ヒヤシンス

先週、子どもたちが学校から持ち帰ってきた
水栽培のヒヤシンス。


目の覚めるほど濃いピンク色や、真珠のように
乳白色をした小さな花をたくさんつけて、
冷たい空気の中に、凛とした鮮烈な香りを
放っている。


あの不格好なゴツゴツとした球根の中に、これほどの
美しいたくさんの花と鼻孔をくすぐる鮮やかな香りを
閉じ込めていたなんて、一体誰が想像しただろう。


誰が教えたわけでもないが。

これこそ、生命の力なのだろう。



時が来れば、花は自ら開き、香るのだ。


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Dreaming!! IKUEI!!
　by 川上