優柔不断後の決定 その2

日々つらつら書き留めます。ネガティブでポジティブ。
決定力と、前向き思考を手に入れたい。

一年度末

2010-03-31 22:33:04 | 独り言
今日は3月31日。

今日という日と明日という日は、
たった一日だけど、何かが違う一日になるでしょう。

2年前は、就活の圧に負けて風呂で泣いていました。
1年前は、期待を胸にしながら、東京で寝ました。
今年は、特に何も考えておりません(!

つっても、明日からは社会人2年目ですもんね。

一皮剥けて、または何かを破って、逆に破られつつも
僕らは一人前に近づいていきます。
同期の皆様、頑張っていきましょう。

もう「新入社員です」とは言えない辛さ。あたたたー
どうやらそろそろ真剣に怒られそうな雰囲気です。


今日は朝から、駅に若々しくエネルギッシュなスーツ姿が沢山いて
今から皆で寮とか行くんだろうかなぁ……とか思いながら
仕事に向かいましたとさ。

きっと、去年の僕はあんな笑顔をしていたんでしょうね。
怖いモノ知らずで、そして薄っぺらい胸に期待を膨らませて。

でも、どうやら社会は期待だけではやっていけないようで。
「綺麗な事ばかりじゃないんだよ!」って青年漫画で言ってそうな現実で。
それを思い知らされましたね。

きっと彼らも思い知るだろう。

このしがらみばかりで世知辛い世の中を。
楽しい事は8割減。辛い事は8割増。

今日の笑顔。
一年後の笑顔。

同じ笑顔であんな風に笑っていられる人はいるんでしょうか。



って書いてみたけど、
なんだかこないだ、非常に助けていただいている別部署の方に
「イグ君は楽しそうに仕事をするね」
って言われて
「そうでもないですよ」
って言った所
「俺だけじゃないよ、言ってるのww」
「嘘ばっかりじゃないですかwww」

「いや、いいか?3人が同じ感想を持ったら間違いじゃないんだよ」

って真面目に言われて、妙に説得力があって。
どうやら僕は、楽しそうに仕事をしているように見える様子です。

どうして
自分で見た等身大だと思っている自分と
他人から見た自分とは多少の誤差があるのかな。


でも製品の説明書を見ると、つい食い入るように見入ってしまう僕は
きっとこの仕事が好きなんでしょう。
覚えようとしてしまうのは、きっと仕事だから、と言う理由だけじゃないはず。

だと思います。多分。


楽ではないし、辛いし、正直俺仕事しすぎだなぁと思ってますが
それでも僕は、どうやらこの仕事が好きみたいです。

多分。


さて。

明日も、明日からも、頑張りましょう。

「猫泥棒と木曜日のキッチン:橋本紡」

2010-03-30 22:59:54 | 小説
今日はなかなか色々と知った日でした。

僕達営業の後ろに、何人もの支援部隊がいて、
そして僕達は、その人達に助けてもらっていると同時に
その人達のために、働かなければならない。

一人で生きてるわけではない。
社会は役割。誰もが自分の役割を持って生きている。

その中で、僕は営業という役割で。

なんだか、とても大切な一日でした。

「営業とかマジやる気ねえし」

とか言ってられないレベルでした。


どうもイグです。


だから小説は夜読みます。

「猫泥棒と木曜日のキッチン:橋本紡」

青春小説は「永遠の出口:森絵都」がすごいと思っていましたが、
橋本さんも負けていないですね。

この人は本当に。もう本当に。
上手い所や痛い所をついてきますね。


ストーリー

母子家庭の17歳の呑気な娘が主人公。
ある日、母親が家出をしていってしまった主人公の女の子。
私と、父違いの弟のコウくんと生きていかなければならなくなってしまって。
それでも私は全然寂しくなくて、呆れてツッコむ位は元気で。

