いなモらス

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スペイン2-1ギリシャ

2008-06-19 | soccer(others)
EURO2008は現地時間18日(以下現地時間)にグループD最終節の2試合が行なわれ、すでに首位通過を決めていたスペインは、前回の2004年大会優勝国のギリシャを2対1と逆転で下し、3戦全勝でグループリーグの日程を終えた。なお、スペインは22日の準々決勝で、グループC2位のイタリアと対戦する。ロイター通信が報じている。

スウェーデン、ロシアに連敗を喫してすでに敗退が決定していたギリシャと対戦したスペインは、準々決勝をにらんで控え組中心のメンバー構成で試合に臨むと、マン・オブ・ザ・マッチに選ばれたシャビ・アロンソが自陣エリア内からのロングシュートで、この試合で代表引退となるギリシャGKニコポリディスを脅かすなど、チャンスをつかむ。

しかし、前回王者のプライドにかけてそう簡単に負けられないギリシャも反撃すると、前半終了間際にFKからハリステアスのヘッドで先制ゴールを奪って意地を見せる。なお、これがギリシャにとっては今大会初得点となった。

それでも、後半に入るとスペインが地力を発揮。シャビ・アロンソのポスト直撃弾であわやというシーンを作ると、61分、デラレッドが強烈なボレーでついに同点弾を奪う。そして迎えた試合終了間際、FWグイサが代表初得点となる強烈な逆転ヘッド。スペインが主力を温存しながら、逆転勝利でグループリーグ3連勝を飾った。

勝ったスペインのアラゴネス監督は、「チームには23人の優れた選手たちがいるんだ。後半には、賢く素晴らしいフットボールを展開することができた」とコメント。また、準々決勝のイタリア戦に向けては、難しい戦いになるとしながらも、2006年W杯時はチームとして経験不足だったが、現在は勝利のメンタリティを身に付けてきたとし、「これまで披露してきたメンタリティが、我々を助けてくれるはずだ」と自信を語っている。

一方、3連敗と不甲斐ない成績で大会を終えたギリシャ。「個々の選手たちに責任を負わせるようなことはしたくない」と語ったレーハーゲル監督は、先制点を奪ったあとにリードを広げるチャンスを活かせなかったとし、「もっといい結果を得られるはずだった」と試合を振り返っていた。
[ISM]