そういうものに私はなりたい

ロハスな日常と非日常な旅を綴るブログ。

玄洋でイカの活きづくり

2008年08月23日 08時27分01秒 | 2008年7月北九州ツアー
 唐津城の天守閣から海を眺めると、夕日が海に反射し、幻想的な景色が望めた。その反対側の町並みを眺めると、ところどころに、不釣合いな立派な建物が見える。よく見ると、立派な建物は、料亭とか料亭旅館だったりする。
 唐津近郊の呼子という漁港でイカがとれるので、そのイカを食べさせてくれる料理屋さんがたくさんある。イカ刺しは、儲かるんだなと思いつつ、私もイカ刺しを肴にビールを飲んで帰ることにした。
 駅方面に戻る途中に見つけた玄洋というゴージャスな雰囲気の店に寄ることにした。イカの活き作り御膳というごはんと汁ものがついたセットもあるのだが、次の予定もあるので、イカの活き作り単品とビールを注文した。
 しばらくしてイカが届く、写真で見たことはあるが、さすがに現物はすごい。透き通るような白さに、きれいに包丁が入れられている。もちろん生きているイカなので、足がにょろにゅろ動いている。箸でつついて、刺激したり、しょうゆを垂らしたりすると、もっと反応する。
 人間は罪深い生き物だな、と神妙な気持ちで、イカ刺しをいただく。さすがにおいしいイカ刺しであった。普段食べているイカ刺しとは別次元のイカ刺しであった。少々値は張るが、一度は食べておいたほうがいい。
 満足して、駅に戻る途中、バスターミナルを覗いてみたら、ちょうど、博多行きのバスが出発するところで、そのままバスに飛び乗り、博多方面に向かった。



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唐津曳山展示場と唐津城

2008年08月20日 22時40分56秒 | 2008年7月北九州ツアー
 伊万里焼きを堪能して、路線バスで伊万里駅に戻る。駅で、唐津に向かう切符を買ってみたが、やはり、電車の本数は少ない。1時間に1本くらいの間隔みたいだ。 時間が空いたので、伊万里の街中を散策してみた。住んでいる人には悪いが、活気のない寂れた雰囲気が漂う。人通りも少ないし、店もあまりやってない。若い人はみんな都会に出てしまうのだろうな。
 伊万里から唐津に向かう電車は、ワンマン運転で、車両もひとつしかない。乗客も私一人である。こんな路線の駅長さんは、気楽でのんびり仕事ができそうだ。
 1時間くらいで、唐津駅に到着、唐津の有名なお祭り「唐津くんち」で使われる曳山が展示されている曳山展示場に向かった。
 ちょっと漫画チックな曳山がずらーっと並ぶ。もっと、雑な作りかと想像していたが、意外に高級感ある造りで光沢もあり、大きくて迫力がある。唐津くんちの映像も流れていて、ちょっとだけ、祭りに参加した気分である。
 曳山展示場から、さらに海の方に歩いて、唐津城に着いた。夏の期間だけ、開館時間が延長されていたので、ぎりぎり、見学できた。小高い山の上にあり、行きはエスカレーターを使い、天守閣で殿様気分で周囲を眺めて、城を降りた。唐津城は、最近できたコンクリート作りの城で、歴史的価値は少ないかな。