むしろ家事が苦手なお母さんの変わりに、全て家事は私がやっていて。
だから問題は何もなかった。

そんな私は交差点で、よく子猫が轢死しているのをよく見てかけて。
それがきっかけで友達になった男の子と一緒に、その死体を家に埋めてやる。

ある日地獄の入った段ボール箱を見つけて。
そして唯一の生き残りの子猫を助けて。
それでもそいつは死んでしまって。


みたいなお話。


群像劇で、8話中2話ほど、その男友達視点からの話もありまして。

17歳の少女が大人になっていくその流れ。
色々な事をなくして、それでも色々な事を得ていく流れ。

もう素晴らしい。

書き方も嫌いじゃないのでとても好きです。
17歳の子どもでは何も抱えきれなかったあの感じが上手い。

子どもなのか、大人なのか。よく分からないその心模様。

素晴らしいですね。

「くさに座る:白石一文」

2010-03-29 23:28:55 | 小説
死ぬってどういう事なのか。
生きるってどういう事なのか。

どうもイグです。

「くさに座る:白石一文」

読みました。

短編集で、3作入ってまして、表題作が一作目。

優しい物語でした。

・くさに座る
・砂の城
・花束

砂の城はあんまり面白くなかったですが、

「くさに座る」、「花束」は大変面白かったです。

「花束」は
伊坂さんのチルドレンの話みたいでした(内容は全く違いますが)
ハチャメチャな男を横で見ながら物語が進みます。

経済の新聞社に勤める主人公と、ハチャメチャな男。
ハチャメチャな男が、銀行合併をぶっつぶす話。

政治とか金融とか僕にはよく分かりませんが、
一人の男が、自分にできない事するのを見ていく様は、小説の醍醐味ですね。

最後の花束の意味の場面では、
主人公がそうする動機にえ?ってなりましたが
僕が読み落としているからかも知れません。

そんな話。


「くさに座る」は何かもう、すごかった。

人生に躓き、人に躓き、ボロボロになった男が、
諦めたけれど、もう一度、なんとか立ち上がる話。

生きるとは何?ただその理由が知りたくて、会社を辞め、呆然と暮らす主人公。
やがて不幸な境遇に陥った、高校時代の先輩の女性と再会し、

色々ある話。
(大事な事ははっきり言わないのだよ)

最後は優しすぎて泣きそうでした。

人は死ねない。
生き続けなければならない。

そう言った、なんだかとても重たいけれど、けれど大事な題材の本でした。


写真集

2010-03-28 23:04:32 | 日常だだもれ
とりあえず聞いて欲しい。
ヒかずに聞いて欲しい。

僕には、目下もの凄く悩んでる事があるんだ。


「佐々木希の写真集を買うかどうか」


もうね。

もうね。

どうすればいいんでしょうかこのパッション。


どうもイグです。


超好きすぎる。やばい。
未だかつてこんなに好きだった芸能人がいたのだろうか。

いや田中美保も大好きですよ?(いきなりですね

とはいえ、なんて言うの?この天然の造形美。
ヤンジャンで初めて見た時から好きすぎてね。
最近テレビでも見るし、ガムのCMとかでも有名ですね。

超好きすぎる。

どうしよう。

今ざっと画像検索して見てたけど、ニヤニヤが止まらん。

あぁ、笑えよ!このキモオタが!って蔑めよ!
その蔑む目にもハァハァしてやんよ!(え?

でも本当にニヤニヤが止まらない。ドキドキも止まらない。
パッションからは屋良がでてくる
なんだろうね、この顔がほころぶ感じ。

「ほころぶ感じ」って言う言葉の使い方が既に気持ち悪い。


いやまぁ、ゆうても写真集を買う位の度胸は流石に僕にもありまして。
それはそれで良いんですが、

まぁ問題はその写真集をどう使うかですよね。

そのあまりの美貌っぷりに僕は呼吸をする事すら難しくなり
やがてそのほとばしるパッションは本当にほとばしり
「何でこのページ開かないの?くっついてるんだけど」とか言われるんでしょう。

無理矢理開こうとするその姿に僕は焦り
「いや、そのページは触らない方が良いかな……」って。

「あの、お願いだからそっとしといてやってください。
 そいつも無理矢理見られたくないと思うんですよね」って。

何だか妙にリアルですね。
浅野いにおで言う所の「シュインシュイン」ですよね。

言うてしまえば誰も見ないと思いますが(見せる相手がいないですが)


僕は過去の記憶から、
女性に「この人と結婚したい」と言う事を避けてはいますが
(このエピソードはまた違う時にでも)

それでも言いたい。結婚したい。

やがて年月と共に、
その美貌が薄皮を剥ぐように少しずつ、しかし着実に衰えていってしまっても。
やがてその肌には皺が刻まれ、太り、そしてやせ衰えてしまったとしても。

