重量鉄骨住宅の工事現場では 外装の屋根・外壁が出来上がると
給排水配管工事が始まっていきます。
建物の設計計画の際、設備配管等の『維持保全計画』の策定が重要になります。
簡単に言いますと、完成した後で、給排水配管等の調査や修理が容易に出来る設計、という事です。
万が一 配管が詰まってしまったり漏水した時に修理が出来る様にする為です。
事前に給排水配管経路の図面を作成して、計画的に配管工事を進めていきます。
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外部の排水配管の交差する部分には『点検用の小口径桝』を設けて
もしもの時の詰まり対策となります。
基礎を貫通する排水配管は事前に補強を施した『スリーブ管』にて配管しています。
基礎コンクリートを後から 孔開けする様な仕事は決して行いません。
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室内配管の状況です。
見た目にも整理されていて キレイな状態ですよね。
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排水の配管施工は 排水がスムーズに流れる様に 配管の勾配に注意しながら、
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そして『通気』に配慮しての配管工事を行っています。
配管の中の空気の流れを良くして排水の流れを滑らかにする為の『通気配管』なのですが
同時に 排水配管に設けられた『排水トラップの封水』を保護する役割も担っているのです。
流し台や洗面台のシンクの下にU型に曲がった配管がありますよね。
全ての設備の排水配管には、
排水配管の内部からの匂いがお部屋の中にあがって来なくする為の『トラップ』が付けられています。
『ワントラップ』『Pトラップ』『Sトラップ』『ボトルトラップ』等々。
トラップの中には水が溜まる様になっている『トラップ封水』がありまして、
そのトラップ封水が臭気を防いでくれます。
そんな大切な『トラップ封水』を保護する為の『通気設備』はとても重要なのです。
『通気配管』は屋外に設置する場合が多いのですが
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室内に設置しなければならない箇所には この様な『ドルゴ通気管』を設けます。
配管の中の圧力により 空気を取り込む弁があって 通気の役割をしてくれます。
排水を流した時、大きな音が出ずにスムーズに流れる様に、
お部屋の中を快適にする為の手段でもあるのです。
もちろん、使用した材料の点検チェックも報告させて頂きます。
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この様な配管計画に付きましては、着工前にご説明すると共に
建物のお引渡し時にも、図面と写真にて お客様にご報告をさせて頂いております。
内装が出来てしまうと隠れてしまう部分ですので
後からも、その管理が出来る様な『維持保全計画』を実施して参ります。
by イケいけ ![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/eto_u.gif)
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