長岡育英センター・ブログ

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育英が僕らの放課後の場所!

ヘラクレスもネプチューンも子ども達に教わった

2006-10-08 23:28:28 | 川上のひとりごと日記
食事の後の時間。
テレビを見ながら食休み。

先生に甘えていられる時間が、みんな好きです。


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土曜日は、来たことのある人はみんな大好きなんです。
なぜって、子ども達が自分たちの発想で好きなだけ
遊べるから。




体を動かすもよし、じっくり本を読んだり、絵を描くも
よし、ピアノを弾くもよし、料理作りをするもよし、
おままごともよし、もちろん折り紙もよし、工作もよし。




ルールは守りつつだけど、「やらなきゃいけない」ことは
「無い」のが土曜日。

だから、土曜日のみんなは、実にイキイキしています。

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平日はわたし達センタースタッフもやるべき「日課」に
追われ、余裕を失っているのでしょうか。

土曜日は、子ども達の良いところがたくさん見えてきます。
平日よりも、断然輝いている子ども達が見えてくるのです。



「あぁ、折り紙が得意なんだね。」
「こんなやさしいところがあるのか」
「意外な強さもあるんだね」
「ボール遊びもうまいね」
「ピアノが素晴らしくうまいね!」
「踊りが好きなんだね」
「料理が好きなんだね。そしてお手伝いも上手だ!」
「下級生との遊びや、下級生の世話がうまいんだね」




平日の、放課後の子ども達を基準にみんなを見ていると、
見えないことばかりです。

知っているようで、知らないことって、日々一緒に
いる子ども達のことでも、山ほどあるんだとわかります。



子ども達の能力や魅力を測る基準をもしもたった一つしか
持たなかったら、見えてこないものがあるだろうし、
正しく理解できないかもしれないなって思うのです。

果たして自分は、数少ない視点、狭い視野だけで、
間違った先入観だけで、可能性に満ちた子ども達を
ワクにはめて見てしまってはいないだろうかと、

ハッとさせられたのです。






子ども達を完全に理解することはとても難しいし、
それは親でも無理だということはわかります。



だけれども、子ども達が輝いている瞬間だけは
誰でも良いから近くにいる大人がしっかりと
見逃さずに、見ていてあげたいと思うのです。






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川上は、ヘラクレスのことも、ネプチューンのことも、
全然知らなかったけど、育英センターの子ども達から
日々教わっています。


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 by 川上

紙でヘラクレス!!

2006-10-08 22:54:23 | きょうの育英
「先生、ヘラクレス!撮って撮って!」
「むむむぅ、すごいねー。」

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さてこの日、男の子達は、サッカーをしたり、
バスケをしたり、その合間に、見本もないのに
いつものように紙で虫を作ります。


すごいんだなぁ。

これには本当に感心します。


ときどき(?)切った紙くずやはさみなどの
片づけを忘れて、先生達に注意されることも
あるけど、彼らのセンスと技術には脱帽です。

素晴らしいのです。




















作り方のノウハウは、お互いに教え合って
いるようです。

そこがまたいいのですね。


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 by 川上

切り絵遊び

2006-10-08 09:13:17 | きょうの育英
カッターを使って、絵を切っていく。

面白いけど、だんだん無口になります。

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昨日の育英。

切り絵をやってみました。

実は川上は小学校の3年か4年生の頃、
「切り絵クラブ」に入っていました。

「切り絵クラブ」?地味!

なぜに?とお思いでしょう。


それというのも、当時の担任の先生が担当していて、
ときどき見せてくれた「切り絵」に興味を持っていて
その先生がクラブで切り絵を教えてくれるというので
興奮して、迷わず参加したというわけです。

先生の影響は大きかったですね。


作り方はというと、白い紙に下絵を描いて、マジックや
筆でその線を太くして、黒い画用紙に貼り合わせ、
カッターで切り抜いていきます。

で、切り抜いたものと、台紙(白が基本)を糊で貼り、
完成です。

シンプルでしょ?



カッターはOLFAのペンタイプのカッター
(「アートナイフ」)がいいよと当時
教わったので、そのままムサシで探して
買ってきました。
税込み375円。

それと、ついでにカッターの傷が机に
付かないように買ったカッターマットが
590円。こっちの方が高い。

後は画用紙さえ調達して、手を切らないように
気を付けさえすれば、965円で相当楽しめます。


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「切り絵のいいところは、絵を描く力は
そこそこでも、黒と白で表現するとそれ以上に
うまく見えるところだ」

と、かつての我が恩師である先生が言っていました。


なるほど、そう思ってみてみると、どうです?

いいでしょ?


というわけで、川上の1作目はこちら。



ジャック・オー・ランタンです。
ハロウィンシリーズです。


そして、第2作目はこちら。



おなじみイクエイ象。

いや、「おなじみ」かはわかりませんが。




で、これを水彩絵の具で着色すると、
こんな風になりました。




いやはや、先生のおっしゃる通り、
そこそこの絵でもうまく見えます。

見えます?

