28日(日曜)の午後、公開マスタークラスを聞いてきました。
受講生は、各講師からのアドバイス(時には演奏を交えて)を熱心に
耳を傾けながらレッスンを受けていました。
カルテットのレッスンを拝見するのは初めての体験でしたが、各パート
にアドバイスを与えるのは、相当な注意力が必要なのではと思いました。
受講生の今後の活躍が楽しみです。
28日(日曜)の午後、公開マスタークラスを聞いてきました。
受講生は、各講師からのアドバイス(時には演奏を交えて)を熱心に
耳を傾けながらレッスンを受けていました。
カルテットのレッスンを拝見するのは初めての体験でしたが、各パート
にアドバイスを与えるのは、相当な注意力が必要なのではと思いました。
受講生の今後の活躍が楽しみです。
ヴィオラスペース2017 東京公演も近づいてきました。
今回のプログラム構成を務めるアントワン・タメスティさんの
インタビューの新聞記事をこれまで紹介してきましたが、
今回は、雑誌「モーストリー クラッシク」の2月号の記事を
紹介します。
5月13日付朝日新聞記事を紹介します。
多才なビオラを主役に ヴィオラスペース、東京など3都市で
世界のビオラ奏者が一堂に会す音楽祭「ヴィオラスペース2017」が今月から来月にかけ、東京の上野学園・石橋メモリアルホールなど3都市で開かれる。提唱者の今井信子の片腕として企画に携わる俊英アントワン・タメスティが満を持して、祖国フランスの音楽に焦点を当てる。
2004年、難関のミュンヘン国際音楽コンクールに優勝。その時の審査員だった今井に招かれたのがヴィオラスペースとの出会いだ。「ビオラを愛する人々を、世代も国境も超えて結束させるという志を実践の場で貫いている音楽祭は世界にも例がない」
歌うバイオリンと低音を支えるチェロ。その間でひそやかに、響きの要となるビオラ。「いつもハーモニーの中心にいながら、ひとつの役割に縛られない。流されながらも音楽の核を常に感じていることを求められる。柔軟さの中に限りない自由がある」
5歳でバイオリンを始め、10歳くらいで初めてビオラを手に。「ああ、僕はこういう音が出したかったんだ、と体の奥から納得できた」
公演ではフランス人作曲家のみならず、フランスに長く滞在したストラビンスキーや、ドビュッシーの影響が色濃い武満徹なども。ひとつの楽器でどれだけの多様性を生み出すことができるか、自らに問う挑戦だ。「ビオラは個性を前面に出さず、常に陰でエレガントに重要な役割を演じる大人の楽器。日本の文化との親和性も感じます」
今回の演奏会の演目構成担当のアントワン・タメスティさんを紹介します。
【プロフィール】(音楽事務所ジャパンアーツのホームページから)
滅多にヴィオラ部門優勝者が出ない難関ARDミュンヘン(2004年)を始め4つの国際コンクールで1位受賞。
ウィーン・フィルとムーティ及びウェルザー=メストの指揮で共演。
バロックから現代作品まで幅広いレパートリーを持ち、世界初演も多い。
2015年、J.ヴィットマンに献呈されたヴィオラ協奏曲をP.ヤルヴィ指揮パリ管、D.ハーディング指揮バイエルン放響及びスウェーデン放響と初演し、大成功を収めている。コンセルトヘボウ、ムジークフェライン、カーネギー、ウィグモアを始めとする世界の著名ホールでリサイタルを行い、2006年リンカーン・センター(NY)が主催する初のヴィオラ・リサイタルに出演。
【読売新聞記事】