先日は閉まっていた東日本橋にある「茶荘田丸」へ午後半休を取って行って来た。
先日ガラス越しに覗いた店舗の雰囲気と、店名のイメージから、年配の男性が店長さんの店だろうと思っていた。
だが、店にいた従業員の方は、若い男性と女性だった。お客さんはいなかった。
もうランチの時間は過ぎたとのことで、注文したのは青茶の「大坪毛蟹」とデザートの「きな粉ババロア」。
デザートと中国茶を注文すると、プラス350円のセット料金になる。
茶器は写真のとおり。茶盂が出てくる店は久しぶり。
だが、後からやって来た同じ女性ひとり客の方には、茶盂は出していなかったような・・・?
茶杯は私が好きな金魚柄で、内側の底にも1匹描かれていたのがかわいかった。
「1煎目はお淹れしましょうか」と言われたので、お願いした。
私は初めての店に来て淹れましょうかと言われたときは、必ず淹れてもらっている。
砂時計で蒸らし時間をみるようなことはせず、ささっと茶海に注いでくれた点は良かった。
だが、電器ポットの湯を足しに来てくれなかったのは、マイナス印象。
声を掛けてお願いすれば足してくれたかもしれないが、お願いしなくても足しに来てくれる店もあるので、そういう店と比べてしまうとサービスが良いとは感じない。
おまけにポットは小さめなので、すぐに湯は無くなった。
お茶もあまり味が出てこなくなったし、しつこく飲んでも無駄と思ったこともあり、湯が無くなった時点で、席を立った。
しかし、店員さんが一人途中で居なくなり、お店は18時からBARに変わるためか、残っている店の方は料理の仕込み(?)に忙しそうだったので、客の相手はあまりしていられなかったのかもしれない。
デザートのババロアは、きな粉なんて変わってるなあと思って注文したが、付いてきたハチミツをかけないと、私にはちょっと食べるのが辛い味だった。
少し辛口コメントになってしまったが、お店の雰囲気は大変良かった。
上へ行く素敵な階段があったが、上にもテーブルがあるわけじゃないのかな?
すると座席数は、テーブルが3つで、6席だけなのか?
そうだとしたら、私のように遠征して飲みに行って、もし満席だったら泣けるな。
自分の生活範囲の中にある店だったら、ちょくちょく利用したい感じなんだけど、惜しい。
きな粉ババロア