「天道虫(てんとうむし)の会」

私たちは、今井信子さんのライフワークでもある「ゆらぎの里」での音楽活動に賛同して、「天道虫の会」を立ち上げました。

第14回ゆらぎの里ヴィオラマスタークラスを振り返って

2018-03-08 09:01:54 | 日記

毎回、小樽ゆらぎの里に参加して、写真やビデオ記録、レッスン中のタイムキーパー等お手伝いされている諸角憲治さんが他のサイトに投稿されたものを諸角さんのお許ししがでましたので、三回に渡って転載させて戴きます。

昨年いつ頃だったか、今井信子さんから、「2018年のヴィオラマスタークラスは、受講生は今までより多い最多の16名で、米国の友人や第2回東京国際ヴィオラコンクール優勝者のウェンティン・カン等が初めて参加して大変賑やかヴィオラマスタークラスになりそうよ。」とは伺っておりましたが、昨年12月28日、ヴィオラマスタークラス実行委員会事務局代表の高野るみさんから、「最終的に今回参加のマスタークラス関係者は50名になるようです。」とのメールが届いて、そのメールを読んでいるうちに第14回ゆらぎの里ヴィオラマスタークラス(Otaru Viola Master Class 2018)は、何かが起こるかもしれないという緊張感が体の中を走りました。 

 確かに、ヴィオラマスタークラス関係者の数は50名を超えました。受講生16名、今井信子さんのアシスタント&ゲスト13名、(当初14名でしたが、今回プロコフィエフの「ロメオとジュリエット」を編曲されたヴィオラ奏者小早川麻美子さんが風邪をこじらせて参加できなくなったのが本当に残念)、アシスタントの先生(大槻晃士、ファイト・ヘルテンシュタイン、大島亮、山本由美子、ウェンティン・カン)のレッスンを受ける聴講生12名(今井信子さん、高野るみさんの企画・運営をサポートする鹿島淑子さん、堀寿一さん、佐野友美さんやアシスタントの先生からレッスンを受けるために参加したヴィオラ奏者)、及び音楽家の健康・演奏の改善と療法に役立つアレクサンダーテクニークの指導教師で若い受講生にレッスン中あるいはレッスン終了後、自然に自由に演奏できる息の長い演奏家になるためのアドバイスをする小野ひとみ先生やベルマン兼ビデオカメラマンの私等含めてその他の聴講生5名に今井信子さん、高野るみさんを加えて48名、さらに毎年コンサート等に参加するヴィオラマスタークラスの仲間、須藤正實ご夫妻及び池浩太郎氏を加えて51名になりました。

  私が2011年秋頃、当時最先端のSDカードビデオカメラを購入して、およそ3ヶ月間で何とか最低限操作できるように準備してベルマンとビデオカメラマンのボランティア活動を本格的にスタートさせた2012年(第8回)以降の受講生数の推移は下記の通りです。 

 2012年(第 8回) 12名 (日本9名、台湾2名、韓国1名)

 2013年(第 9回) 11名 (日本8名、台湾2名、韓国1名)

 2014年(第10回) 11名 (日本8名、台湾2名、中国1名)

 2015年(第11回) 12名 (日本8名、中国、ドイツ、香港、台湾各々1名)

 2016年(第12回) 13名 (日本6名、中国2名、韓国2名、台湾2名、豪州1名)

 2017年(第13回) 13名 (日本7名、台湾3名、韓国2名、中国1名)

 2018年(第14回) 16名 (日本8名、韓国4名、台湾2名、中国1名

シンガポール1名)

 合 計   88名 (日本54名、台湾14名、韓国10名、中国6名、

         豪州、ドイツ、香港、シンガポール各々1名)

 

 2016年(第12回)、海外からの受講生が日本の受講生を初めて上回りました。それ以降、韓国、台湾、中国等アジア勢の全体に占める割合から見えることは、今井信子さんによるとアジアの若手演奏家が台頭してきているとのことです。ここ数年アジアの受講生の多くが、米国や欧州の音楽学院あるいは音楽大学で学んでいます。以前から海外留学を希望する日本の受講生はおりましたが、2018年(第14回)の日本の受講生8名の内3名が既に欧米の音楽院あるいは音楽大学で学んでいます。

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