それでも僕は、それでも僕は彼女を愛します。


しかし読み直してみると


超キモイね。乙。



全然関係ありませんが、
名古屋に配属で後輩が2人ほど来ました。

その2人共から27日に「引っ越しました」って連絡が入りまして
なんだか俺忘れられてない!って
ハードルが低いですが歓喜により鼓舞してました。


と全く関係ない事を伝えて、お茶を濁したいと思う所存でございます。

立食パーティーからの散々な夜

2010-03-27 22:53:24 | 日常だだもれ
人は快楽を伴う失敗に関しては何度でも失敗する。

どうもイグです。

やっちまった。

今日はね、うん。カレンダー的に土曜出勤だったわけですよ。
いや、それはいいんです。どうせ現場があるから。
大きい現場になればなるほど、休んだって一応見にいかにゃならんのですたい。

そういう前提があった上でね。


昨日は某企業様の打ち上げがありまして、
僕と上司も参加させて頂いたんですよ。立食パーチー

初めてですね。この感じ。

口々に「ありがとうございました」と言われるも
「いや逆にこっちがありがとうですよ」ってずーっと言っておりました。


ですが。


飲まされる訳じゃないですか。
そんなもん、飲め飲めっつって。

「23歳ですよ」「イグさんその雰囲気で!?まぁ飲んどけって」
「北海道にいました」「観光地だね、羨ましい。飲んどけって」
「勉強になりましたよ」「じゃあ飲んどけって」

的な流れで。

しかもね、昨日知ったんだけど、
最悪な事に、客先に呼ばれて飲み会に行っても、ご飯食べらんねーのな。

食べちゃ駄目な事はないんですが、なんか。ねぇ。

ってな訳で頑張って寿司1貫だけ食べて、ひたすら飲んでまして。
そりゃもう酔っ払うに決まってる訳じゃないですか。


なんとか終わるも、
なんか飲み足りない!って言って先輩読んで数人で飲みへ。

いい加減酔っ払ってる僕と上司。

その後も色々…飲みました。

ビール、日本酒、ワイン、梅酒をね、4時間。

4時間ですよ。馬鹿じゃねえの?
終電終わってましたもん。


もう帰れないし、明日は普通に朝一から仕事だし。
ってな訳で会社に泊まって、寒くて寝れなくて、明け方頭が痛くなって起きて
散々でした。


こうね、何て言うんだろう。

久々に朝、頭が痛くて動けない感じ。手が震えてんの。情けなさ過ぎ。
朝礼終わった瞬間へトイレへ。
吐いて、まぁ慣れてるからねって自分で言い聞かせて。

その後に煙草吸いにいって。
その煙草の匂いに気分が悪くなって吐いて。

なんだろうね。
何も出てこないのに、この胃からの逆流運動。
声と胃液しかでねーのに、せり上げる感じ。

二日酔いで煙草やめれるんじゃねーの?ってちょっと本気で思ったからね。


そんな土曜日。
もう本当、終わってた。

久しぶりだよこの感じ。

もう、若くないんだからさ。俺。

自嘲して自重しようぜ。

「蒼空時雨:綾崎隼」

2010-03-24 23:48:25 | 小説
まぁ小説は日々読んでますので。

「蒼空時雨:綾崎隼」

最近気付いたんですが、群像劇はかなり大好きですよー!

ちなみに群像劇ってのは、

伊坂さんの「グラスホッパー」に代表されますが(ソースは俺)
一つの物語、またはつながりがありながら、
それぞれ複数からの視点で描かれた小説(創作物)の事ですよー!

気付けば、中学校の時に風邪で休んで読んだ小説で、
一番最初に面白いと思った小説「ブギーポップは笑わない」も
群像劇でした。

しかしこの物語は面白かったです。

ラノベと文学小説の間って感じでした。


昔、一つの事件がありまして。

その加害者の子どもの話。Aさん
被害者の双子の女の子達の、それぞれの話。Bさん、Cさん
Aさんと同じ中学校に通っていて、Bさん、Cさんと高校演劇部で一緒だったD君。
Bさん、Cさん、D君と同じ演劇部で、今ではD君の隣人のE君。

