京成バラ園の帰りに、表参道の「遊茶」の喫茶へ寄った。
先日のブログに書いたが、リニューアルしたカフェ「茶意館」は、本当に以前の喫茶より利用しやすく洗練された茶藝館に生まれ変わったので、また中国茶を飲みに行きたくなったのだ。
もう18時を過ぎていたので、窓際の席くらいにしかお客さんはいなかった。
私も窓際に座ることができたので、表参道の通りを眺めながら、のんびり過ごすことができた。
今日は「芝蘭香」と「亀ゼリー」を注文。どちらも文句なく、美味しかった。
同伴者が注文した「肉桂」と「お茶請け3種盛り合わせ」も美味しかった。
また、周りのお客さんを見て思ったが、注文した茶によって違う茶器は、どれもリニューアル前のものより素敵になっていた。
私の隣に座っていた女性に出された飲杯は、私が持っているものと形が同じだったが(珈琲カップみたいな形をしている)、柄はお店のものの方が可愛かった。
同じ飲杯をお店で売っているかはショップを覗かなかったのでわからないが、ちょっと欲しくなった。
ちなみに店員さんの制服も素敵なピンクのチャイナドレスに変わった。
店の目の前に表参道ヒルズもオープンしたし、気合を入れて店づくりをしたのだろうか?
何より私はお茶が美味しくなったことを歓迎する。
前より質を上げたのだろうか?
それとも美味しくなったと感じるのは、店の雰囲気が格段に良くなり、私の気持ちの持ちようが前とは違うせいなのだろうか?
ちょっと小耳にはさんだ某茶館の話なのだが、一見さんの客が多い土日は、良いお茶を出しても美味しさを解ってもらえないので、土日に出す茶は質を落としているという。
その考え方も理解できなくはないが、そんなふうに客をバカにしたやり方より、結果的に誰にでもちゃんとしたお茶を出した方が、中国茶業界で末永く生き残れるんじゃないだろうか?
なお、「茶意館」ではそのうち茶に合ったランチも始めるそうだ。
ランチも期待できるかもしれない。