優柔不断後の決定 その2

日々つらつら書き留めます。ネガティブでポジティブ。
決定力と、前向き思考を手に入れたい。

電車の席が物語る。

2009-08-31 23:48:34 | 日常だだもれ
今朝は、金曜までに出さなければいけないモノを出し忘れてて
東京の方々に迷惑を掛けてげんなり。

が、しかし

午後は某高校へ行き、内装を見せてもらう。
内装にテンション(気分)が上がったけれど、それと共に
女子高生や女子高生を見れた事で著しくテンション(張り)が上がりまして




俺のマグナムが火を噴く所でした。




誰か鎮火してください(チンだけに)(書いちゃダメだよ)


でもそれよりも何よりも、昼下がりの休みの日の高校の雰囲気が
懐かしくて超よかったです。
俺も昔は高校生だったんだなぁとしみじみ。しみじみですよ。

どうもイグです。

やっぱり内装見るとテンション上がる。いいもんだよ。



さて。

いきなりですが、
僕は毎朝、必ず同じ時間に、決まって同じ電車に乗ります。
なぜならば、当駅始発→座れる→寝れるから。
待ち時間合わせて35分程かかる少し遅い電車だけど、
寝れるなら別になんでもいいよ。

そして決まって同じ場所に座るの。

普通の進行方向に向かって座るタイプではなく、
進行方向に向かって横向きに座るタイプ。

JR北海道(函館線)で言えば、わりと区間快速に多い椅子。


実は、優先順位があるんですよ。
1,進行方向に向かって座る席に座る
2,横向き席の、一番端(結合部分側)
3,横向き席の、一番端から2つ目
 (頭がちょうど窓のサッシに当たって寝やすい)

1はね、中々難しいの。みんな並んでるから、やっぱりね。
皆そこに座っちゃう。

2はね、難しいの。1がねらえなかった人がね、上手い事座るの。

だから、いつも僕は3に座るんですよ。


無駄な争いはしたくない。
1を狙って、でも中々無くてあたふたしてたら
なんかどこも座れなくて、
結局立ってます的なのは避けたい。

だから、大抵確実に座れる3に座るんですよ。


で、どうやらこれ、僕だけじゃなくて。


毎日毎朝。同じようにしている男性1名。女性2名。
見つけました。(趣味:人間観察)


男性は確実に、我先に真っ先に結合部分側の端に座るね。
進行方向向いて座れる席、余裕で座れるのに、そこに座るもんね。
どんだけお前その席好きなんだって聞きたい位座るね。

で、女性。

一人は、ほぼ確実に僕の目の前の席。彼女のベスポジらしい。
でも、今朝は結合部分側の端が一つ空いてたから、そこに座ってた。

あぁ、考える事は同じなんだって思った。


でも何だか裏切られた気分なのは僕が自意識過剰だからでしょうか。



そして、もう一人。

この人は、確実に僕の隣なんですよ。


しかも。


綺麗目お姉さん。









けど、本当、毎日そう。絶対。
どうやらこの席が彼女のベスポジらしい。
僕が座って目を閉じて、速攻睡眠を決め込むわけ。
左隣に人が座った感覚がするから横目で見ると、このお姉さん。


ちょっと良い匂いがする(変態)


普段の僕ならちょっと放送禁止用語に触れる位の事を、
むしろ触れすぎてお蔵入り的な事をしでかしてると思いますが、

いかんせん眠い。
本当、俺、本当朝はダメなんだよ。

だからいつもスルー。たまに目があって恥ずかしい(小心者)



で、今日(前振り長げー)

いつも通り寝てたんです。月曜だから速攻眠気が襲ってきて。
そんな時、ふと隣に座ったお姉さん。

あぁ、いつもの綺麗な人か。なーんて思ってました。


が、何かおかしい。


何かが違う。違和感。
目を閉じてるのに違うと解る俺はちょっともう色々駄目な気がする。


足の辺りにね、何か当たるの。こんなの…初めてです…。
え?足?え?みたいな。細身の方なので、今まで一切んな事無い。
心なしか、体が押されてる感触。え?どうしたのお姉さん。

で、チラッと見た。


やめときゃよかった。























驚いて、一瞬で目が覚めるほどの関取がいた。

しかも、おさげしてる。今時おさげって。女性かって。



女性!!??



関取じゃ、ねぇし。

カフェインもビックリなほど、目が覚めた。
運転用の辛いガム食べた時なんて比にならなかった。

関取、女性だった。

「ジィーザス!!!!」って。出そうだったもんね。

目を見開いて「おぉお…」って思ってたら、お姉さん来て、
違う席座っちゃったorz


それからはもう、全然眠れませんでした。
寝たら張り手が飛んでくるとか思ってました(なぜ?)

