今日は雨でした。冬の雨は冷たくて雪の時より寒いっすね。雪はぱっぱと払えばとれるけど、雨で濡れたらいつまでも冷たい。
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今日12月11日(日)の天気日本海側は雨や雪で強まる所も太平洋側は日差し届く
明日12月12日(月)の天気
全国的に穏やかな空、空気はヒンヤリ(ウェザーニュース)
ほんで寒気で雨が降った翌日の晴れは放射冷却でさむ〜い。まあ、貴重な晴れだ。今週の中盤からは本格的な寒波が襲ってくるらしい。でも、週間予報には「雨」マークしかない。
昨年のインフルエンザは壊滅に近かったので、比較して増えたと言われても・・・でも、それだけにインフルエンザウイルスに対する免疫を持ってる人が少ないってことだから要注意だ。新型コロナウイルスによるパンデミック前だろうが後だろうが、インフルエンザが高齢者にとって危険だっつーことでは変わりないっす。
インフルエンザ報告数 昨年より多い傾向 今後の寒さに注意 (tenki.jp)
新型コロナ感染再拡大で救急患者搬送困難事例が前月比1.5倍 (NHK NEWS WEB)
NHKの救急搬送困難事例の記事は石川ローカルなんですけど、感染症の問題はローカルな問題なのでこっちの方が大事です。直接的な死亡率はワクチンのおかげで下がっているので病床がどれだけ逼迫するかが問題。ここらへんが地方自治体ごとの優劣の出所でしょう。
Q大医学部で働いていた時の教え子の業績です。
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白内障に有効、薬剤特定 福井大チーム「点眼薬開発に前進」
白内障を治す物質を世界で初めて特定 治療用点眼薬の開発につながる成果、福井大学チーム(福井新聞)
〈以下引用from福井新聞〉
白内障は目の中の水晶体が濁り視力が低下する病気で、多くは加齢に伴って起こる。70歳以上のほぼ全員が発症し、糖尿病による白内障は若年層でもリスクがある。人工レンズを入れる手術が唯一の根本治療とされ、国内の手術件数は年間約120万件に上る。一方で、手術後の合併症の恐れがあり、発展途上国では手術自体が難しい。進行を遅らせる予防用点眼薬はあるが、症状を改善させる治療薬は現在ないという。
〈中略〉
白内障の状態を再現したラットの水晶体に、エピジェネティクスを阻害するさまざまな化合物(阻害剤)を投与し、効果を調べた。この結果、複数の化合物を組み合わせたものを含め、3種類の化合物で症状の改善が認められた。チームは2017年に同様の研究手法で白内障の進行を抑える化合物を発見しており、今回はその発展型となる。
〈以下引用from中日新聞〉
これまでの研究から、白内障の予防には十六種類の薬剤が有効であることが分かっている。研究チームは、ラットの水晶体を白内障の状態にして十六種類の化合物をそれぞれ加えた。その結果、うち一種類で水晶体の白濁が解消された。また、二種類を混ぜて加えたところ、二つの組み合わせで白濁がなくなり、治療に有効と結論づけた。
発表者の沖昌也博士は元々酵母で染色体上で発現が抑制された状態の遺伝子座のヘテロクロマチン化のメカニズムを研究していました。この抑制された領域は僕の師匠が発見したサイレントカセットMHLとHMR。僕のO大時代の兄弟子たちが彼の研究手法がO島研のやり方だと感じていたらしく、「彼、僕がQ大んときの大学院生だったんすよ」と言ったら、「あー、教えたのおまえかぁ」という反応でした。古いラボの門下ってこういうもんです。日本の科学の衰退原因の一つは、こういう「門下」が途切れるようにしてしまったことも一因だと思います。まあ、僕はもう誰にも教えるつもりはないですけど。すんごく古い研究手法なんで。これはという学生がいたら、前に所属していたがん研究所のような他を紹介します。その方が最新の科学を学べます。
同じように老化しているはずなのに白内障の症状が右目と左目で違うことがあるのは、エピジェネティックな作用が関わっているというのが彼の着想です。工学部で研究室を主宰しながら素晴らしい仕事をしたと思います。誰とも明るく付き合える彼の資質が導いてくれた成果とも言えるでしょう。「飲み」で付き合うと大変なんですが・・・笑
本日のお酒:SUNTORY THE PREMIUM MALT'S 初摘みホップ + 立山 純米大吟醸 雨晴
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