくて
繊細なのでいきなり使うのは無理が
あるのだ。

 現在メインで使っているギターは
まるで自分の体の一部のようによく
言うことをきいてくれる。まさしく
相棒だ。

 たまに違うギターを使ってみると
いつものギターの良さを再認識する。

今、新しいギター購入を検討中
だけど、今のギターより明らかに
優れていると思えるギターはまだ
1本しかない。
 それでさえ手のフィット感は
今のギターには適わない。

 来月は気楽にいつものギターを
持っていくかな。




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もう10年以上ギターを買っていない。
今のギターに100%満足している訳では
ないのだけど総合点で今のギターを越える
ギターというのが今のところ見つからない
ので買いたくても買えなかったのだ。

僕が求める理想のギターの条件とは?
①弾きやすい
②見た目
③音がいい

当たり前ですね。でもこの3つを全て
満たすギターが驚く程少ない。
一番簡単なのは③の音がいいで僕の
ギターはものすごく安いギターをベース
に改造したものなのでこの価格のギター
としては、かなりいい音がすると思う
のだが何しろ元が安いのでそれにも
限界がある。

昔僕のギターの約7倍の値段のギター
を貸してもらって弾き比べたことが
ある。そのギターはGibsonレスポール
になんかfホールがついたセミアコの
ようなモデルだったけど、すごく違う!

肉に例えると同じ牛でもスーパーの安売り
のと松阪牛ぐらい違う。
ところがレスポールは僕のプレイスタイル
では高音部が弾き難いのと同じ理由で僕は
ギターを高めに持つんだけどレスポール
は低めに持たないとカッコ悪いんだよね。

ということでレスポール系のギターは
ボツ。
そうなるとストラト系なんだけど以前
書いたとおり僕はミィディアムスケール
のギターを使っている。ところが
ミディアムスケールのストラト系の
ギターというのは、もの凄く種類が
少ない。今のギターはその数少ない中
から選んだ1本だ。
 これに拘っているともう買えるギター
が無い。そこでもうミディアムスケール
はあきらめることにした。

 最近僕のギターと同じボディ材で
同じピックアップだが定価は3倍以上の
ギターが60%offで売られていた。
ミディアムではないが音が良ければ
あとは慣れれば解決出来るだろう。
早速試奏させてもらった。

 「う~ん・・・・。」


ダメだ。スーパーの肉だ。
松阪牛ではない。というか
僕のギターとほとんど同じに
聴こえる。価格は3倍なのに!

 ギターは奥が深い。
理想のギターに逢うにはまだまだ
時間がかかりそうだ。



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前々回からの続きです。

 機材軽量化計画はフリダシに戻って
しまったので、考え方を変えてプリアンプを
小型のものを探してみることにしました。

 僕はあんまり機材に興味がなく必要性を
感じない限り新しい機材を買って試したり
は、全くしないので久々に楽器店に行って
みると コンパクトエフェクターに真空管を内蔵した
ものがあるじゃないですか!?
 
 これだ!



これを使えば大きく機材を軽量化できる!
ただプリアンプに真空管を使用していれば何でも
自分の好みの音が出るわけではなく大きく
分けて(僕が勝手に作った分け方ですが・・。)
3つのタイプがあります。
①あまり歪まないHR/HMに不向きなもの
②最初は良い歪み方なんだけど時間がたつ
 と音が暴れ出すもの
③良い歪みのまま安定しているもの

もちろん③が一番いいのですが②と③の違い
はある程度長時間使ってみないとわからない
ので楽器店で試奏しただけではわからない
のですが僕が今所有しているJCM900も
DIGITECH2112もタイプ③で安定しています。

 とりあえず中古でみつけたM社の真空管
内蔵OverDriveはディストーションサウンドは
なかなか良かったのですが残念ながら
タイプ②でもう1つ弱点はフットスイッチで歪みを
OFFにすると回路がバイパスになるので
ギターの音がプリアンプを通らずダイレクト
にパワーアンプに入るのでクリーントーンが
全く味のついてないただの真水のような
感じの音になって全く使えません。

次に見つけたのが今回の話の主役の
Huges&kettnerのTubemanです。
ネット上でクリーントーンが綺麗だとの評判だった
ので早速楽器店に試しにいきました。

なるほどクリーンは十分使えそうです。
そして問題となるディストーションサウンドですが
Huges&Kettnerはカイ・ハンセンが使っていて
知っていたのですがTubemanは小型なのに
ちゃんとHuges&Kettnerの音がします。
これは買って使ってみて判ったのですが
歪みもタイプ③で安定しています。

