最初はチケットを購入する気は無かったのだが、テレビでフォーカードの4人がポスター撮りをしている映像を見て、急に会場の東京ドームまで行く気が湧き上がり

チケットが15,800円とバカ高く、夜の部はお金にも時間にも余裕のあるOLさんとかが来て競争率が高そうな気がしたので、昼の部のチケットを取ることにした。
いや実際、


運良くチケットが当選し、会社を休むことに。
しかし、急に新しい業務を担当することになり、引継ぎで今月は多忙になり、本当は休んでいる場合ではなくなってしまった。

自分の首を絞めることになるのはわかっていたが、チケットを無駄にしたくないので、予定どおり休ませてもらうことにした。
10:30開場、12:30開演、グッズは9:00から販売予定とのことだったが、何時に東京ドームへ到着するのがよいのか判断に困り、適当に9時に家を出た。
最寄駅の水道橋には10:30に到着し、まずは駅のトイレへ。
駅の女子トイレは混んでいた。みんなイベントに来た人たちだろう。
それから10:45にグッズ売り場へ。
列が出来ていたが、サクサク進んで、買い終わったら11:20だった。
ちなみにグッズの列に並んでいるのは、年配の女性ばかり。
うーん、やはり昼の部はOLさんより主婦の方が多いらしい。
しかも、こんなに年齢層が高いとは・・・。
韓流ブームは、おばちゃんパワーに支えられている部分が大きいことを今さらながらに実感。
さて、次にどこかでランチを食べたかったのだが、開演時間が迫っているし、一人なので、成城石井でパンとジュースを買って、ベンチに座ってササッと食べることに。
もう一度、近くの混んでいるトイレに寄ってから、11:50に入場。
席は一塁側の1階席。周りは同じように一人で来ている女性が多かった。
購入したパンフレット広げていたら、左3つ隣のおばちゃんに「それ、何分くらい並んで買ったのか?」と声をかけられた。
おばちゃんは「私も買って来よう」と言って席を立って行った。
また、あるおばちゃんが係員にすごい勢いで食ってかかって何事か苦情を言っているのが聞こえた。
「高いお金出してるのだから、ネットを外せ」と文句を言っているようだった。
そのおばちゃんは私よりずっと前方の席だったが、前方の人はネット越しで舞台を見ることになるので、確かにネットが邪魔だろう。
でも、東京ドームはコンサートのときもネットは張られたままなんだよ。
苦情を言ってもどうにもならないよ。苦情を言われた係員さんがかわいそうだ。

それにしても、1階席から会場内を眺めていると、SMAPやKinKiなどのジャニーズライブに比べて、かなり観客が少ないことがわかった。
アリーナ席も座席数が少ないような? ステージも狭く感じる。
ビョンホンやスンホンのファンクラブの会員さんたちは、みんなアリーナ席を割り当てられているらしいが、アリーナ席も後ろの方だとよく見えないよね。
AとかBブロックくらいの人しかフォーカードの顔を生で拝めないんじゃないのかなぁ?
開演は12:30の予定なのに、時間になっても始まらない。

しばらくしたら、今回のイベントの総合演出をした秋元康さんがアリーナ席に入ってきて、アリーナ席の人たちが拍手で出迎えていた。
秋元さんはド真ん中の席に座った様子。
やっと13時になったら始まった。
4人の登場のしかたは火が出てジャニーズ張りに派手

司会の赤坂泰彦さんの4人へのインタビューは面白かった。

4人の反応はそれぞれで、個性が出ていたと思う。
インタビューに関しては、通訳する前に一部の席から笑いが起きたりしていたが、韓国から来たファンの方たちだったのだろうか?
それとも日本人でも韓国語を理解できる人たちの笑いだったのか?
しかし、ビョンホン氏の疲れた様子が気になった。

女性に訴えられちゃったから、心労で疲れているのかなと思ったが、直前までドラマ「アイリス」の撮影が続いていたせいとのこと。
開演が遅れたのもビョンホン氏が数時間前に日本に到着したからとのこと。
うーん、ドラマ撮影で忙しい中、ほんとによく日本に来てくれたものだわ!

