前日に小樽で演奏したメンバーは、心配されたフライトも順調で無事に東京公演に駆けつ
けました。
(ただし、皆が楽器を持ち込むため、搭乗にはかなり時間がかかったようです。)
浜離宮朝日ホールで行われた東京公演は、400人を超えるビオラファンで埋まりとても盛
り上がっていました。
最初は、小早川麻美子さんの素晴らしいアレンジで「ブエノスアイレスの四季」です。
アルゼンチンの首都ブエノスアイレスは、スペイン語で「buenos(良い)aires(空気、
風)」 の意だそうで、爽やかな風を感じさせる曲でした。途中、蝉の声も弦楽器で奏でると
いう 吃驚アレンジもありました。
二曲目は、イギリスの作曲家ジョージ・ベンジャミンの「ヴィオラ、ヴィオラ」です。こ
の曲は、「タケミツメモリアル」のオープニングコンサートのために作曲され、今井先生に
よって初演されたものです。
小休憩をはさんで、この日最後の曲は、ヴィヴァルディの「四季」です。小早川麻美子さ
んによる絶妙な編曲で聞かせてくれました。
演奏終了後、鳴りやまない拍手に応えてアンコールで演奏されたのは、J.シュトラウスの
皇帝円舞曲」でした。アンコール曲ということもあり全員が楽しんで演奏しているような雰
囲気が伝わってきてコンサートの余韻に浸って帰路につきました。
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