網走湖でワカサギ釣り

　北海道二日目は、網走湖のワカサギ釣りに挑戦した。
　このブログでワカサギ釣りのことを書いてきたが、とてもとても爆釣という状況では
なかった。

　網走湖のワカサギは有名で、ここなら飽きるくらい釣れるのではないか、と
期待十分である。

　網走駅からバスで網走湖の近くの停車場に降りる。
全面凍結で、凍った湖の上に穴をあけて釣る、穴釣りがここのスタイルである。

　ワカサギ釣り道具は持参したので、事務所で漁業券と穴開け代とイスのレンタル代を
支払う。大した値段ではない。手ごろなところに穴を開けてもらい釣りをはじめた。

　若いスタッフが多くて、親切なので初心者でも気軽に楽しめると思う。



　天気はいいのだが、とにかく寒い。マイナス15度はあるようだ。
こんなに寒い場所は、初めてだし、手を水で濡らしたり、仕掛けをつくるのに
手袋をはずしているとものすごく寒い。我慢していたら、指の感覚がなくなって
いるのに気付き、これはやばいと事務所に戻り、ホッカイロを購入した。

　釣り始めると、釣れる釣れる。
　いままでのワカサギ釣りであれだけ、釣れなかったのがうそみたい。
いままでの苦労が実ったのだろうか。

　ワカサギ釣ってこんなに簡単だったんだ。

　アタリも多いし、釣れるサイズも大きい。一番大きなのは15センチ弱だろうか。
竿の引きも存分に楽しめた。
　近くで釣っていた家族連れの男の子に、あの人すごい、また釣ったとか、言われて
英雄になった気分。



　２時間で５０匹強を釣った。
　釣っていると、糸が凍ってしまうのだが、巡回しているスタッフに言うと、
拍子木みたいなもので、叩いて氷を落してくれた。
　水深は２メートル弱。リールがなくても釣れそうなくらい浅い。

　まだまだ釣りたいし、釣れるだろうが、遠方からの遠征なので、あんまり
釣っても処分に困る。無駄な殺傷はしたくない。
　ハリが氷に引っかかったのを機に納竿することにした。



　事務所に戻り、ワカサギを天ぷらにした。
揚げたて熱々の天ぷら最高である。全部は、食べきれないので、残りは持ち帰り
おやつ、晩酌のつまみや朝食にして食べた。



　その後、網走湖湖畔でイベントをしていたので寄ってみた。
カレーとビールで昼飯にして、大きなすべり台と４輪バギーを楽しんだ。

　バスに乗り、網走駅へ、一度ホテルに戻って体を休めた。

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