明日は頼むから。本当頼むから、お姉さん座ってくれ。



今日も世界は平和でした。

休日はだらだらゲームをするべきではないのだよ。

2009-08-30 20:40:42 | 日常だだもれ
僕は多くは望まない。

だから。

ハイチオールBのCMの輪っか、替わってください。
俺、頑張るから。
輪になりきって見せるから!!!


どうもイグです。


田中美保に触れられたい(病気)


さて。


今日は両親と一緒に買い物@ベッド。


ブログを継続して読んでる人は知ってるでしょうが、
ただ今、僕の部屋、ありません。
完全に居候扱い。ご飯も3杯以上食べると嫌な顔されます(それなんて戦時?)

そりゃ実家から会社通うって決まった瞬間に
「え、なに、あんた帰ってくるの?」って鬱陶しそうに言われた俺です。
部屋なんて…ないよな…

で、2Fのリビング的存在な言うてしまえば物置的な。
そんな部屋に布団をひかれ、プライバシーも特にない、それこそ
いきなり黄金伝説の透明な部屋で一ヶ月!的なノリで過ごしていました。


が!


ようやく新しい部屋を片付けまして(ってもまだ半分)

そんな複雑な、お前早く片付けろよ的な経緯があり、
今日はベッドを買いに行きました。


新しい部屋は4畳半しかなくて、
何それ、一人暮らしの時より小さいじゃんと苦言を申しましたが、
「じゃあ勝手に一人暮らしでもすれば?」と
殺した蚊を見るような目で見られたので、

泣く泣く…は、はぃい!!って首をタテに振らされてのスタート。


3件位回ったのですが、やっぱあれだね。
アウトレットは安いね。

結局安いのは選ばずに、収納がたくさんあるベッドを購入。
チラシに踊らされる人間とはこういう事を言うのでしょう。



即購入。



代金は両親にツケ。





……





笑えよ!
お前社会人のくせにベッド買ってもらってんじゃねえよって笑えよ!
自分で買えよって嘲笑えよおぉお!!!!!
ほら!ほらぁぁぁあああ!!!!!


クッ。


そんな感じで、ようやく部屋にベッドが来るんですよ!来週に!!

これで誰か読んだ時に


「ほら、部屋にベッド来たんだよ」

「わぁ、本当!ちゃんと部屋がもらえたんだね」

「座ってごらんよ。ふかふかだよ」

「わぁ~本当だ!ふかふか!」

「じゃあ、僕は君の二つのふかふかを触っちゃおうかな」


みたいな事。あるやもしれん

あるやもしれんんん!!!!!!!(ねーよ)


まぁでもこれで、
プライバシーのある生活になれる!
その後はテレビ買って!wii持ち込めば、もう大丈夫でしょう。

リビングのテレビでゲームすると家族がうるさいんだ。
俺、一番下だからさ。

犬とか飼ってれば、間違いなく俺の言う事聞かないね。

「ちんちん」覚えさせようとしたって絶対覚えてくれないね。
むしろ噛みつかれるね。
覚えさせようとした名前の場所を噛みつかれるね。
それはバター犬だね。バター塗った覚えないよね。

なんで噛みつくんでしょう?




…イカですかね?(食い物だとでも?)




そんな話はおいといて、ベッド探しもお昼に終わり、


午後はいつも行ってるバドの方々の試合を見にいってきて。
私服で行った事が悔やまれる位に立ってるだけで汗を流したんですが、
それでもまぁ色々見てきました。

色々ってのは、うん、まぁ、色々。

やっぱ身長158位でLサイズのユニフォーム着てちょっとダボダボ位が
萌え要素抜群だな、とか。
紺の上着にはベージュのパンツが一番バランスが良いとか。
女子はユニフォームは白を着ること、とルールブックに載せましょう、とか。

そんな事を馬鹿みたいに話してました。




…いや、本当。もうダメだと思う。


でも良かったよ。やっぱ面白そうだよバドミントン。
試合見に行くと全然テンションが違う。
俺大会出たくなってきたもん。

なんならシルバーウィークに合宿誘われたもん、高山で。
いこかしゃん。楽しそう。

明日は月曜。8月最終日。今頃必死扱いて勉強やってるんだろうなぁ。
さて、明日からも頑張りましょう!

程良く。

降りたその場は……

2009-08-30 01:46:47 | 日常だだもれ
女性にメアド聞く際、特に何も考えず普通に聞ける場合と
なんだか緊張しちゃって上手く聞けない場合、あるよね。
聞きたいんだけど聞けない→機会逃す、そんなモヤモヤ。

どうもイグです。

あえて言ってやろう。お前、高校生?


