遺伝屋ブログ

酒とカメラとアウトドアの好きな大学研究者です。遺伝学で飯食ってます(最近ちょっと生化学教えてます)。

勝負がついた?

2024-03-06 23:58:34 | BIONEWS

雨のち曇りでした。寒気に夜雨だったので、寒い1日でした。
gooニュース
今日は全国的に雲が多く、東北から九州にかけて所々で雨や雪

明日3月7日(木)の天気予報
広く日差しが届く スギ花粉が多く飛散(ウェザーニュース)

明日の天気は回復しそうですが、花粉がばら撒かれそうです。まあ、関東ほどではないでしょうが、僕の免疫系はダメでしょうね。耐えられない。

サンプル数1の人体実験??
ドイツ人男性、コロナワクチンを217回接種 検査では悪影響なし  (BBC)

〈以下引用〉
ドイツ出身の62歳男性が、医師の助言に背き、新型コロナウイルスのワクチンを217回打っていたことが明らかになった。この奇妙な事例は、学術誌「ランセット」の感染症部門で発表された。
ワクチンの注射は、29カ月の間に個人的に購入され、接種された。
〈中略〉
研究者らはまた、ここ数年間に凍結保管されていたこの男性の血液サンプルも調査した。
ショーバー博士は「この男性は研究中、本人の強い希望でさらにワクチン接種を受けた。我々はその血液サンプルも採取できた」と説明。
「これらのサンプルを使い、免疫系がワクチン接種にどのように反応するかを正確に調べることができた」と述べた。
一方、男性の住む中部マグデブルク市の検察当局は、ワクチン130回分の証拠を収集した。当局は詐欺の疑いで捜査を開始したが、刑事告発にはいたらなかった。
〈中略〉
ショーバー博士は、ワクチンを繰り返し投与して免疫系を過剰に刺激することで、特定の細胞が疲労するのではないかと心配していた。
しかし研究では、この62歳の男性にそのような形跡はなかった。また、コロナに感染した形跡もなかった。

免疫系は個人差が大きいシステムだ。この62歳の男性が2年半の間に200回を超えるワクチン接種を受けても何のアレルギー症状も示さず、むしろウイルス感染もなく抗体価が高いままだったのはこの人がそうだったというだけのことです。でも、データとしてはめっちゃ興味深い。

新型コロナとインフルエンザの関係(不和合性)もわけわからん。
インフルB型「山形系統」コロナ禍で消滅か、米で3価ワクチンに切り替え  (CNN)
記事中、コロナ禍でとられたマスク着用や外出自粛、換気の徹底といった対策が一部のB型インフルエンザウイルスを消滅させたという説明には納得できない。そんなんが有効だったら他のウイルスも消滅して良さそうだがそうなってない。
今のオミクロン派生型のコロナウイルスはインフルと同時感染できるみたいだが、その前の武漢型(?)のコロナウイルスはインフルエンザとの同時感染例がほとんどない。何がどう違うのやら・・・

免疫にもウイルスにもまだわからないこといっぱいありますね。

こっちは勝負がついたみたいです。
スーパーチューズデー 共和党トランプ氏 15州中14州で勝利確実 (NHK NEWS WEB)
Haley ‘Will Suspend Her Campaign,’ Leaving Trump as Last Major Republican Candidate (TIME)
ニッキー・ヘイリー氏はアホじゃないから勝てる確率は極めて低い事を承知して戦っていたと思う。彼女にとって本当の戦いは「その次」だ。トランプ氏だろうがバイデン氏だろうが彼らの後の選挙に勝つ布石にはなったはずだ。彼女は彼らと比べてずっと若い。まだまだチャンスはある。十分に注目を集めたので、早々に負けを認めて引っ込んだ他の候補者たちよりも人々の記憶に残ったはずだ。

本日のお酒:立山 特別本醸造


コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 寒くても咲く花はある | トップ | 真冬の風でした »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

BIONEWS」カテゴリの最新記事