 コントロール系はボリュームがクリーン、クランチ、
歪みの3つをそれぞれ独立して設定できて
フットスイッチで切り替えられるのでそれぞれ
の音色によって音量感の違いを
補正できます。

 しかもデザインもカッコよく電源を入れると
中に真空管がオレンジ色に光っているのが
見える窓に青色でHuges&Kettnerのロゴが
浮かび上がりクリーン、クランチ、歪みにはそれぞれ
緑、黄、赤のインディケーターが付いています。
 大きさはコンパクトエフェクター並とはいかないの
ですがギリギリ僕のエフェクターボードに入る
大きさです。
 そして価格なんですが前述Marshallや
Digitechが皆15万円以上だったのに対して
今日現在左端に出ているネット通販では
38000円と高校生でも買えそう
な値段です。
 欲を言えば空間系エフェクターを内蔵していて
くれたら完全にこれ1台で良かったのですが、
このサイズ、価格で全てを望むのは無理なので
これは別にBOSSのコンパクトエフェクターを
つないでいます。

ミュージシャンの機材は老舗のラーメン屋の
スープのように秘密にしておくべき
なのかも知れませんがこのTubemanは
あまりにコストパフォーマンスに優れていたので
書いてしまいました。

 ただ音は個人の好みによる所が大きいし
15万のDightechに比べると音が
トランジスタっぽいところがあるので
もし買う時は楽器店で音を聴いてからに
して下さいね!!
 


 



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前回からの続きです。

 セットの軽量化に最初に考えたのは
アンプヘッドの代わりにパワーアンプを使う
ことでした。

 ここでギタリストでない方の為に
アンプについて簡単に説明します。
Marshallの場合見た目はアンプヘッド
とスピーカーの2つに分かれているように
見えますが、1つに見えるアンプヘッド
の中に音色を作るプリアンプ部と音を
増幅するパワーアンプ部の2つが入って
いるので実際には3つのパーツに
分かれているのです。
 
 このプリアンプに真空管を使用した物
をプリアンプ真空管式といいこの真空管を
歪ませて得られるディストーションサウンドは
トランジスタではなかなか真似出来ない音
が出ます。
 これに対しパワーアンプは直接音色を
作るものではないのですが、やはり
トランジスタと真空管では真空管の方が
柔らかい音がする気がします。
 MarshallをはじめHR/HMのギタリスト
が使うアンプはほとんどがプリアンプもパワーアンプ
も真空管式のAllTubeアンプです。
 僕はこのAllTubeに常に拘っています。

JCM900以降のMarshallにはエフェクトループ
がついていてプリアンプを通さず直接パワーアンプ
に接続することが出来ます。
 
 現在発売されている再発版のJCM800
にもこのエフェクトループはついていますが元々
のJCM800にはエフェクトループはついて
いません。しかもJCM800はギターを
直接つないでもHR/HMに十分なほど
は歪みません。そこで何かのエフェクターや
プリアンプで歪みを補う形になるのですが
まずエフェクターやプリアンプで歪ませさらに
Marshallのプリアンプでもう1度歪ませる
のでプリアンプを2回通ることになり
フットスイッチなどでクリーントーンに1発で切り替える
などということが出来なくなります。
この2つの歪みを足すことによっていい味
を出したギタリストは沢山いましたが、どうも
僕には使いにくくプリアンプのみで歪みを
作れてしかも他のエフェクトも内蔵している
DIGITECH2112をJCM900のエフェクトループ
につなぐ方法をとりました。
僕がよくライヴハウスに出ていた頃はまだ
ライヴハウスにはエフェクトループのないJCM800
が置いてある所が多かった為必ず自分の
JCM900を持っていく必要があったのです。
 
 ただJCM900のプリアンプは事実上使わない
のでこの部分が無駄ということになります。
そこでパワーアンプ購入を考えたのですが、
パワーアンプはワット数が大きくなる程、重く
なる傾向がありしかも普通のアンプヘッドは
モノラルなのに対しパワーアンプのみの物は
何故か50W+50wとか100w+100Wのステレオ
仕様のものしかないのです。
 僕が調べた限りではラックマウント式の
チューブパワーアンプでステレオ仕様でないものは
みつけられなかったのですが誰かモノラルの
チューブパワーアンプ知ってる人いませんか?

僕のJCM900は50w仕様なので
結局アンプヘッドをパワーアンプに変えても軽量化
どころか、さらに重量は増えるだけ
ということがわかりこの案はボツに
なりました。  次回へつづく。




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