22歳にもなれば!
ある程度の事は経験してくると思うわけ。
先程のメアド云々然り、日常生活然り。その他諸々と。

人並みに色々してきたと思ってた僕でしたが、

昨日、なんと初体験しまし、しちゃった(///)



一皮むけちゃった(///)とか、そう言う問題じゃありません。
入れたのに、あれ?脱ぎ捨てたって言うの?とか、そういう問(ry
もちろん破られたわけでもありません(俺男)


…やっちゃった☆




起きたら隣に見知らぬ女性が……








いたら驚くでしょう。
んな事これっぽっちもあるはずがなく。





起きたらいつも降りるホームと違うホームだった。


だったんだよ(´Д`)


本当にあるんだね、こんな事。
いやいや、大学生活で、よく人が寝過ごしちゃった☆とか聞いてたけど
君らどんだけ眠かったんだよって思ってた。


樽から札幌に帰る人々が多い大学だったんですが、

樽→札幌(乗り過ごし)→新千歳だったりとか(わりと良くあるパターン)
樽→(割愛)→乗り換えて→帯広とか(なぜに?)

彼はなぜ乗り換えたのか。
今でも不思議。むしろもう不思議っつーかミラクル。奇跡。

奇跡ってのは人が起こすモンですね、わかります。
チルドレン:伊坂幸多郎ですね、わかります。


まぁでも、酔ってたら色々あるよね。


かくいう私も昨日は酔ってまして。

会社の飲み会があって、もちろん出席したの。
別に歓迎会でもなんでもなかったから、
ゆっくり飲んでようと思ってたんです。

そしたら、なんとお店が、
30人のお客さん(僕達)に対して、ホールが2人という罠。
飲み放題付きでですよ?


それなんて鬼?


人の配置おかしくね?


しかもお店ルールで、
飲み放題だけど、新しいのは空き瓶と交換とか言い出しやがりまして。

それなんて鬼畜?

店長ドSですね。わかります。

案の定回らないわけ。
ビール瓶はすぐに空くくせに新しいビールがまるで来ない。
そりゃ普通に先輩達も怒る怒る。
店員2人はあたふた(当たり前だ)



いやいや、そこは新入社員@俺
立ち上がりまして、お手伝い。
ってか、普通に回らないホール見てると苛つきません?(習性)

正直店員が可愛かったからってのもある(大部分)

ってわけでウロウロしながら
ビール瓶を下げたり、ビール注いだりしてまして。

案の定
「ビールを注ぐ奴は、ビールを飲む覚悟がある奴だけだ」
とか何かそれどっかで聞いた事あるよ(コードギアス)的な発言されて。

それからはガンガン飲まされて。
関連会社に札幌出身の方もいらっしゃって、
これまたガンガン飲まされて。

何で今コップ持ってるのに目の前に満タンのコップ3杯あるんですか?
とか聞きたかった。

けど聞けなかった。

イグちゃん飲んで♪なんて先輩女性社員にいわれたらもう…


もう!!


何でも飲みますよって話ですよ。
ビールでも溢れ出るあなたのビールでも何でもこいっつー話だよ(違うよ)


ってなわけで、十分酔っぱらった後に帰りまして。



その結果がコレだよ!!!!!




そんなお話があってですね。

今まで乗り過ごす事なんざ一度もなくてね、
今回、駅員さんに肩を叩かれて「終点ですよ」で起こされたら
乗り過ごしてたって言うそんな初めての驚き、そして溜め息。

起きたばっかの頭でホーム降りてもマジ状況判断に困るから。

飲んで寝て無理矢理起こされてるから吐きそうだし。

ちょっとしてからハッとして、時刻表見たら無事最終があったので、
それに揺られて帰りました。
駅→タクシー→就寝。


昼に起きたら脱水症状で口がカラッカラだったよ☆
しかも二日酔いで頭と腹が痛かったよ☆


え、あの、僕社会人ですよね?