「アイリス」も観たくなった。
ビョン様は後半になると元気を取り戻したように見えた。

疲れているのに、ビョン様は相変わらず話が長い。

今回のイベントで一番会えて嬉しかったのは、スンホン!

スンホンは本当に元気で、一番サービス精神が旺盛と感じた。
日本語で挨拶してくれたし、最後は投げキッスを2回もしてくれたからね!

ドンゴンにはあまり興味が無かったのだけれど、いい人かも・・・と思うようになった。
紹介されたドンゴンの新作もレンタルで観てみたいと思った。
でも、一番拍手が少ないのがドンゴンなんだよね・・・

もちろんダントツで声援がすごいのは、ビョンホン!

次がスンホン。3番目はウォンビン。
ウォンビンはシャイでかわいい顔が好きだけど、シャイすぎて本心がわからない人だなと感じる。
映画やドラマでの演技とのギャップが激しすぎると思う。
今回のイベントに、よく参加したよなと思う。今回のような大きなイベントは似合わないように感じてしまう。
ノリがいいわけでもなく、4人の中で浮いた存在だよね。

今回集まった4人は、ほんとに仲が良いのだろうか?
共演したことがなくても、俳優同士のつながりがあるのだろうか?
イベントの構成に関しては、ちょっと不満が。

せっかく多忙の4人のスケジュールを調整して企画された、ほんとに奇跡のようなビッグイベントなのに、何か物足りなさが残る。
いや、4人集まって打ち合わせを頻繁にできないから仕方ないだろうけど、朗読劇も一人ずつじゃなくて、4人絡んでのストーリー、朗読にして欲しかった。
4人の朗読は上手いし、ストーリーはどれも素晴らしく、ビョン様の失明寸前の映画監督と父親との話のときに一番感動して涙がポロッと出たけれど


コートもマフラーも脱げなかった。左隣が2席も空席だったから、よけい寒さを感じたのかも。
トイレにも行きたくなったし、頭痛もしてきたが、我慢した。
ジャニーズのライブだとペンライトを振り続けたり、みんな盛り上がって熱気を感じるので寒さを感じないが、じっと座って静かに聴いて、モニターに映る日本語字幕を目で追うだけってのは、いくら屋根があるドームでも、12月には辛いね。
最初のドンゴンの朗読劇での「アイスクリームが好きだった」のくだりで笑いが起きたり、スンホンの結婚詐欺師の朗読でも内容が面白くて笑いが出たりしたときは、本人が真剣に朗読しているのに、笑ってよかったのだろうかと思ってしまった。
私は韓国語がわからないので字幕を見るしかないのだが、ウォンビンの朗読のときに、やたら字幕が早く次から次へと変わって、ウォンビンの朗読のタイミングと合ってないときがあったのだが、あれはそれでよかったの?
字幕に集中していたら、舞台に4人が出てきていたりして、いつの間に・・・と思うこともあった。
朗読の舞台となっているのがソウル駅で、4人は釜山行きの列車に乗ろうとしているという設定になっているので、最後に電車が出てきたが


電車が引っ込んだあと、しばらく暗いままで、やっと登場したのは赤坂さんのみ。
準備が整うまで、何かしゃべっていろと言われたとのこと。
裏では相当バタバタしていたのだろうか。
裏といえば、4人が裏側に引っ込んでしまい、裏側にカメラが潜入し、裏の様子をスクリーンに映して見せていたが、そんなのあり?と思った。
裏の様子も楽しめたけれど、できるならステージ上で何かしてほしかった。
ステージは真っ暗で、みんなでスクリーンを見るだけって、なんか変じゃない?
せっかく4人が日本に来てくれているのに、スクリーンを通して4人の様子を見るのはDVDで見るのと同じだよ。
といっても、私の1階席じゃ双眼鏡を使わないと間近に彼らを感じられないんだけどね。
4人がステージに立っていても、結局スクリーンを見るしかないんだけど・・・。
スクリーンといえば、ウォンビンからのプレゼントということでスクリーンに映し出された、まるでマジックのような砂絵?はすごかった。あんなの初めて見た。
あの絵をウォンビンが描いたとすっかりだまされたけどね。
でも最後の日本語のメッセージだけは、ほんとにウォンビンが描いたのかな?
日本語の文字が上手かった。
他の3人は、ドンゴンがドラム、スンホンが歌