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そして、由香莉先生の作品。



すっかり切り絵が気に入った様子で、
「このカッター、ムサシで絶対買います!」
と言って帰りました。


楽しいハロウィンになりそうです。

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 by 川上

良寛汁作り

2006-10-07 23:34:03 | きょうの育英
「油がはねてヤケドをしないように、
 そぉっと入れるんだよ。」
「はい」

お手伝いの後は、おいしいお楽しみ付き。


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いもほり遠足が雨で中止になった土曜日の育英。

通常の土曜保育ですが、新保先生の来てくださる
週だから、食事作りがあります。

きょうはもちろん、良寛汁。

良寛様にちなんだ具を選び、それでお汁を作り、
本当は国上山でいただく予定だったものです。



鶏肉で作った団子を油で素揚げします。
これをお汁の中に入れて…




じゃじゃーん。

こんなに「おいしそうに」なりました。

いえいえ、「おいしく」なりました。

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自分でお手伝いして作った味はどうですか?

「おいしい!!」





おいしかったですよー。具だくさんで。



さて、清貧の思想の良寛さんからすると
この豪華なお汁はどうなのかな…。

でも、おいしいから良寛さんも喜んで
くださるでしょう。


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 by 川上

切り絵をしてみた

2006-10-07 18:31:43 | 携帯日記
土曜日の育英センター。

切り絵を思い出してやってみました。

ちなみに川上作です。

子供たちも挑戦できるかな?

いもほり遠足中止のお知らせ

2006-10-06 15:52:44 | 育英センター情報
10月7日(土)に予定していた
「いもほり遠足と国上山トレッキングの旅」は、
雨の回復する見込みがないため、中止とさせていただきます。

小雨の場合には「いもほり」と国上寺周辺の散策だけでも
行う予定でしたが、台風17号(16号はすでに低気圧に)、
またそれによる秋雨前線の影響により雨が降り続くようです。
(15:35現在、大雨、洪水、強風、波浪注意報が発令されています。)

残念ですが、別の日に実施することができないため、
延期ではなく、中止とさせていただきます。

参加費は後日全額返金いたします。

なお、7日の育英センターは、通常の土曜保育といたします。
お弁当をお持ちくださいますよう、お願いいたします。

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 by 川上

いもほり「開催・中止」の決定について

2006-10-06 08:04:33 | 育英センター情報
明日のいもほり遠足ですが、お天気が心配です。

現在の時点では、雨の予報で、降水確率も
大変高くなっております。


屋外行事ですので、「小雨決行」「荒天中止」の
予定でいます。


昨年のように小雨であれば行っていもを掘って
その後は分水の勤労者体育センターで運動あそび、
そして昼食をいただき、その後国上寺の散策を
する予定です。

しかし、「激しい雨」などの降る予報が出れば、
延期はできないため、中止も検討しています。


開催・中止の決定は、本日中に電話及び
このブログで連絡します。


てるてる坊主を百個くらい作りたいところですが、
台風2つと秋雨前線のトリプルアタックには勝てない
かもしれません。

この後の天気の動向に注意していきます。

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 by 川上

「酒呑童子の湯」と「千眼堂吊橋」が待っている

2006-10-05 22:47:08 | きょうの育英
あさっては「いもほり遠足」。

きょうは由香莉先生の力作の「しおり」が
完成したので、みんなに配りました。



うぉ~。今回は足湯も入るのか…。
山は歩くの…?

ドキドキですねぇ。

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さて、今回のコースは、去年とおおよそ
同じコース&ルートですが、少しだけ
お楽しみが違います。

今回の目玉は国上山を下りた後に、
「道の駅国上」にある“足湯”「酒呑童子の湯」に
入ってじょんのび(土地の言葉で「まったり」みたいな意)
してきますよぉ~。

酒呑童子というのは、越後で生まれ、国上寺の
稚児として預けられた絶世の美少年であったのが、
云々…。そして、日本を代表する強い鬼になったと
言われているそうです。


えぇっと、詳しくは、こちら。
  ・酒呑童子伝説(燕市HP)

  ・酒呑童子(Wikipedia)

ちなみに、いもほり遠足の翌日には、まさにその
酒呑童子のお祭り「酒呑童子行列」が行われる
そうですよ。

ご用とお急ぎでない方は、ぜひお出かけになってみて
ください。



こちらが、「酒呑童子の湯」全景です。

地元のおじいちゃん、おばあちゃん、おじさん、
おばさん達と、一緒に楽しく足をチャポチャポ
してきましょう。



硫黄のにおいもほのかに香って、思っている以上に
気持ちいいです。ちゃんと温泉なのですよ。

といって、体を洗ったりしてはダメですよ。


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それから、去年渡れなかった千眼堂吊橋は
今回は渡れますよー。先週土曜日に主任先生と
下見に行ってきました。