学生とか…ちゃいますよね?ノリが……



もう二度としない。


※この「もう二度としない」と言う約束事は、著者により
 反故される可能性があります。

ミミズ垂らしてたらカジキがかかった。

2009-08-26 22:06:09 | 日常だだもれ
あー水曜終わったー。半分終わったー。後2日行けば土日だー
(社会人が皆考える事ですね、わかります)


イグです。どうも。


今日。仕事で客先へ行ってきまして。
他者さんの顧客だったんですが、僕の顧客でもあったので、
まぁお話でも、と思って行ったんですよ。

したら、いきなり大規模の見積もりだして、って言われまして。

どうやら大規模な○○をするらしい。(伏せ字ごめんね)
と言うわけで、「丁度良い所に来たね!」みたいになって、
お話してきたんですが、


完全に手に負えないんですよ。

その規模、

完全に手に負えないんですよ。



もうね、メッチャ無理。


てんで無理な話ですよ。


素人童貞が「僕、童貞じゃないから」って言ってる位、無理ある。
「私、コリン星から来ました」って言ってる位、無理ある。


そりゃ、注文欲しいけど、

川でミミズ垂らしてたらカジキかかったとか。

無理。

俺の心という竿が折れる。
下の竿は(ry


もちろん他社さんと比較して、
最終的にどこの会社がやるかってのを決めるので、
確定で僕がやるわけではないですし、まだまだそんな事は解りません。

でも、見積もり出すって事は、色々やらんとあかん事がありすぎて。
見積もりだせって言われて、はい、コレ。なんて言える規模じゃない。
マジで。

今の俺なら解る。多分、全部取れたら、数千万の数字だと思う。
んなもん無理に決まってるでしょう。


笑顔で話を聞きながら、ウヘァとか思ってたんです。



で。

30分も話してれば、相手が誰であれ仲も良くなってくるので、
ちょっと雑談みたいになって。


「今何年目?」みたいな話になったんですよ。

これはチャーンス☆とか思うじゃない。
一応、新入社員なので、ちょっとミスあるかも☆ごめ~んね♪みたいな
そんな事をにおわせる絶好のチャンスじゃない。前言い訳みたいな。

「あ、僕、実は…新入社員なんですよね」

なんて言ってみた。

言ってみたんだ。

したら、客先がね、悪気もなく言ったんですよ。
















「中途入社って事?」



……うん。

僕もね、最初、何言い出すのこの人って思った。
さも不思議そうな顔をするんですよね。その人。

けど、よくよく考えて、

つまり中途入社1年目に見えるって事?
それ、つまり28歳位に見えるって事?って、結論出た。


結論出て涙も出た。


「え……あ、えぇ!?
 あ、あ~いや、まぁ、良くそう言われるんですが新卒です」


って言った時の相手の顔が忘れられない。


「本当に!?」


疑わないでください。


俺、そんなに老けてるかなぁ?

地味にショックなんですけど。


あまりにショックだったために、
若返るためにさっき髪切ってきた。




そんな見積もりの話は一人でできるわけがないので、
とりあえず持ち帰ってOJTと話をし、今後の方針が決まったので、
次また行ってきます。

どうせやるなら注文取りたいなぁ。

「浮世でランチ:山崎ナオコーラ」

2009-08-25 22:59:36 | 小説
はい。

皆様14歳の頃を覚えているでしょうか。
あの、まだまだガキなのに、中途半端に大人になりたい、と思って。
口だけはイッチョ前のくせに、全然力が無くてね。

そんな曖昧な頃。14歳。中2ですね。

(多感な頃って書いたら、なんだか負けな気がするから書かない)

そんな小説を読みました。


「浮世でランチ:山崎ナオコーラ」

14歳の私と、25歳の私のお話が、交互に展開されていくお話。

14歳の私はともかく自分の世界を持っていて、
なぜ女子だからと言って、同姓でベタベタするの!?とか
大した事でもないのにキャアキャア言い合うの、意味解らん、とか
そんな事を思っている、ちょっと変わった女の子。

25歳の私は、会社をやめて、今からタイとか、旅行行ってきますっていう
お話。
14歳の私が少し残ってる感じ。
コミュニケーションが苦手で、OLな今でも、人とご飯食べるの苦手で
お昼ご飯は外で一人でランチ。


小説の半分位まで何が言いたいかよく分かりませんでしたが、


最後の方になってくると、おぉおおお!!そういう事か!!って思いました。
ラストの方は手が止まらん。


一番最後に、結論としてか、
わかりやすくそう言う感じで終わっていますが、

そこに行き着くまでの彼女の譲歩というか何というか。
そう言うのが面白かった。


個人的な感想としましては、
14歳の、フワフワとした人格形成の時間の書き方に感動。

何て言うのかな、
世界になじんでいく年頃でもある訳じゃない。14歳って言うと。
子どもから大人への一歩、みたいな。世界を知っていくってかさ。
13歳じゃちょっと子ども過ぎるし
15歳になるとちょっとやんちゃできてくるし。

規則って何?皆が守る事は私も守らなきゃいけないの?

