2月28日(土曜)の午後、銀座4丁目に位置する王子ホールにおいて、弦楽四重奏の公演が行われました。このカルテットは、我ら「天道虫(てんとうむし)の会」が応援する今井信子先生は主唱する由緒ある四重奏団です。オーケストラは子供の頃から聞く機会はあったのですが、弦楽四重奏をライブで聞く機会は殆どなかったのでとても楽しみでした。4人が住んでいる国も異なり、それぞれが忙しい演奏活動中なので集まって練習する時間も限れていると思うのに、一糸乱れぬ演奏で呼吸もピッタリ、音色も豊かで感激しました。
曲目もベートーベンの初期と晩年の作品を織り交ぜてあり多彩でした。演奏後の拍手も鳴りやまず、それに応える今井先生をはじめとする演奏者の和やかな表情(緊張が解け安堵感からくるのでしょうか)がとても印象的でした。
今井さんのマネージャーを務める荒木晴子さんから、26日の演奏会の模様を4月24日にNHKBSプレミアム放送されるご案内を寄せていただきました。
ヴィオラの今井信子さんがメンバーをつとめるミケランジェロ弦楽四重奏団の日本公演の模様がNHK-BSで放送されます。今年2月26日に東京・王子ホールで行われた公演の抜粋です。早朝の放送となりますが、是非ご覧ください。
2015年4月24日(金) 05:00~05:55
NHK-BSプレミアム 《クラシック倶楽部》
「ミケランジェロ弦楽四重奏団」
曲目:弦楽四重奏曲 作品59 第2 「ラズモフスキー第2番」(ベートーベン)
演奏会紹介パンフレット
2015年3月9日付け日経新聞夕刊の演奏評