遺伝屋ブログ

酒とカメラとアウトドアの好きな大学研究者です。遺伝学で飯食ってます(最近ちょっと生化学教えてます)。

リハビリにはきつ過ぎた

2009-09-13 23:00:43 | PARAGLIDER
今日は金沢城下町ハーフマラソン・・・私の住み処からはどこに出ようともマラソンコースがはだかり、面倒くさいことになる超迷惑イベント。とりあえず、職場に出てDNAに酵素を仕込んだら、車をいつもの獅子吼方向とは逆方向に小立野台地を降りて山側環状線に出ました。今日は強風の時間帯はあるにしても、昨夜来入ってきた寒気のおかげでかなりいいフライトができるはず。僕の予想では、講習生が飛べるコンディションになるのは昼以降だったのですが、朝から講習生にもばっちりのコンディションでした。スタッフの人数はいたので僕はランディング場周辺でカメラ持って遊んでたんですが、昼前からテイクオフに上がってTDをすることになりました。これまでTDをする時にはテイクオフで杖をついていたのですが、今日からはあえて杖を持たずに入山です。それだけでも多くの人に、「治ったの?」と声をかけられて嬉しい気持ちになることができました。

こういうのって、すごくいいもんだね。

昼過ぎには強風の時間帯がありましたが、リスキーな空域にふらふら入っていくフライヤーはなく、空中に関しては安心してみてられる状況でした。相変わらずO先生はギリギリ攻めてましたが・・・。(笑)

一日中獅子吼のフライヤーの飛びっぷりを観察していて、特にCAYENNE3とOBJECT2を見て感じたのですが・・・・やっぱ、新しい翼はええわ。

一人、ラインの絡みからテイクオフ横の潅木の茂みに落としてしまいました。左翼端側のラインが盛大に絡んだままグライダーが浮いてしまった時に、テイクオフで誰かが「あれならはずせる!」と言いました。一瞬、僕も彼を空に出して絡みをとる試みを指示しようと思いましたが、急ターンをしながら潅木の中に突っ込みそうだったので、そのままそこに入ってもらう方を選びました。つまり、ツリーランさせるために何の指示もせずにスルーしました。その方が安全であるという判断です。グライダーがどうなるというよか、フライヤーがケガせずに済む方がいいはずです。彼を空中に出してしまい、翼を折ったりさせて修正させる方がリスクが大きいと思ってしまった・・・まあ、たぶん正解。
ラインの絡みに気づくのが遅れたのは、上がってくるキャノピーの前縁エアインテーク部が潰れていて、それが回復するか注視していたからです。はっきり言って僕のボーンヘッド。いつまでたっても一人前のTDになれませんな。
それにしても、なんで離陸に問題のある人に限って、皆がテイクオフにいなくなってから出ようとするのか・・・・失敗した時に手が足りなくて困るんだよ。下手な人ほどたくさんの人がテイクオフにいる時に出てほしい。それともう一つ、そういう問題のある人に限って、ロープやのこぎりやシルバーバックのようなトラブルに対処するための道具を持っていないのは何でだ?
このツリーラン回収の後、僕の左ももの筋肉はギリギリ痛み、自分にも責任があるにしては代償が大き過ぎたと悔いを残したのは言うまでもありません。

上の写真は今日の獅子吼の夕景。日本海の波がキラキラしているのまで見えて、とってもきれいでした。

本日のお酒:SUNTORYチューハイ カロリ 白桃 + 竹葉 純米吟醸 夢がたり
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