とか、そういう疑問を持ち始めちゃう頃。14歳。


あの意地でも誰にも頼りたくないくせに、
誰かには構って欲しいって言うか、誰かに構いたいって言うか。
それが為に周りと折り合いがつかなくなっちゃったり。

世界との折り合いの付け方を段々と解ってくる年頃じゃないですか。
ワガママばっかりは言えない、と知る年頃でもあるような気がする。


そんな14歳の主人公。それ書くのすごい上手い。ナオコーラすごい。


そして、25歳。

14歳の私よりかは少しマシになったけど、
まだまだ自分は自分だって思ってる彼女。

大変だよね、世知辛いこの世の中で、自分を持って生きるのって。

そんなお話。


旅をして、何が変わるか。

そして、彼女がこの世界で何を思うのか。


だからこその、「浮世でランチ」って名前が付いたのか、的な。


緩やかに、けど面白い本でした。


そのほかにも、
普段は僕達が普通に見てる日常を、ナオコーラさんは
そんな普通な所を、何か気付かせるために書く書き方が
面白かった。


例えば、

乗っている飛行機が離陸する時、私は一気に不安定さを知る。
じゃあ逆に。
地球が何かにぶつかって、自転や浮かぶのをやめたら、
人々は今までの不安定さを知るのだろうか。

とか。

なんか斬新。この表現が気に入ってる。


そんなお話。

今度は「人のセックスを笑うな」が読みたい。文庫で出てるのか?あれ。

調べりゃわかるけど、そういう無粋な事は嫌い。
本屋を歩いて見つけたら、買ってみよう。

甲子園。冬に向けて。

2009-08-24 23:01:47 | 日常だだもれ
誰かの小説で
「秋は遠くからやって来る」っていう一文がありました。

最近、まさにその通りの気候になってきましたね。

春は雪が溶ければ春で。
夏は暑くなったら夏で。
冬は寒くなったら冬で。

この3つはいきなり来る季節。

でも、秋だけは、夏の夜が段々涼しくなって、
ゆっくりゆっくり来てる感じ。

そんなワビサビを感じています。風流ですね。
どうもイグです。

ってか最近思ったけど、俺の更新率異常な気がしてきた。


決して忘れていたわけではありませんが、
甲子園の準決勝。母校は負けました。
目が覚めてテレビを付けたら9回表で、0-2でした。

でも、その後の17番の代打君のタイムリー2ベースで
泣きそうになった。

マジあの大舞台でアレを打った彼に賞賛の言葉を捧げたい。
泣いてたしね。

残念でしたが、ベスト4。

でも、良い夢見させて頂きました。ありがとう、母校。
ありがとう、甲子園。

そして、中京大中京。よかったですね。
僕の働いてる所では、もう1時位から皆仕事放棄してましたよwww
営業先とか行ったら、普通に「打った!」とか聞こえました。

もう、本当ベスト4まで行ったらもうどこが勝ってもいいよ。
本当すごいよ。
プロとは違って自分のため、仲間のためだけに一つの物事をやりこむ
そんな高校生、すごい。エネルギーに満ちあふれてます。

大学生とはまたちょっと違って、
本当にエネルギーに満ちあふれていたのは高校生かも知れません。




さ、

甲子園が終わった瞬間に夏が終わったと思うのも事実。


夏も、もうすぐ終わりです。
大学の方々も、4年生は残す所、もう後半年。
正直、もう気が狂ったように遊べばいいと思う。
金なんて、親から借金しても良いから遊べばいいと思う。

楽しかったあの頃。思い出します。


あれからもう半年。はええっつうの。

さて、季節は秋へ。そして冬へ。冬が終われば春が来て。
そうして世界は回っていくのでしょう。
全ては神さまのレシピによって決まっているのさ。

地球は回る。君を乗せて。あのどれか一つに君がいるからでしょう。


それ、どこのバルス?


目が痛い。


さて、本格的に涼しくなってくる季節がやってきます。
正直人肌恋しい季節です!!
冬と言えば、それこそカップル共のイベント盛りだくさん(氏ね)

逆に独り身には目も当てられない惨劇!!
それこそ目が痛い!痛いのは心!飲むのは涙!!くぅう~
今年は靴下用意して寝たくない!
むしろ靴下だけ履かせて誰かと寝たい(変態)

勝ち組と負け組のはっきりとした分かれ目!割れ目!!(それ違う!)
性なる夜(違う)を過ごせるかどうかの分かれ目!
性なる夜に割れ目を見れるかどうかの分かれ目(別に上手くない)

そんな素敵な日に、勝ち組になられるよう、
今から下準備、進めときましょう。水面下の戦いとかしちゃいましょう。

ちなみに僕の誕生日はハロウィン!皆さん、待ってます(下準備)









勝ち組共はラブホ満室で入れなきゃいいんじゃ!とか
クリスマスプレゼント渡して微妙な顔されろ!!とか
クリスマスカップルなんて所詮長続きしないでしょ?とか思う僕は


心が汚いですか?

