中国の不動産に投資

　中国人の友人と話していたら、中国の不動産投資は、有望だという話を聞いた。その友人は日本で一生懸命働いて中国でマンションを買うのが夢だという。もし興味と金があるなら親戚にそういう業者がいるので、私にも紹介してくれるという。
　たしかに、中国の不動産ビジネスははじまったばかりで、これから伸びる可能性が高いと思う。前に韓国人の友人に聞いたらソウルではマンションが1億円もして庶民には手が届かない存在になっているというし、この前に行った韓国の地方都市でも5000万円ほどになっているそうなので、中国でもそんなバブルの状況になる可能性はあると思う。
　それに、不動産の値上がり益と人民元の切り上げとあわせて、ダブルで大もうけというおいしいシナリオも考えられるし、銀行から借り入れて、投資すれば、リバレッジを利かせられるところもいい。
　中国の不動産はまだ安いので、もし、予想が外れて投資物件を失ったとしても、夜逃げするほどの損失ではない。マンションを買って、当面は人に貸しておいてから老後はそこに住んで、中国内を旅行して暮らすのもおもしろそうだ。
　マンションを買うと、日本の権利証みたいなものもくれるそうだが、ただ、やはり不動産は、身近で手に届くところでないと持ってるという実感をもてないし、人に貸すにしても中国にコネクションがないと管理しきれないだろう。それに人民元が切り上げられた段階で、利益確定のために不動産が売られ、価格が暴落するリスクもある。
　中国人の友人のルートを使えば、うまい話にのれそうな気もしているが、あんまり信用ならない奴だしなあ。。
　ま、研究だけはしてみよう。


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