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Insanity&Genius SATOSHIのBlog続編
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 昨年公開された西崎義展氏の宇宙戦艦
ヤマト復活篇は大ヒットと言うわけには
いかなかったようだが、少なくとも
かつてのヤマトファンにその復活が
知られる程度の効果はあったはずだ。

 その影で実はヤマト復活篇の公開よりも
かなり前に本当にひっそりとOVAで
松本零士氏の大YAMATO零号が発売されて
いた。

パッケージの裏にこんな注釈がある。

「大YAMATO零号」は松本零士先生によって
制作されたオリジナルビデオアニメーション
であって、「宇宙戦艦ヤマト」と関連する
作品ではありません。

 つまりこれはヤマトの続編ではありませんよ
と断っているわけだ。

 しかし元々は制作していた新宇宙戦艦ヤマト
が裁判で負けて作れなくなった為、その原案の
一部がベースになっていて時代も新宇宙戦艦
ヤマトの3199年と同じ設定で登場人物にも
旧ヤマトに出てこなかった羽黒妖と言う人物は
そのまま大YAMATOに登場している。

 要するにこれはヤマトになるはずだった作品
なのだ。

 その証拠に登場人物には全く違う名前が
ついてはいるが沖田十三っぽい人、真田さん
っぽい人、島大介っぽい人、そして(松本零士氏
の女性キャラは皆同じ顔だが)森雪っぽい人など
がヤマトに翼と大きな円盤をつけたような
ヤマトっぽい宇宙戦艦 大YAMATOで闘う。

 こんな偶然があってたまるか!(笑)

 ストーリーを無視して映像だけ見ると
メカの描き方や登場人物など明らかに
あのヤマトに通じるものがあり、特に
BGMに故宮川泰氏の遺した曲が使われている
シーンなどは、これはやっぱりヤマトなんだ
と思えなくもない。

 ただし

ストーリーは全くヤマトらしくない。
むしろ宇宙海賊キャプテンハーロック
に近い。しかも205分という時間で
あれこれ複雑にやろうとしているので設定
自体はそこそこ面白くなりそうなのに
説明ばかりで終わってしまった感が
ある。

本家ヤマト復活篇は映像こそ変わって
しまったがストーリーは良くも悪くも
ヤマトらしかった。

 この2つを観て思うことはやはり
ヤマトは西崎氏と松本氏の2人の合作
であってどちらのものでもないという
ことだ。
 
RitchieがいればRAINBOWだった
がそこにIanGillanが歌えばDeepPurple
になる。ロニーが歌ってもジョーが歌っても
RainbowなのにIanGillanが歌うとPurple
になる。

 ヤマトはRainbowではなくDeepPurple
だったのだ。

 松本氏、西崎氏が手を組むことはもう
無いだろう。それでもいつかこの2人が
ヤマトを作ってくれたらと願うファンは
沢山いると思うが・・・。

 かなわぬ夢とは思いつつせめて僕のブログ
のなかだけでもこの2つをいっしょにしたい
と思い並べてみました。↓↓
 
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 宇宙戦艦ヤマト復活篇を観てきた。

今一つ観客動員が少なかったのか
うちの近所の映画館ではまだ公開
10日程なのに1日1回とか2回
とかの上映しかないので川崎まで
観に行った。

 ネットの掲示板ではボロクソに書いてる
人もかなりいて
「あんなのはヤマトじゃない」
「観たくなかった」
など罵詈雑言を浴びせる意見もある。

 皆それだけヤマトが好きだからこそ
の愛のムチなのだろうが、観に行く前
に、そういうのを読んでしまうと、
ものすごくつまらないんじゃないか、
と不安にはなる。

 で、僕の感想は
あれは紛れもなく

宇宙戦艦ヤマトの新作だ。


 ロッド・エバンスが無名のミュージシャン
を集めてDeepPurpleを名乗ったのとは違う。

確かに音楽の宮川泰さんが他界し松本零士氏の
不参加は従来のヤマトらしさを作り出す上で
大きな影響はあっただろう。

 でもオリジナルメンバーで再結成したバンド
が従来と同じ音楽性で同じクオリティーを
保った新作を発表した例は、むしろ少ない
のではないだろうか?

 RitchieがいればRainbowなのだ。
僕はBlackmore'sNightだってRainbow
だと思っている。

 西崎義展氏が作ればヤマトなのだ。

数年前に松本零士氏の新宇宙戦艦ヤマト
がComicGattaで連載されたが肝心の
ComicGattaが廃刊になってしまい未完
の作品になってしまった。

 でもこちらの宇宙戦艦ヤマトとは
程遠い作風でRitchieのいないDeep
Purpleのようだった。

 西崎義展氏、既に75歳。
彼に残された時間はそう多くはない。
今回のヤマトは3部作の予定だ
そうだ。どうか最後まで完成させて
欲しい。

 ただ古代の声が、やっぱり変わり
すぎていて、あの古代進と今の古代
が同一人物であるようにどうしても
思えなかったな~。

 でもヤマトは帰ってきた。
 それだけで泣ける。

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僕がクラシカルなロックが好きな
ルーツを手繰っていくと行き着く
のはバッハでもベートーベンでも
ない。

 故宮川泰氏による宇宙戦艦ヤマト
のBGMだ。

子供の頃、音楽に興味は無かった。
テレビから流れる歌謡曲はカッコよく
感じなかった。

 初めてこの音楽はカッコいいと感じた
のはマジンガーZの主題歌だ。でもその
時、音楽なんて僕にとってどうでもいい
ものだったので歌謡曲との違いなんて
考えもしなかった。

 数あるアニメの中で最も夢中に
なったのが宇宙戦艦ヤマトだった。
ヤマトは続編を重ねブームが去る頃
には僕はGodiegoに夢中だった。

 そして時は流れた。

1999年、年末にミレニアムシアターと
題してヤマトの映画2作が深夜に放映
されたので

 ヤマトか、懐かしいな

と思いつつ時に期待もせず見た。

ところが約20年ぶりに観たヤマト
には子供の頃気付かなかった発見
があり中でもBGMの素晴らしさ
を再認識した。

 ヤマトは後編に行くほど死んだ人
を死ななかったことにしたり等の茶番
が目立つが今となってはそんなこと
はどうでもいい。

漫画ブラックエンジェルスの登場人物
松田鏡二は頭を打ち抜かれて死んだ
のにその続編の中で再登場しその
理由を

「いいんだよ 細けえ事は!!」

で片付けてしまった。


 いつの日かヤマトの新作が観たい
と想い続けて10年。既にBGMの
宮川泰氏は故人となり声優陣も古代
の声、富山敬氏も他界した。

 それでもヤマトがついに復活する。
ヤマト帰還まであと何日?


宇宙戦艦ヤマト復活篇オフィシャルサイト


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