それともひがみですか?




そうです、どちらもです。どうもありがとうございました。

「フレフレ少女」、「次の町まで、きみはどんな歌をうたうの?」

2009-08-23 23:04:21 | 小説
はい。僕です。

ついさっきまで、久々にテレビで映画の地上波見てました。
学生時代には普通だったこの事が、自由時間を惜しむ社会人時代では
とても珍しく思えます。

「フレフレ少女」

やっぱいいよ。高校生の青春モノ。
女の子(ガッキー)が
野球部のエースに恋をして、近づきたくて応援団に入って、
色々頑張るってお話。


(腰を)フレフレ少女だと思った僕は負け組(も、もちろん嘘だよ)



(でも、そんなAVありそうですね)


見所は、やっぱりガッキー。

ガッキー。

あぁ、ガッキー。

モー娘。世代まっただ中の僕としては、
荒垣なのか新垣なのかって話ですよ。

もう素晴らしいね。彼女の顔は神が作った芸術作品だね。
幾度と無く彼女の顔に見とれました。
お風呂のシーンとか。お風呂のシーンとか?お風呂とか。
いや、ゆうても、やっぱりお風呂だね。

その他と言えば、

お寺での合宿中に、他の団員が逃げ出して、
男の子が寝てるガッキーを起こす場面がありまして。
寝起きの声のガッキーの甘い声が非常に良かったです!!!(変態か)

そ、そして
最後の、団服脱いだ時のガッキーですよ。
話の流れで途中から団服ずっと着てたんですが、

最後の最後にセーラーに戻りましてですね。

それが、こうギャップって言うんですか。
メチャメチャ可愛くて。

俺第2ボタンもらってくださいって話ですよ。
むしろ僕の全部上げるからって話ですよ。
だから貴方の全てを下さいって話ですよ。

それこそベッドで腰をフレフ……




アウトーーーー




どんなに可愛くて、綺麗で、清純派の女性だって
年を重ねればそれこそベッドでフレフレ少女。

この現実にぶち当たって、僕は涙を隠し切れません。



まぁそんなお話ですが(違う)

物語の中で、なぜ応援するだけなのに
こんなに応援団も無駄な努力をしなければいけないのかって
怒る場面がありまして。

今でこそ、そういう努力の理由とか解るのですが、
確かに高校生の頃は解らなかったな、と。

あぁ、懐かしいな。子どもだったなぁと、そんな観点から見れた映画でした。

面白かったです。
てかガッキーが可愛すぐる(何度目)


そして、小説。

「次の町まで、きみはどんな歌をうたうの?:柴崎友香」

久々に足を入れたビレバンで、面白そうな本があったから
買ってみました。

短編2編入り。ボリュームは多かったです。


・「次の町まで、きみはどんな歌をうたうの?」

どこかよく分からない場所で、何時かよく分からない真夜中に
ぼくは何度目かの失恋をした。

そんな話。

親友カップルのネズミーランドへのドライブに、
無理矢理乗り込んだぼくと、もう一人の男の子。
ぼくはそのカップルの女の子に恋をして、
って言っても全然本気の恋じゃなくて

振られるのも当然のわけで。

って話。


・「エブリバディ・ラブズ・サンシャイン」

男の子に恋をしていた女の子(片思いか付き合ってたかはちょっと解らん)
が、男の子に振られた事を知って半年間何もせずにダラダラ生きるという話。
で、半年後の今、少しずつ立ち上がろうとする話。


そんな小説。

どちらも、ある事をきっかけに、
立ち上がろうと決めた人の話でした。

1作目は、才能があって、何でもできるくせに飽き性のぼくが主人公。
もう一度、頑張ってみようというお話。
2作目は、恋に破れた女の子が、
もう一度、頑張ってみようというお話。

個人的には2作目の方が好きでしたね。
主人公の女の子のゆっくりした感じがとても好きでした。

なんだかとても温かいお話でした(解説で綿矢りささんも言ってた)

結構簡単にまとめましたが、普通に深いお話ですので
あしからず。


そんな感じかなぁ。

目がさめればあぁ。月曜日。ブルーマンデー。


大学生はまだまだ休み。


ガンバローぜ!!!!社会人!!!!

