ソビエトカメラ日和

私のソビエトカメラライフや日頃思ったことについて・・・

赤い月。。

2007-04-06 00:10:34 | 写真
温泉からの帰り
地平線近くに不気味なくらい大きくて赤い月がありました

地球から月間での距離はほぼ一定なので
月が大きく見えるのは目の錯覚らしいです

五円玉の穴を通して見て大きさを比べたら
いつも大きさは一緒だとわかるそうです

実際に写真を撮ったら見た目より小さく写りました
写真はデジカメで撮ったもので
手持ち撮影なので不鮮明ですが
雲で上半分は隠れてます

で、なぜ赤く見えるかなんですが
空気中のチリや分子などの非常に小さな粒子によって光の散乱がおこります
波長の短い青い光ほど散乱しやすく(なので空は青い)
散乱せずに残った波長の長い赤い光のせいで赤く見えるのです

地平線近くの月は空気の層を長く通過してから見てるので
空気中の小さな粒子の影響が大きいわけです

地平線近くの太陽(日の出、日没)や夕焼けが赤いのと同じ理由です

今の時期は黄砂の影響で空気中の粒子が多いため
その効果が大きくあらわれたのかもしれません


コメント
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