ソビエトカメラ日和

私のソビエトカメラライフや日頃思ったことについて・・・

オリエンタルのバライタ紙。。

2008-10-05 00:05:11 | 写真
10月3日は深夜に暗室でプリントをしました

今まで印画紙は富士フィルムのRCペーパー フジブロWP のKM3 を使っていました
微光沢で自分の作品に合った質感だったからです

しかし、KM3 ではハイライト部がパサついた鶏のササミのような質感になるきらいがありました
また、黒の深みもさほどないので、黒めにプリントしないと眠い写真に感じてしまいます

一ヶ月程前に見たFOTOS 展でのY田 さんのプリントがきれいだったので
聞いてみるとオリエンタル社のバライタ紙とのことで
試しに使ってみようかと考えていました

そこで、オリエンタルの通販”オリエンタルダイレクト”でバライタ印画紙を買ってみました
買ったのは号数紙のニューシーガルGF 3号紙六切 100枚入
あとは専用の現像液と定着液も注文。
定価よりかなり安く買えるし、他メーカーと比べても安いです

今回のプリントではじめて使ってみたのですが
オリエンタル愛用者のMさんからバライタは乾いた後に色が暗くなる(トーンダウンする)と聞いていたので
気持ち浅めに焼いてみました
使い慣れていないので何度も何度も試し焼きしてコツをつかんでいきました

先日の雨の日の山ヶ野金山と湯之元温泉の写真をプリントしました
乾燥が済んでプリントを見ましたが
思っていたよりはトーンダウンはしませんでした

紙には光沢と書かれていますが
FM3 のようなテカテカの光沢ではなく
KM3 より少しツヤがあるかなといった感じです

全体的にトーンに深みがあってしっとりとした雰囲気のプリントに仕上がってました
被写体によってはこちらが断然いいのもありましたが
KM3 のほうがいいのもあったりで両者の使い分けが必要だと感じました

あと、紙質が厚めのボール紙みたいなので
乾燥させると反ってベコンベコンに曲がってしまいますが
両手でいろんな方向に曲げてクセをならしてから
重しの間に1日置いていたら普通に平らになりました

何度も使って自分のモノになるようにしようと思います
コメント (1)
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