この案内板によると、地上 35m!!! の高さの吊り橋です。

アハハハハ。落ち着いて楽しく渡ってきましょうね。



こんな感じですよ。


すんごいですよ。

以上、現地での画像は下見の際にビデオカメラで撮った
画像からキャプチャしたものです。


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さて、心配なのはお天気です。

現在のところ、雨の予報が出ています。
昨日の午前までは、降水確率が低かったのに、
昨日のお昼頃からぐんぐん確率が上がってきました。

また育英センターの行事は雨になるのでしょうか。


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 by 川上

いいんだよ

2006-10-04 06:10:18 | 川上のひとりごと日記
夜回り先生こと水谷修先生の講演に
10月1日行って来ました。

レポートを書きたいのですが、あいにく
時間がありません。

また、伝えたいことはたくさんありますが、
聞いて間もないので、記憶が濃すぎて、
かいつまんで話すことができません。

週末にはレポートを書きます。

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リアル水谷先生を見て、表面的なことばかりですが、
印象に残ったことだけ、素早く書いておきます。


1.水谷先生はテレビで見るよりも、素の表情は厳しいこと
  (入場から講師紹介の間、椅子に座っているときは
   すごい表情でした。文字通り「凄み」がある。)

2.登壇する時も、マイクの前に立つ時も、
 講師紹介を受ける時も、とても礼儀正しく
 腰を90度近く折り曲げてお辞儀をしていたこと、

3.学校の先生だからか、話はとてもうまく
 (もちろんいい意味で)ぐいぐい引き込まれること
 1時間半、まったく飽きさせません。

4.聴衆の年齢層に合わせた話題と、涙の出る話だけでなく、
 会場を笑わせる話と、緩急つけた話し方で、
 引き込まれます。


5.素の表情、厳しい話をするときの表情は厳しいが、
 子ども達に対して語りかける時は、すごくやさしいこと
 
6.講演後に著書を買ってくれた人全員にサインを
 してくださったのですが、次の新潟市での講演が
 迫っているにも関わらず、すべての本にものすごい
 速さで書いてくれていました。
 
 時間がないから何人までとか、この列までとか
 言うことなく、すべての本にサインしていました。
 まじめに、一人ひとりに向き合おうとする姿勢が
 ここからも感じられました。

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川上も著書「あした笑顔になあれ」の中に
「いいんだよ」の言葉とともにサインしていただきました。
(冒頭の写真)

「いいんだよ」の短い言葉の中に、水谷先生の
子ども達を思う大きな気持ちと、スタート地点が
端的に表れています。

水谷先生の願いは、
ただでさえストレスの多い子ども達をさらに
追いつめている大人達(もちろん川上も含めて)が、
今一番手っ取り早くできること、それは「夜回り」ではなく、
身近にいる子ども達に対して、そっとそばにいて、
「いいんだよ」って、今までのこと、その子自身を
全部無条件に受け入れてあげてほしいということ。

そして、大人達は、子ども達のそばで、やさしい、
あったかい、美しい言葉を一つでも多く子ども達に
かけ続けてほしい。


それが、水谷先生の願いです。


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しかし、しかし、ただこれだけのことが、
簡単でありながら、いかに難しいことか、
川上は帰ってきてすぐに感じました。

娘を保育園の日曜保育に預けて行ったのですが、
迎えに行って、家に戻って、やっぱり数分で
厳しい言葉の方が先に出てしまいます。

あったかい、やさしい、美しい言葉……
自分に言い聞かせますが、なかなか反省してみると
厳しい言葉と誉める言葉とどちらが多いかふり返ると、
誉める言葉は出にくいのです。


日々、自らに言い聞かせ続けなければいけないと
感じたのでした。

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最後に一つ、ショックな話。


今の子ども達の現実をわかっていないのは
大人だけなんだとあらためて感じました。

自分も子ども達に携わる仕事をしていますが、
なんにもわかっていないんだと感じました。


それは、ドラッグとリストカットのこと。

川上は、地方都市である長岡には、ドラッグも
リストカットも無縁だと思っていました。

しかし、リストカットについては、かつては
新潟県はワーストに入る地域であったそうです。
それが、2年前の中越地震のおかげで、地域との
結びつき・助け合い・手伝い合う中で減少したそうです。

ドラッグについては、長岡市内のすべての高校の
生徒から、水谷先生の元にメールや電話での
相談が来ているそうです。

これまでに水谷先生の元に届いている25万件という
膨大なメールがこの根拠になっているのですから、
恐らく間違いないのだと思います。

ショックでした。


会場に来ている中高校生に向かって、
「友人や知り合いから、○○さんがドラッグを持ってるとか、
やっているって聞いたことのある子は手を挙げてご覧」
と問いかけると、手を挙げた人は、複数でした。

会場に来ていた高校生の数からすると、確率は非常に
高いのでした。


「これが現実です。知らないのは、親と先生と警察、
 つまり大人だけです。」と言われました。


このドラッグの話には、会場にいた大人全員が
血の気が引いたことと思います。

川上も一瞬寒気を覚えました。

ショックでした。



詳しいレポートは後日。


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 by 川上

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まもなく水谷氏講演会

2006-10-01 13:26:26 | 携帯日記
会場は超満員。

まもなく水谷先生登場。
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