ソビエトカメラ日和

私のソビエトカメラライフや日頃思ったことについて・・・

英先生の組写真教室。。

2008-12-29 21:09:39 | 写真
12月20日は写真家の英伸三先生の組写真教室がありました
JRP 鹿児島支部のメンバーとして参加させてもらいました

これは、日本リアリズム写真集団(JRP) 主催の写真展 視点展(鹿児島巡回展)開催のついでにおこなわれたものです。
一般からも多くの方が参加されてました

まず、午前中は英先生の作品を使いながら
組写真の講演でした。(組写真の講演自体は先生も初めてだそうです)
話では、組写真とは単に似たような写真の羅列ではなく
それぞれが単写真としてしっかりしたものをうまく組み合わせることで
それらの足し算以上のことを表現できるそうです

また組写真はそれぞれの写真の関連と調和だけでなく
あえて異質な写真を組み入れることでの”衝突効果”も重要とのことでした

あと、映画作りを例に話をされていましたが
映画を作るような感覚で組むといいと思いました
なので、昔の無声映画(組写真の延長とも考えられる)を見ることは勉強になると思います
非常に素晴らしい講演でした

午後からは10名程度に実際組写真を組んで持って来てもらい(組み入れなかった写真も出して)
それを先生に見てもらい、指導を受ける形式の講座でした
(こちらは、先生が所長をされている現代写真研究所でもよくやられている形式だそうです)
そのうちの一人として私も組写真を見ていただきました
持っていったのは最近撮ったモノクロのスクエアフォーマットのプリント
わかりやすく説明しながら組み直していただき勉強になりました
また、他の人への指導を見学するのも勉強になります

で、講座は夕方で終わったのですが
夜は、JRP の九州ブロック例会がありそちらへも英先生が参加されました
ここでは九州のJRP メンバーの持ち寄った写真で合評会を行い先生の指導を受けることができました
その日は合評会の後も夜遅くまで飲みながら写真の話等をしたのですが
高齢ながら、朝から夜遅くまで写真の指導をされる先生の元気さには驚きました

次の日は、JRP メンバー数名と英先生とで撮影に出かけました
行ったのは頴娃(えい)で大根干しの風景を撮影しました
先生が撮影するスタイルを見るのも勉強になりました

先生は長年、モノクロで作品作りをされてきた方なので
モノクロをやっている私にとっては最高の先生でした
いろいろ話をすることもでき、ますますモノクロ写真をやる気がでました

このように2日間、英先生を交えて写真三昧でしたが
非常に有意義な2日間でした
コメント (2)
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