写真展のあと、7時から森山大道氏の講演会でした
まずは森山氏、Sigfred 氏の写真のスライド上映があり
このとき写真に合わして作曲された曲の演奏がありました
写真のイメージと曲がマッチしていてあたらしい楽しみ方でした
そのあと、スライドを使いながら森山氏の講演がはじまります
名前からしてごっつい人だと思っていましたが
華奢でかっこいいおじさんでした
写真展のタイトル「Buenos Aires(ブエノスアイレス)」にまつわる話が主でした
アルゼンチンの首都、ブエノスアイレスという街に惹かれた理由
撮影に行くことになった経緯など
それに自分と写真の関わりについて。。。
話が苦手な方のようで、そのあとはお客さんから質問をもらい
それに応えるといったかたちで講演は進みました
森山氏は街の流動性が好きでカメラを持って
街をそれとなく歩き、気になったものを撮るという典型的なスナップをやるのが
好きなようです
ときにはピント目測、ノーファインダーで撮ることもあるとか
またスナップには一眼レフのような大きいカメラでなくコンパクトで画角の広いものが使いやすいとおしゃってました
確かに、いきなり一眼レフなんて向けられたら撮られる方も嫌ですよね
また、スナップの基本は相手に気付かれずにその瞬間を切り取ることですね
この話を聞いて、私も街でコンパクトカメラでスナップをやってみたくなりました
ゾルキー1かスメハチがいいかな
シャッター音の少ないスメハチなんかとくによさそう
森山さんに元気をいただいたような気がしました
今回のイベントで宮崎の方々の写真に対する関心の高さを感じました
こんなイベントが鹿児島でもあるといいのになぁ。。
また、会場の県立美術館周辺はきれいに整備されていて
芸術全般に非常に力がいれられている感じがしました