「天道虫(てんとうむし)の会」

私たちは、今井信子さんのライフワークでもある「ゆらぎの里」での音楽活動に賛同して、「天道虫の会」を立ち上げました。

ビオラスペース2024

2024-05-30 11:37:22 | 日記

2024.05.29日午後7時から、紀尾井ホールにおいて「プリムローズ(★)生誕120年記念」演奏会が行われました。

今井先生と蕨野さんのチェロ二重奏で幕を開けました。

今日は、天皇ご夫妻に愛子さまもお見えになり、今井先生のトップバッター登場で会場は早くも盛り上りを見せます。

1904年生まれのビオラ奏者プリムローズの記念コンサートです。(プリムローズについては下記注(★)を参照願います。

後半は、プリムローズの為に書かれたブリテンとバルトークの協奏曲が桐朋学園オーケストラと演奏されました。

 

ビオラスペース2024は、5月25日の若手演奏家のための公開マスタークラス(東京桐朋学園大学)から始まって、5月27日仙台公演、28日・29日の東京公演に続いて30日の若手演奏家のための公開マスタークラス(大阪相愛大学)、31日大阪公演と過密なスケジュールで実施中です。

注★ウィリアム・プリムローズ(William Primrose, 1904年8月23日 スコットランド、グラスゴー - 1982年5月1日 アメリカ合衆国ユタ州プローヴォ)は、ヴィオラの独奏楽器としての地位を確立した演奏家である。力強いボウイングによって、ヴァイオリンとは明らかに違うヴィオラの魅力を示し、その後のヴィオラ独奏者のパイオニアとなった。また、ブリテンの『ラクリメ』や、バルトークの『ヴィオラ協奏曲』は、プリムローズのために書かれた曲であり、現代のヴィオラ独奏曲の誕生にも貢献している。

 父ジョーン・プリムローズはオーケストラのヴァイオリン奏者ならびにヴィオラ奏者であり、弦楽器の鑑定家でもあった。プリムローズはもともとはヴァイオリニストとして活動を始めるが、ブリュッセルで師事したイザイのすすめでヴィオラに転向する。ロンドン弦楽四重奏団のヴィオラ奏者を担当したあと、1937年に、NBC交響楽団の結成にあたり、トスカニーニに招かれてアメリカに渡り、首席ヴィオラ奏者に就任する。その後、ソリストとして活動する一方、プリムローズ弦楽四重奏団(シェムスキー、ギンゴールド、シャピロ)を結成し演奏活動を行った。晩年は教育活動にも熱心で、インディアナ大学と南カリフォルニア大学にて教授職を務めるほか、来日した際には東京芸術大学や桐朋学園大学でも後進の指導にあたった。また、長野県の木曽音楽祭は、彼が当時の木曽福島町を訪問して公開レッスンと演奏会を開いたことを発祥とする。(ウィキペディアから)

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

「天道虫(てんとうむし)の会」のご案内

「天道虫(てんとうむし)の会」のご案内   ―小樽ゆらぎの里での今井信子さんの音楽活動を応援する会の発足― 2014年6月23日   私たちが敬愛する今井信子さんが小樽「ゆらぎの里」朝里川温泉で始めたヴィオラマスターコースは、今年の正月で10周年を迎えました。此の間多くの教え子がここから育ち、年々今井先生に憧れ慕う俊秀のアーティストも多くこの地を訪れるようになり、先生を囲み、手伝い、研鑽し、コラボレートする世界にも類のない活動の拠点として高まっています。 この度、私たちは、今井信子さんのライフワークの一つでもある「ゆらぎの里」での音楽活動に賛同して、それぞれの立場でできる支援を行うとともに、それぞれのネットワークを通してこの活動を知ってもらい、多くのクラシックファンに珠玉のコンサートに触れていただくお手伝いをしようと、「天道虫の会」を立ち上げました。 皆さまには、「天道虫の会」の活動にご理解いただき、それぞれにできるご支援・ご協力いただければ幸いです。この会へ参加いただける方は発起人までご連絡ください。会員には、会のシンボルとなる竹製てんとう虫のバッチをお渡しします。 発起人メンバー 高野るみ、諸角憲治、砂岡茂明、樋口義洋、青木真也、須藤正實 <天道虫の会の由来>  天道虫は、太陽=天道(今井信子さん)に向かって飛ぶ習性があるという由来から名付けました <ホームページ> http://blog.goo.ne.jp/igainet  会の活動、小樽での音楽活動、今井さんの演奏活動など適宜掲載します。