休日:土曜日。 歳喰ったなぁと思う事。

2009-08-22 23:58:00 | 日常だだもれ
寝だめってできなと思われています。
しかし、少しだけなら、できるんです。
かくいう私も、実は割と寝だめができる方でして。
土曜朝とか、結構絶好の寝だめタイムなんです。

で、11時間も寝てしまいまして(今週は特に盆明けで疲れてた)

本日、起床2時。

気がついたら母校の試合終わってました。


どうもイグです。


起きたら母親に
「母校負けたよ」って言われまして。
「嘘!!!」と驚いた僕に向かって
続けて「うっそーwwwww」って言った時には

家庭内暴力する子どもの気持ちが少しわかりました。

ちゃぶ台返ししたろうかと思いましたが、溜め息で終わりました。


4強。

きましたね。


明日こそは起きて応援しなきゃ。
今からモンハンやるから保証はできないけど。

さて、その後は祖父の誕生日で飯を食ってきまして。


その後、久々にバドミントンをしに行きました。

OB戦が終わってからと言うもの、
案外仕事と遊びで忙しく、かつ腰も痛かったので
1、2回しかやってません。

腰が痛くなったのはバドのせいだけじゃないぜ!

「ラブ・オール・プレイ」の精神にのっとり(!
夜のベッドでシャトルならぬ腰を打ちつつ打ち返されつつ
ワンセット終わったらコートを替えつつ
「イン!」「アウト!」「イン!」「アウト!」の連続作業でした。

そりゃ腰も痛くなるよ。


とか書けたらよかったのになぁ(!




はい、アウトー。




そう考えると「ラブ、オール、プレイ」もそれはそれで卑猥じゃね?



いや、だからアウトですって。「普通の人」の枠から出てますって。




そんな妄想を口を開けて考えつつ、
久しぶりにやるバドミントン(つっても2週間ぶりとか?)
は大変疲れました。いや、バドミントンって疲れますね。
しかも技術面の細部が下手くそになってて凹みました。

ドロップが高いとか。クロスネットが甘いとか。

まぁ、いいや。所詮お遊び。


しかし疲れた。



話は変わりますが、

最近歳をとったと感じる瞬間があります。


この年まで生きてくる内に、結構聞かれた質問。

「彼女(彼氏)作るなら、年上なら何歳まで可?年下なら何歳まで可?」

昔は年上の歳の数が多く、年下の歳の数が少なかったのですが、
最近こっちに帰ってきてた友達と話してて、
それが少なからず反転する兆候が出てきました。

違う場所で、同期の子とも、そんな下らない事話してて、
仲良い女の子に
「結局イグっちゃんも若い女の子好きかよ。がっかりだわ!!実家帰れ!」
と怒られた事はまだ記憶に新しい。

俺も歳を喰ったなぁ。そんな事を思いました。

夢のチケットを放り出してた件について。

2009-08-21 23:46:31 | 日常だだもれ
先日、先輩からお誘いがありまして。

「イグ、お前土曜暇?」
「土曜ですか?あー、残念です。土曜は祖父の誕生日なんで、
 家族で飯、食べにいかなあかんのですよ。すいません」
「そっか。残念や。皆で甲子園行くんやけどな。」

「あぁ、決勝ですか?」

「いや、準々決勝。その日土曜やし、その日位にしかいけんやろ」

「そうですね、残念です。まぁ、一回行きましたし、いいですわ(笑」

「かち割り氷食ったるからな!あの単価めちゃ高い氷食うたるかんな!」


みたいな話をしてまして。

蓋を開けたら、なんと明日、母校の準々決勝じゃないですか。



行きてぇええええええええええええええええええええええええ



どうもイグです。

明日はテレビの前で11時から拳握って応援します。
いや…それはどうかなぁ。

暇な方がいらっしゃれば、応援してやってください。


でも、甲子園の8強とかになったら、もうレベルとか同じ位でしょ?
正直、運でしょ?
もちろん各選手のスタミナとか精神力とか有ると思いますが、
勝負は時の運って奴じゃあないんでしょうか。

昔、それこそが僕が高校にいた時。野球部の友達と話してて

「今この県下でどこが強いの?どこが勝つ予想?」

と聞いた所、

「ちゃうで、イグっちゃん。」

「?」


「強い所が勝つんやない。勝った所が強いんや。そんなもんやで」


と言われた事が今でも鮮明に記憶に残っています。
余程心に残った言葉だったんでしょう。

でも、それをその先輩(昔野球部)に言った所、

「名言やな」

って言ってました。
一対一、もしくは二対二で、
力の差が割とはっきりしていたバドをしていた僕にはよくわかりませんが、
そういうモノなのでしょう。

野球はあまりわかんないや。


ま、とにかく明日頑張ってもらいたいもんですね。


まだ、砂を持ち帰るのには少し早いぜ。

笑って持って帰ってきて欲しいモンだ。優勝旗と一緒にな。

「風に舞い上がるビニールシート:森 絵都」

2009-08-20 23:48:35 | 小説
帰り道にバスを降りて信号渡った所の駐車場にネコがいるのを発見し
キタキタ親父のごとく両手片足を上げライオンが襲う所をイメージした姿をして
「にゃぁああああーーー!」と言った直後に
横目で見えた後ろを歩いていた小さい子どもを連れたお母さんが
娘さんの手を引っ張りススッと早足で反対側の歩道へ行くのを見た男。

