そういうものに私はなりたい

ロハスな日常と非日常な旅を綴るブログ。

唐招提寺へ

2009年06月05日 22時16分34秒 | Weblog
 薬師寺から、唐招提寺に向かう。朝から観光で歩き回っているので、本当はバスに乗りたかったのだが、ちょどいいバスがないので歩いて唐招提寺に向かった。
 もともと唐招提寺は、鑑真和尚という偉い人が、唐から持ち帰った学問を伝達するための建物だったらしい。学校みたいなものかな。それがいつの間にかお寺になってしまった。
 中国の昔の時代、唐の雰囲気があり、地味でシンプルな中にも繊細で洒落た造形があり、憧れの史跡である。天平文化の華やかさが感じられる。
 たまたま奈良の博物館で鑑真和尚の特別展をしていて、そちらに重要な仏像などは展示されていたらしく、展示品がしょぼかったのは残念であるが、ま、普段めったに見られないものを見たので、よかったと考えることにしよう。
 その後、奈良駅行きのバス停で、バスの時刻表を見たが、まだ時間があるので、近くの酒屋さんで、地ビールを買って飲んだ。



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薬師寺へ

2009年06月03日 21時31分50秒 | Weblog
 奈良公園から、奈良駅まで戻り、一日フリーパス券を使って、バスに乗り、薬師寺方方面を目指す。バスの車窓からみえる景色は、どこにでもある大きな街とかわらないように見えるが、よくよく見ると、緑の樹木が茂っているところがあったり、高い塔が見えたりする。有名でないような寺社も多いのだろう。
 やがて、薬師寺にたどり着いてバスを降りた。薬師寺は世界遺産にも認定されている歴史のあるお寺である。薬師寺の歴史を遡ると天武天皇とか、平城京とかいうところまで戻るそうだ。
 はるか、昔からこの薬師寺が続いていることもすごいが、そんなはるか昔にこんなお寺があったということもすごいと思う。きっと、私の想像力ではとても及ばないような事実の積み重ねがあったのであろう。
 少し離れたところに玄奘三蔵院伽藍というのがあった。平山郁夫画伯が描いた「大唐西域壁画」が飾ってあったが、きれいな絵であった。玄奘三蔵院伽藍はまだ新しい建物であるが、おそらく千年後、二千年後まで残って、そのときの評論家にすごい画家がいた、と評価されることになるのだろう。
 10年、20年でも長いと思うが、おそらく薬師寺の首脳部は千年二千年とかいうスケールで考えつづけているのだな、と思った。



掛け軸―日本画壇に名を連ねる『巨匠』の作品を美麗に複製平山郁夫 絵画 シルクロード行くキ...



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興福寺へ

2009年06月02日 21時16分58秒 | Weblog
 東大寺の門前でお土産用に名物の奈良漬を買う。そのまま歩いて、博物館方面へ向かった。博物館では鑑真和尚展というのが開催されているはずだが、人がいない。どうやら、その日は休館日にあたってしまったようだ。こういう博物館は大好きなので、残念である。
 やむなく博物館を通り過ぎて、興福寺に行ってみた。広い敷地に五重の塔や、六角形の建物があるが、有名な割には、殺風景である。敷地の真ん中に定礎をつくり柱を立てる大きな石が碁盤のように並んでいたので、どうやら、これから本堂を復元するのだろうか。
 興福寺といえば、なんといっても阿修羅像が有名である。仏像界の最高傑作と言われる阿修羅像を見てみたかったが、たまたま東京の博物館に送られて展示されていたみたいで、拝観することができなくて、残念であった。
 そういえば、テレビで海洋堂の阿修羅像のフィギュアが、人気ですぐに売れ切れたというニュースを見たな、、、。
 ちょっと肩すかしが続いたが、また次に奈良に来た時に再訪することにしよう。



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