幸か不幸か独居老人一歩手前でストップしたマンマ。 

加齢化を受け入れられずに格闘中。 週2~3日クラス開講で、刺激をもらい感謝。  

マニラのメグちゃん・・・

2016-09-20 09:02:35 | 日記

               

土曜日にあった体操の大会の写真と動画が送られてきた。 息遣いが伝わってくるような笑顔。 最初の動画は床運動。 横転(? カートウィール)をしてから背筋を伸ばして前進したり後転したり、寝たり(?)、開脚したり・・・。 「次にバック転カナ?」 もう一つは平均台。 細い台の上をやはり背筋を伸ばしてマッスグ前進、バランスを取ったり、ジャンプしてちょっとシナを作って進んでいく。 つま先から指の先まで、ピンと伸びていてキレイ。

結局、派手に空中でクルッとまわったり連続して回転するコトはなかったけれど、彼女が一生けん命に演技している雰囲気が十分に伝わってくる。 ダディからは「小さな大会だったけれど一位でした。」と。 正直言って意外(ゴメンね)だったけれど、嬉しい。 彼女は一生懸命に真剣に取り組む…という素晴らしい根性の持ち主だ。 頑張りやだけれど彼女の目の輝きは楽しんで取り組んでいることを語っている。 

日本にいる時は小学校二年生。 全く日本語が分からない状態で3人とも地元の小学校に編入。 授業時間中の彼女たちの苦痛は想像するだけで心苦しくさえある。 3人とも一度もイヤとも言わないで通学したのはスゴイ精神力だと感心する。 末娘のメグちゃんは鉄棒が大好きだった。 学校から帰ってランドセルを置いてまた学校へ。 お友達と一緒だったことも多かったが、一人でも練習していたっけ。 「よいこチャイム」が4時ごろ鳴る秋のオワリのころ、下校してすぐ、「ロッラ、一緒に来て」と言われて一緒に学校へ・・が、少し手前で「もう、いい! ココからひとりで行く。」 私は彼女の小さな体が校庭に入るまで見送っていたが、10分もするとチャイムがなったっけ・・・。 九九の練習も、大変だったハズ。 担任の先生、「全部いかなくてもイイよ。」の雰囲気で電話が来たことがあったが、彼女は「ククハチジュウイチ」まで覚えるツモリだった。 両手で目を覆ってモゴモゴ集中していた様子を思い出す。 

三人三様・・・伸ばしてほしい個性の持ち主だ。 オネエチャン方についてはまたいずれ・・。