そういうものに私はなりたい

ロハスな日常と非日常な旅を綴るブログ。

三内丸山遺跡

2009年06月16日 21時31分07秒 | Weblog
 青森県立美術館から歩いて、三内丸山遺跡に向かう。それほど遠くはない。小雨が降ってきて、いまの季節にしては寒い。
 遠くに縄文時代の住居がたくさん見える。大きな塔や、大きな集会所もある。もちろん、縄文時代からずっと、残っている建物ではなく、遺跡をもとにして現在に再現した建物群である。
 縄文時代と言うと、狩猟時代で、毛皮を着て、野山を駆けずり動物を捕まえたり、海や川で魚を採ったり、どんぐりをひろったりと、生きるのに精いっぱいで文化的には大したことがないような気もするが、実際はものすごい高度な文化が構築されていたのだと私は考えている。
 今の私の仕事はサラリーマンである、上司に無理難題を押し付けられ、部下からつきあげられ、いろんな問題に苦悶している。そんな私からみると、縄文人のライフスタイルっていいかも。。。というか、絶対にいい。
 山に行っていのししをつかまえて食べたり、海で魚を釣ったり、仕事することと遊ぶことが同じというのは、限りなくおもしろそうだ。
 とはいっても、そんな自給自足の生活は、憧れだけにしておきたい。実行してもすぐに飽きるだろうし、社会復帰もできなくなりそうだから。
 現代の便利な生活を基本にしつつ、たまに縄文時代のライフスタイルを取り入れる、そのくらいでいい。



縄文文化を掘る



【日本最大級の旅行サイト】楽天トラベル