僕です。

逃げる事も怯える事もなくこちらを見ていたネコの瞳は
「こいつ、なにしてん」って語ってた。

もう本当。穴があったら入りたい。
むしろ入れたい。入れられたい。いや入れられたくはない。

でもそれが新しいエクスタシー


どうも、イグです。


うん、大丈夫。


というわけで、小説読みました。森絵都さん。
永遠の出口に続いて2冊目。

「風に舞い上がるビニールシート」

前々から気にはなっていたんですが、短編集だって知ってたので
中々手が出なかった小説。

でも今回は思い切って買ってみた。


感想。

色々な人が、それぞれ大事なモノを抱えて生きていると思いました。


小学生か!

でも、本当そう。まぁ、帯に書いてあるまんまだけどね。


小学生か!


ただ、でも、本当6編ある話の中で、
主人公はもちろんの事、
その他の脇役さんまで、何か大切なモノを守りながら生きているんですよ。
それに途中で気付いた自分をほめてあげたいね。

構成は6本の短編集が入っています。
6編も有るくせに、割とボリューミーです。

そして、比喩表現がすごくロマンに溢れてました。
表現の仕方が綺麗。よくそんな表現の方、言葉の選び方できるなぁって思う。

6本の内容を書くのはめんどくさいし
読む方もいると思いますので、その中でも気に入った2編。


・ジェネレーションX

会社員で40を目の前にしたおっさんが、得意先の若造と一緒に
お客様に謝りに行く話。

若造がまたこれ、最初は仕事中に私用電話し始めちゃってね。
おいおい、なんて思うわけです。
でも、途中からどうやら訳を聞くとなかなか面白そうな話で
主人公のオッサンも肩入れしていきます。


でも…


そんな話。

マジ最後、スカッとした。面白かった。かっこいい。


大事な何かを守ろうとして、辞表まで出そうとする若造。
そして、自分が気がついたら40手前のオッサンになってて
若い頃とは変わってきたな、と思う主人公の心境変化がすごかった。




そして表題作。


・風に舞い上がるビニールシート


もうね、設定からして素敵。
この話は本当、話の持っていき方が上手すぎ!!!


難民を救う職業の主人公:日本人女性A。
Aには夫Bがいて、その夫が紛争の巻き添えで亡くなってしまうんですよ。
3か月も仕事が手につかない位、落ち込むんですよ。

でも、彼女は、人前では素直に彼の死を嘆けなかった。

だって、少し前に、離婚してたんですもん。

ここのAの心境がね、マジ、すごい。森さんすごい。

そして、過去を振り返り、AとBが結婚するまでと離婚するまでの話が
書いてあるんですが、
これがね、また、泣かせるんですよ。
Aの苦悩とBの苦悩。分かり合えないのは悲しいけれど。


そして最後で、彼(B)が死んだ時の話をAが聞くんですよ。
Bはアメリカ人男性で、ユニークな方なんですが、

いつもBは
「ピンチになったら、Aのふくらはぎを思って、必ず生きる!」
なんて事を、昔から話してたんです。

でも、現に、Bは死んでしまった。


Aは言うんです。
その時、彼は、多分、Aの事を思って死ななかった。


けれど、彼が得られなかった、
生きる上で一番大事なモノを与えられて、死んだんだ、と。


暖かさに泣いた。
帰りのバスの中だったけど、俺普通に泣いてた。

なんかもう、多分普通の人なら「ふ~ん」みたいな話なんだけど、
このAさんとBさんに感情移入したら、絶対泣く。


そして感情移入させるように書くのが上手いんだ。


正直、森さんの小説は、細部までしっかり読んで、
「言葉の意味」、「そこでなぜそう言ったのか」とか、「態度」とか
そういう小さな事まで考えないと、
この話で何を言いたかったのか、ってのがわからないモノが多いんです。

流し読みとかじゃ、絶対わかんない。じっくり読まなきゃ。


正直、難しいです。この本の1作目とか俺良くわかんなかったし(爆


でも、何が言いたいのかが解った時に、本当すごく感動する。


これは、短編全部読んで見たらいいと思うけれど、
上げたこの2つは絶対読んだ方が良いと思う。

とくに、表題作の方は、絶対読んだ方が良いと思う。


そんな感想でしたー。