唐津街道


伊万里で陶磁器を見る

2008年08月18日 21時46分20秒 | 2008年7月北九州ツアー
 伊万里駅の閑散としたバスターミナルから大川内山方面に向かうことにする。秘陶の里と言われていて、昔から陶磁器の製造が盛んなところである。
 さすがにローカルでバスの本数が少ない。2時間に1本くらいしかない。伊万里牛の昼飯を食べてから、大川内山に向かうつもりだったが、もうすぐにバスが来て、乗り遅れると2時間待たなくてはならない。ということで、やむなく伊万里牛の昼飯はあきらめた。
 大川内山までは、それほど遠くはない。山の中腹のバス停で降りた。さすがに有名な伊万里焼きだけあって、陶磁器の店が坂道にずらっと並んでいる。
 帰りのバスの本数も少ないので、3時間くらい1軒1軒じっくり見学した。ちょうど風鈴祭りといって、各窯元でつくった陶器の風鈴がずらっと飾ってあって、風が吹くと風鈴がチロチロ鳴って、なんかいい雰囲気である。
 焼き物は、一見統一されているように見えるが、一軒一軒を丹念に探索すると、似ているようで違う。作者の個性が出ていておもしろかった。
 陶磁器を窯元で直販しているが、値段は高めである。高いのは、ちょっと手を出せないし、足が電車バスなので、嵩張るものは持ち歩けない。ということで、酒飲み用にお猪口と、風鈴、小さな花挿しを買った。
 陶磁器は、好きでいろんなところに行ったことがあるが、伊万里は気に入った土地のひとつである。実はいつの日か投資で成功したら、自分で窯を開きたいと思っている。


84%が味の違いを感じた、有田焼・伊万里焼の和食器香酒盃 赤薔薇


ipodを買ってから

2008年08月17日 23時00分37秒 | Weblog
 

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 ipodを買って1ヶ月以上経った。
 買う前は、便利そうだけどあんまり使うとは考えていなかった。パソコンにある音楽ファイルのバックアップくらいに使って、後は旅行とか電車にのるときに使うくらいかな、と思っていたが、、、
 いざ、手に入れて使い始めてみると、かなりのヘビーユーザーになってしまっている。今や私にとって、IPODがメインのオーディオ機器である。
 昔、少しオーディオに凝ったことがあった。当時はインターネットもなく、オーディオブームみたいな時代があった。私も入門用のオーディオシステムをそろえたことがある。でも、いつの間にか部屋の粗大ごみ化してしまい捨ててしまった。
 そのときに集めたCDのコレクションは、そのまま残してある。ジャンルはいろいろだが500枚くらいあるだろうか。そのコレクションをIPODにガンガン入れて、聴いているうちに、昔のオーディオ熱がよみがえってきた。
 また、オーディオの世界にはまってみるのもおもしろいかなと。昔に比べて、はるかに使えるお金は増えているので、はまってしまうと、怖いところもあるが、例えば、月に5枚CDを買うくらいなら、道楽として社会的にも許容されるだろう。
 オーディオシステムとしては、IPODの他に、ちょっと高級なヘッドホンとヘッドホンアンプくらいをそろえれば、数年は使えるだろうし。
 こんなにいいなら、もっと早くIPODを手に入れればよかった。

 

資さんうどんを食べて伊万里へ

2008年08月10日 09時49分40秒 | 2008年7月北九州ツアー
 朝早めに起きて、ホテルをチェックアウトして、小倉駅方面に向かう。昨日街中で見つけた資さんうどんという24時間営業の店で朝うどんを食べることにした。資さんとかいて「すけさん」と読み、北九州を中心にチェーン店がある。
 一番人気のごぼう天うどんを注文した。澄んだスープに、細長いごぼう天、「資
」と書いてあるかまぼこがのる。店の中にはおでんがおいてあったり、他にもいろんなオプションがあるようだ。出汁がうまい。麺は柔らかいタイプでおいしくいただけた。
 小倉駅から新幹線に乗り博多駅まで移動する。博多駅からバスターミナルに移動してバスで伊万里方面に向かう切符を買う。バスの発車まで時間があるので、博多駅の地下街でお土産を下見してから、バスに乗る。福岡市内は、広い道路で、大都会という感じだが、海岸沿いを走るとだんだん田舎っぽい風景になる。
 だいたい1時間半くらいで、伊万里のバスターミナルに到着した。いかにもローカルなバスターミナルで、路線図や時刻表を見ると、廃止された路線が多く、なんとも痛々しい。