それぞれの、5つのお話。

いきなりAさんが行き倒れる所から始まり
色々謎があったり、嘘があったりするお話でした。

いきなりAさんがD君の家に転がり込んできて、
D君は困惑しながらも、自分の事は何も話さない彼女を泊めて。

一ヶ月経って、彼女はようやく自分の身の上話をし始めて。

けれどもD君も一つ、大きな嘘を吐いていて。


みたいな話。


全く関係ないですが、表紙絵の切り絵が素晴らしすぎました。

また、本線とは全く関係ないですが、
Cさんの話がとてもよかったです。

お姉ちゃんの方。
なんだか泣きそうになる話でした。
緩やかに忘れていく方法をあんな風にしたとしても、
僕はCさんと同様、逆に忘れられないと思いました。


まぁ基本全部の話が恋だの愛だのを叫びながのたうち回っていましたが、
どの話も面白かったです。


そして、最後の駆け出すシーンではもうね。

続きが気になって気になって、すぐに読めてしまいました。


冷静に考えても、なかなか面白かったですね。


メディアワークス文庫はなかなかいいね。

高山旅行、ちょっとした連絡事項

2010-03-24 00:22:56 | 旅行
はい、どうもイグです。

この3連休は飛騨高山へ行って超楽しかった!!!

って日記を書こうと思ったのですが、

・日曜日。
 飛騨高山が雪。白川郷超寒い。てゆーか超寒い。手が凍る
 買ったばかりの傘(500円)を10分でパクられる。

・月曜日。新幹線のために午前中に高山を出る。
 致し方ない事だけどもうちょっといたい!って思ってしまう。

みたいな感じでして。

更に言えば。
俺超忙しくて(繁忙期)
電話はかかってくるしその時に限って警察いるし。問題は起こるし。

そんな感じでして、
仕事が閑散期だったらもっと楽しかったのになって思ってしまいました。


とは言え。すごく良かったです。

岐阜市民なのに初めていく高山市はもう感動でしたね。
「女性が大好きな観光地」としてたまに挙げられていたのですが、
そりゃたしかに女性は好きだわって思いました。

和服とかで歩きたい。そんな町並み。

古き良き時代って言う感じの町並みで、
なんだかとてもノスタルジックでした。

織物とか、巾着とか。
昔ながらのモノがすごくお洒落でした。


うん、この言葉じゃ全然伝わりませんね、解ります。


気になった人は是非高山へ。


後は
水がすごく綺麗で、コーヒーがマジうまし!(4うまし)だった事と
飛騨牛がうまし(5うまし)だった事が印象に残ってます。

他にも、目くそ鼻くそで言い合う女性二人

「食いしん坊だもんね」
「○○には言われたくない!」

俺とゴリラは『まぁどっちでも』って思ってました。
うん、同族嫌悪だね☆


うん。


楽しかったね!


でも皆を名古屋駅まで送って、
家に帰って17時から21時まで寝ようと思って寝たら、

目が覚めたら朝6時だったと言うハプニングがあり、


あー俺疲れてるーってなった三連休でした。


他3名が寂しい(食いしん坊言ってたっけ?)と言ってる中

実際全然寂しくない俺乙。


一人も慣れたな。


しかし今回の旅で一番思い出に残っている事と言えば
「イグは大学時代、恵まれすぎていたんだよ」って言い放ったゴリラの言葉。


やっぱりそーなんかなー。

あの時以上の楽しさが見えない以上、僕は鬱々と過去を見て生きるよ。
後ろ向きに。
後ろ向きにダッシュ気味に生きるよ。



あと、

全然文脈に関係ないですが、

ちょっとやりたい事見つかったので(仕事以外)
ブログ書く頻度減らします。

毎日書いていましたが、ちょっと難しくなりそうです。

ご了承の程、よろしくお願いします。

小説読んだ時のログと
何かした時のログ位になりそう。

今までいっつも見てくれてる方には申し訳ないけど
そういう事でよろしく!