スプーンで栓を開けるって、ビョン様としては地味すぎる。しかも失敗してるし。
よほどやることがなかったのね。
それなら歌を披露してくれればよかったのに。練習してる暇がないか・・・。
ドンゴンのドラムはいまひとつの腕前だったけど、スンホンの歌は上手かった、と思う。
イベントの最後は、4人による日本語の歌のプレゼントだった。

歌っているとき、目線が下にちょこちょこ動いていたので、下に置いてあるモニターに歌詞が出ていたのだろうと思うが、よく日本語の歌詞を覚えて4人とも上手に歌っていたと感心した。

4人一緒に練習する時間なんてあったのかな? 当日が本番?
歌い終わったら、ジャニーズのライブのときのように、会場を移動車に乗って回ってくれたらいいのに!
なんかアリーナ席ばかりに4人は手を振っていて、スタンド席に対するサービスが少なかったような気がする。

それと、グッズの中に4色のペンライトがあり、シンプルなデザインだったのでジャニーズライブでも使えそうと思い、買おうか迷ったのだが、昼の明るい時間のイベントにペンライトは必要ないと判断し、購入は見送った。
結局、歌のライブと違うので、あまり振る機会がなく、買わなくても正解だったかも。
ペンライトが活躍したのは、夕方で薄暗くなったラストの4人の歌のときだな。
4人がステージから姿を消したあと、今回のイベントの様子がスクリーンに流れていたが、すぐに編集したのだろうか?
きっとDVDも発売されるんだろうなぁと、スクリーンの映像を見ながら思った。
発売されても買わないかな。買いたいと思うほど満足したイベント内容ではなかったからね。

秋元康さんも映像を担当したホ・ジノ監督も頑張ったと思う。
スタッフ皆さんの頑張りがなければ、今回のイベントは実現も成功もしなかったと思う。
でも、初めてのことでスムーズにいかない点もあったんだろうね。
次は更に満足のいくステージが見られたらと、願ってしまう。
奇跡の4人が集まれば、もっともっと感動のステージが作れるはずと期待してしまう。

来日してくれたのは嬉しかったけれど、次は4人が共演する映画を作ってほしいかな。

日本人に知名度が高い他の男優、女優さんも出てくれたらもっと嬉しいな。
無理な注文か・・・。
それにしても、終演は17時だよ。どうりで途中で席を立つ人がいたわけだ。
3時間公演の予定が4時間もかかったら、早く帰らなければならない事情のある人は焦るだろう。
私は帰りに寄りたい所があったのに、遅くなったからあきらめた。
夜の部って何時開場だったのだろう?
ドームの外に出ると、夜の部の人たちは中に入れず、待たされていた。
寒い中、待つのは辛いね。
夜の部も時間が延長したのだろうか? それとも2回目は手際よく進行したのだろうか?
終わりが22時になったら困る人もいるだろうね。私は昼の部にしてよかった~。
帰りは案内所に寄って、来年ドームで開催されるイベントの前売券をついでに購入。
再び水道橋の駅へ戻ると、非公式な4人のグッズを売る露店に、ビョン様やウォンビンの怪しい生写真が売られていた。
それって違法だよね・・・? どうやって撮ったのやら・・・。
私が今回購入したのは、次の公式グッズ3点のみ。



いや~、でもなんだかんだ言って、嬉しいクリスマスプレゼントだったかな。