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戸畑祇園大山笠

2008年08月06日 23時07分00秒 | 2008年7月北九州ツアー
 ほろよい気分で、大通りからバスに乗りこむ。
 その日は、戸畑区で戸畑祇園大山笠というお祭りがあるそうで、せっかくなので、見物に行くことにした。
 地元のお祭り以外は、ほとんど見る機会がないので、楽しみである。バスは、戸畑駅まで行くのだが、途中のバス停で目的の山笠が見えたので、途中下車した。バスでの移動は、こういう小回りができるのでいい。
 広い通りに人垣ができていて、大きな山笠が、いくつも見える。山笠は、ちょうちんで飾られていて、幻想的な光景である。
 どうやら、一般道を周回コースみたいな形にして、その周回コースを山笠がくるくる周回するというお祭りらしい。ひょっとしたら、山笠同士で競争しているのかな。
 人ごみをぬけて、神社の前にたどり着いた。神社の前の広場には出店がたくさんでていて、私にとっては珍しい「はしまき」という食べ物を買って食べてみた。お好み焼きを箸に巻いた様な食べ物である。
 一度も見たことがないはずのお祭りなのに、なんか懐かしい。
子供時代に戻ったように、わくわくした。
 やがて、お祭りが終わったというアナウンスが響き、またバスに乗って、小倉市内のビジネスホテルにたどりついた。
 少し雨が降り始め、ホテルの前の路上で泥酔して、寝てしまっていた人を見たので、こんな場で寝てちゃまずいよ、と起こしてあげた。


門司港の地ビールと小倉の赤とんぼ

2008年08月04日 20時42分04秒 | 2008年7月北九州ツアー
 唐津からフェリーに乗って、門司港に戻った。駅の周辺を散策していたら、珍しい跳ね橋を見つけた。船が通るときだけ橋が上にあがる仕組みである。その橋を渡った先に、地ビール工房を見つけた。
 いろんなところに旅行に行くときには、ついそこで、地ビールを飲んでしまう。実際には、どこで飲んでもそんなに違いはないのだが、それでも旅先で飲む地ビールはうまいと思う。
 店は3階にあり、景色がいい。門司港が広く見渡せる。地ビール3種類と、サバの焼いたのを注文して飲み食いした。昼間から、うまいビールに旨い魚、景色もいいし、かなり満足である。
 門司港は焼きカレーという食べ物が有名で、その地ビール工房でもメニューにあったのだが、すでにお腹いっぱいで、焼きカレーはあきらめた。

 ほろよい気分で門司港駅から鉄道に乗り、小倉のビジネスホテルにチェックインした。近くにあった居酒屋赤とんぼという店で軽く飲むことにする。
 この赤とんぼは、大田和彦という人の居酒屋紀行にもでてきた居酒屋である。飾りっけのある店内に、カウンター席が並ぶ。先客は、道楽おじさんと出勤前ホステス風が二組。ちょっと大人の雰囲気である。
 瓶ビール一本と冷酒を2杯。つまみには、刺身の盛り合わせと海老のフリッターを頼んだ。
 刺身は、さすがにうまい。玄界灘の新鮮な魚を使っているのだろう。いろんな種類の魚をたくさんいただけた。一番記憶に残っているのが、たこの刺身である。こんなたこは、他ではみたことはない。
 玄界灘の魚は有名だが、こんなにうまいとは知らなかった。もっと、いろんな魚を食べたかったのだが、さすがにそんなには食べられない。
 満足して次なる目的地に向かった。