辞めるわけではないので見捨てないでね☆

3連休

2010-03-21 00:56:18 | 日常だだもれ
やぁやぁ。イグです。

本日は午前中に仕事をして、
午後(夕方)に、東京から大学時代の友人が3人も来て。

味噌カツの矢場トン食べたり、飲んだりしてました。

話す内容こそ仕事の話に変わってしまいましたが、
それでも飲んで、騒いで、帰って風呂入ると

大学時代が思い出されます。

やっぱり大学の同期って良いね。

社会人の同期も良いですが
学生時代の同期ってのも、また違った良さがあります。

より濃厚な時間を過ごしたからこそ、何でも話せると言いますか。



と言う事で、明日は飛騨方面へ旅行です。
今年度3回目位の白川郷行ってきます。

リフレッシュって大事です。


時代は回る

2010-03-19 22:49:02 | 日常だだもれ
イグです。

今日は営業中、やけに若いスーツの男が多いなと思って。
新入社員の研修かと思ったんです。

振り袖の女性を見て気付く。


あぁ、今日は卒業式か。


まだ桜は咲いていないけれど、春が来た事を実感します。
時間は止まらず進み続けるわけです。

彼らにも、去年の僕と同じような、
別れの寂しさや期待を胸に抱いた、感慨深い大学卒業だったのでしょうか。

10人いれば10人の考え方があるけれど、
卒業される方には感慨深い卒業式であって欲しいと思います。


春の別れなんてすでに学生の色を忘れてしまった僕にはあまり関係のない事で。
もうあんな風に泣きそうになるさようならは
そんなにないんだろうなって思って。

寂しいような、嬉しいような、変な感じでした。

今年卒業の友人にメールを送って。
お返しになんかもう、

俺今から樽に行くわ!

ってなる位感動的な(?)ものもらって。

僕の卒業式的なイベントは終わり。
学生じゃなくなると、きっと、そんなモノなんだよ。




とか思っていましたが、




なんと会社に帰ると、定年退職される方々が沢山いまして。

いつも朝喫煙所でお会いしていた方。
別部署で金額相談していた方。
別部署でよく無駄話をした方。

そういった方々がいなくなると言う。


なんだ、ちゃんとここ(社会)にも別れはあるじゃない。
寂しすぎました。

けれども、諸先輩方の顔には、満面の笑み。


すげー寂しかったけれど、
その笑顔を見たら、なんだかとても幸せでした。

40年間働き続けてこられた方の笑顔って言うのは、素晴らしい。
それを知れました。なぜかお辞儀をしたくなる程に、素晴らしい。



本当に、卒業された方、おめでとうございます。

これから始まる新生活の期待に胸を膨らませて、
先輩社員・年上女性という響きに違う所も膨らませて、
膨らませすぎた故に暴発を招きながら

なんかもう色々頑張ってください。

「時をかける少女:筒井康隆」

2010-03-18 00:10:36 | 小説
いっけっぇぇえええええ!!!!!!


どうもイグです。

「時をかける少女:筒井康隆」読みました。

短編集でして、時をかける少女以外にも2作ありました。
間1作は普通でしたが、
時かけ、最後の話はSFでした。

まぁその中でも時をかける少女は秀逸でしたけれども。


昭和51年の小説だけあって、非常に文体が古いというか何というか…。
最近の小説を読みあさってる僕としては
違和感が沢山ありました。


けど面白かったよ。


映画と同じ骨組みで、ストーリーも大筋は一緒。
けれどもやっぱり短編という所か、さっぱりしてましたね。
アニメの方が要所要所ふかせてあったりなんだりで
少しずつ違ってました。

アニメ映画(細川監督)版は現在の人々の環境に合わせて作ってありました。
そりゃまぁ、51年代の高校生と今の高校生は違うわけでって話ですけど。


ストーリーは皆さんご存じの通り、

学校の理科室(準備室だっけ?)にいた主人公があるきっかけで
いきなりタイム・リープ(過去に戻れる)をできるようになる話。

で、色々する話(重要な所はサクッと)

(この部分がアニメと小説と大きく違う所)

そして最後にはタイムリープの種明かし。


こんな大筋。


小説は、タイムリープができるようになった少女が
この謎を解き明かす、昔に戻るための冒険を、

アニメは戻れなくなった未来から来た人のための冒険をします
(言っちゃった)


映画(アニメ)版の方が青春色が濃いかなって思いましたとさ。



なんだか急に映画が見たくなってきました。


どっかにDVDがあったはず……


あー青春してぇ。

夏。半袖カッター。アブラゼミに照りつける日差し。
透けるブラ紐。べたつく肌。夏の匂いと木の匂い。大きな入道雲。
なまるぬい風、クーラーの匂い。上がるテンション、浮いた心。清々しい朝。

夏+高校生

やけに懐かしい。