優柔不断後の決定 その2

日々つらつら書き留めます。ネガティブでポジティブ。
決定力と、前向き思考を手に入れたい。

「嘘つきみー君と壊れたまーちゃん8:入間人間」「【映】アムリタ:野崎まど」

2010-01-27 00:04:16 | 小説
そう言えば小説を全然読んでいませんでした。

どうもイグです。

表題作、2作読みました。

「嘘つきみー君と壊れたまーちゃん8」

大好き入間人間さんの小説。
正直あまり面白くはなかったかな。
途中で放置していたし。

あるホテルで色んな人が、色んな所で関わり合って物語を紡ぐお話。

そんな感じ。

ラノベっぽかったのが、
・自殺志願者
・下ネタしか頭にない大学生
・殺人者

とか出てきた辺り。

入間さんっぽかったのが、

・夫を愛しすぎて異常な奥さん

ぐらいかなぁ。

そんな感じ。
正直、嘘つきみー君も壊れたまーちゃんもあまり出てきませんでした。

まぁ、みーまーがいなかった時に、長瀬がってのがやりたかったんだろうけど、
これはちょっと違うタイトルで出した方が売れるんじゃないかな?



次。



「【映】アムリタ:野崎まど」


こ れ は 面 白 か っ た 。


非常に面白かった。

昨日買って、今日の昼食中に読み終えた。
それくらいスッキリ読めました。


芸大の「僕」が主人公。

映像担当で憧れの美少女「画素さん」
音響担当で仲良しの男の子(名前忘れた)

そして、一年下の、天才と呼ばれる監督「最原さん」

そこに、役者の僕が加わって映画を撮る話。


最初は「僕」がなぜ選ばれたのか解らなくて、
でもとりあえず絵コンテでも見てみようと思って見てみたら、

なんと2日以上も意識を持って行かれた。
それほどまでに面白い映画の絵コンテだった。

しかし。

それは実は最原さんの死んだ元彼の人が作った絵コンテだった。
役者は彼。でも彼はもういない。
だからこそ、姿形がよく似た僕がキャスティングされた事を知る。

けれど、代役だろうが問題はなかった。
あれほど引き込まれる映画に携われるのだから。


最原さんは、なぜかそれを作りたかったらしい。
天才の考える事は「僕」にはよく分からない。

徐々に撮られていく映画。
徐々にわかっていく最原さんの天才性。


そして、実はその映画のせいで「僕」の命が危ない事を知り……

それを突き止めようとするが……



みたいな話。

可能性の話かな?


こ れ は 面 白 い 


最後の最後は「えぇ!?」って感じでしたが、
その最後に持っていく流れとかは秀逸。引き込まれる。

そんな小説。

今年一押しの小説です(あまりまだ始まって間もない)

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