EURO2008は現地時間17日(以下現地時間)にグループC最終節の2試合が行なわれ、オランダは2対0でルーマニアに勝利し、3連勝を飾った。ロイター通信が報じている。
すでにグループ首位での決勝トーナメント進出を決めているオランダと、勝てば自力で2位の座を確保できるルーマニアの対決。試合は、オランダはロッベンが、そしてルーマニアはムトゥが得点のチャンスを迎えるなど、前半から一進一退の攻防が繰り広げられた。そして迎えた54分、アフェライのクロスからフンテラールが決め、オランダが先制点を挙げる。87分にもファン・ペルシが追加点を叩き込んだオランダは、最後までゴールを許すことなくルーマニアを退けた。
グループリーグを3戦全勝で終えたオランダのファン・バステン監督は、「(2連勝のあとに)もう一度いい試合ができたことは、素晴らしいことだった。我々は異なる選手を出場させながら、3つの素晴らしい試合を戦うことができた」とコメント。第2戦から選手を大幅に入れ替えながら、変わらない質の高さを披露したチームを褒め称えた。
一方、敗れたルーマニアは、同時刻に行なわれた試合でイタリアが勝利を収めたため、グループリーグ敗退が決定。ピトゥルカ監督は「我々のチームにかかっていたプレッシャーは凄まじいものだった。特にイタリアが(フランスを相手に)先制点を挙げたあとは、さらに大きなプレッシャーが我々に圧しかかってきた」と、大きな重圧を感じていたことを明かしている。
また、ルーマニアのDFコントラは、改めてイタリアとの第2戦でムトゥがPKを失敗したシーンに言及。「あのPKが我々が家路につく理由だ。我々には、81分に得点し、世界王者を下すチャンスがあったというのに失敗した。あのPKはこれからも頭に浮かんでは消えるだろう。帰り道や夢の中で」と、グループ突破への千載一遇のチャンスを逃した前戦の引き分けを嘆いた。
なお、オランダは21日に行なわれる準々決勝でグループD2位のチームと対戦する。
[ISM]
すでにグループ首位での決勝トーナメント進出を決めているオランダと、勝てば自力で2位の座を確保できるルーマニアの対決。試合は、オランダはロッベンが、そしてルーマニアはムトゥが得点のチャンスを迎えるなど、前半から一進一退の攻防が繰り広げられた。そして迎えた54分、アフェライのクロスからフンテラールが決め、オランダが先制点を挙げる。87分にもファン・ペルシが追加点を叩き込んだオランダは、最後までゴールを許すことなくルーマニアを退けた。
グループリーグを3戦全勝で終えたオランダのファン・バステン監督は、「(2連勝のあとに)もう一度いい試合ができたことは、素晴らしいことだった。我々は異なる選手を出場させながら、3つの素晴らしい試合を戦うことができた」とコメント。第2戦から選手を大幅に入れ替えながら、変わらない質の高さを披露したチームを褒め称えた。
一方、敗れたルーマニアは、同時刻に行なわれた試合でイタリアが勝利を収めたため、グループリーグ敗退が決定。ピトゥルカ監督は「我々のチームにかかっていたプレッシャーは凄まじいものだった。特にイタリアが(フランスを相手に)先制点を挙げたあとは、さらに大きなプレッシャーが我々に圧しかかってきた」と、大きな重圧を感じていたことを明かしている。
また、ルーマニアのDFコントラは、改めてイタリアとの第2戦でムトゥがPKを失敗したシーンに言及。「あのPKが我々が家路につく理由だ。我々には、81分に得点し、世界王者を下すチャンスがあったというのに失敗した。あのPKはこれからも頭に浮かんでは消えるだろう。帰り道や夢の中で」と、グループ突破への千載一遇のチャンスを逃した前戦の引き分けを嘆いた。
なお、オランダは21日に行なわれる準々決勝でグループD2位のチームと対戦する。
[ISM]