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唐戸市場で寿司を

2008年08月03日 20時20分47秒 | 2008年7月北九州ツアー
 門司港から下関までは、割と短い船旅である。ここから巌流島までいける航路もあるのだが、割と時間がかかるようなので、今回はあきらめた。
 対岸の下関につくと、すぐそこが、唐戸市場である。モダンな食堂、お土産街もある。ここは、寿司が有名なので、私も少しつまんでみようかと、唐戸市場の構内に入って行った。
 真ん中あたりの通路の両側に、寿司を置いた店がたくさん並んでいる。よーくみたわけではないが、店によって、いろんな特色があるみたいだ。
 ちょうど、1時頃ついたのだが、これからタイムサービスを始めるということで、寿司1貫100円でいいと、店の人に声をかけられた。どの店も、だいたい同じタイミングでディスカウントされるようだ。
 うまそうな寿司とかわいい店員さんのいる店で、寿司4貫とビールを買い、市場構内にある簡易の食事どころに座って食べ始めた。
 うわっ、これはうまい。
安いし、ネタはでかいし、味はそれほど期待していなかったのだが、新鮮で、臭みもなく、弾力があり、間違いなくうまい。
 こんな雑然とした市場内でなく、銀座の高級すし屋だったら、1貫1000円とかするような素材なんではないだろうか。下関名物のふぐ刺しも売っていたのだが、おなかがいっぱいで、今回はあきらめた。
 うまい寿司と缶ビールを堪能して、売店ではちみつのソフトクリームを食べながら、関門海峡と橋、海の景色を眺めから、またフェリー乗り場に戻った。



山口県下関の唐戸市場でせり落としたとらふぐを急速冷凍してお客様のご家庭にお届けします。冷...


レトロな門司港駅と九州鉄道記念館

2008年08月02日 13時06分20秒 | 2008年7月北九州ツアー
 やがて門司港駅に到着した。電車からホームに下りて、辺りを見回すと、レトロな雰囲気で、昔懐かしい情景が広がる。古い車もおいてあって、レトロ感を演出している。
 古い駅舎を大事に長い間使って、いつの間にかレトロになってしまったということだろうが、古い物を大事にすることはいいことだなと、再認識した。
 昔の門司港は貿易港として栄えていたらしく、街中には古い建物が点在している。最近、門司港に韓国までのフェリー乗り場ができたそうで、商店街には、ハングルで書いた広告が見受けられた。
 九州鉄道記念館があったので、ちょっと入ってみた。昔懐かしい鉄道の資料があり、鉄な人にはたまらないだろう。鉄な甥っ子にキーホルダーのお土産を買った。
 有名なバナナと叩き売りは見つからなかった。フェリー乗り場で、下関の唐津行きのフェリーに乗った。


門司港バナナはろうきてぃ ぬいぐるみ(笑目・小)



小倉の肉うどん

2008年08月01日 22時43分27秒 | 2008年7月北九州ツアー
 ブルートレインの車窓から、朝の海景色をながめていると、車内放送があった。朝の弁当を売りに来るとのこと。おなかは空いていたのだが、今日はいろいろ食べる予定があるので、朝駅弁は食べない。
 下関で、5分くらい停車するので、そこで弁当を買ったりする人もいる。下の座席に座っていた人が、下関のホームの売店でうどんを買ってもちこんで、食べ始めた。ふぐの天ぷらがのっているうどんで、いかにもうまそう。今度来るときには、あのうどんを食べてみたい。
 そうこうするうちに、関門海峡を越えて、九州に上陸、しばらくして、9時過ぎに小倉駅に到着し、ブルートレインを下車した。

 さて、遅い朝飯を食べにいくか、と路線バスで小倉南区方面に向かう。実は、この周辺には、独特な肉うどんを出すうどん屋がたくさんあるらしい。バスを降りて猛暑の下、かなりの距離を歩き、「たけや」と「柴山」という2軒で肉うどんを食べてみた。
 そんなにいい牛肉ではないだろうが、柔らかく煮込んで味の染みた肉がゴロゴロうどんの上にのっている。かなりの迫力である。おなかがいっぱいになった。当分肉うどんは、食べなくてもいいというくらい肉を食べた。食べても食べても肉がでてくるといった感じである。

 北九州には、製鉄所とかあるので、肉体労働者向けにこんなうどんができたのかな、という気がする。
 再び電車に乗り、門司港方面に向かう。




ぼくブルートレインにのったんだ