「天道虫(てんとうむし)の会」

私たちは、今井信子さんのライフワークでもある「ゆらぎの里」での音楽活動に賛同して、「天道虫の会」を立ち上げました。

「てんとう虫の会」事務局からのメッセージ (須藤正實)

2016-03-03 19:16:34 | 日記

 事務局の砂岡さんから小樽で行われた第12回ヴィオラマスタークラスの様子や、マスタークラスのスタッフも務めている諸角さんから高雄で開かれた出前マスタークラスを詳細に紹介していただきありがとうございました。

 2年前、有志で立ち上げた「てんとう虫の会」ですが、われらが応援する小樽のマスタークラスが年々充実し、遂に小樽発の出張コンサートが実現したことは格別に嬉しいことです。当初は秘仏の御開帳のように、人里離れた冬の隠れ家で特別に宝石箱を開けて珠玉の世界を覗き込むような興奮があり、他人に見せるのはもったいない雰囲気もありました。

 年々、宝石が磨かれ数も増え、宝石箱に入りたい、その宝石を見たい、見せたいと世界が広がっているのは、主宰する今井信子さんや勝手連で参加するアーティストやスタッフの純真な熱い思いと、高野さんたち実行委員会の献身的な努力の賜物とこころから敬意を表します。

 「てんとう虫の会」のシンボルである特製バッチもこれまで50個ほど行き渡り、皆さんに愛され喜ばれているのは嬉しいことです。お天道様、今井先生も楽器のケースにつけて携行されています。

バッチは一つひとつ手作りで、孟宗だけを切り・削り・磨き、穴をあけて足と角を差し込み、絵付けし、留め金を付けて完成させる細かな作業です。昔岐阜で職場仲間だった桐木武司さんの作品です。高齢にもかかわらず、会のために毎年たくさんご用意いただいております。

 さて、お天道様は、2月に銀座の王子ホールでベートーベン弦楽四重奏演奏会をミケランジェロカルテットとして3日間にわたり演奏されました。演奏を聞かれた会のメンバーも

多いと思いますが、4つの楽器の音がそれぞれに響き、連なり、調和して至福の時間でした。

 この後、5月に来日され、21日には長崎のシーハット大村で演奏し、24日から毎年恒例のヴィオラスペース2016(25回記念公演)に臨みます。大阪、名古屋で2日間ずつ、その後、28日から6月1日までは上野学園石橋メモリアルホールで公開マスタークラス(2日間)、コンサート(2日間)と、連日計8日間のハードスケジュールです。

応援団としては、お天道様が毎日元気で顔を出されるよう願っています。会の皆さまも

どうぞお元気でお過ごしください。また、お会いできるのを楽しみにしています。

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