遺伝屋ブログ

酒とカメラとアウトドアの好きな大学研究者です。遺伝学で飯食ってます(最近ちょっと生化学教えてます)。

増やせないものかなぁ

2024-01-26 23:56:59 | BIONEWS

寒さは変わらんけど天候は穏やかになった。明日は雨になると思う。
gooニュース
今日26日(金)の天気予報関東より西は寒さ和らぐ北陸や北日本日本海側は雪

寒気ピーク越えで少し寒さ和らぐ 明日は太平洋側で日差しの温もりも(ウェザーニュース)
積雪の急増地域 来週は高温でなだれに注意 なだれの前兆現象とは? (tenki.jp)
暖冬なのに雪温の低い雪が積もったので、割と簡単なきっかけで雪崩になるんで山では要注意だ。

増えてきたね。今は旅行シーズンでもないので、普通の生活の中で感染症が広がり続けている。呼吸器の感染症ばかりじゃなくノロウイルスの話もちらほら行動されてるので衛生には気をつけたほうがいい。アルコールで手指を拭けばいいってわけじゃない。ノロはアルコールで防げない。
新型コロナ インフルエンザ ともに患者数増加 感染対策徹底を (NHK NEWS WEB)
ノロを防ぐには・・・・トイレの後にはちゃんと石鹸で手を洗う(完璧じゃないけど)くらいかな・・・。トイレで手を洗うとこにアルコールを置いてる場合があるが、そこでは使わないほうがいい。アルコールは濃度が大事で、濡れた手につけるとアルコールが薄まるので全く効果がなくなる。まあ、手を洗わないよりマシだが・・・。

メラトニンは睡眠時に脳内で分泌される睡眠のホルモン。目を覚まして光刺激を受けると消失する。文字通り「目が覚める」のです。起きたら覚醒のホルモン「セロトニン」の出番。
メラトニン代謝物が記憶力を改善する可能性 立教大学ら(財経新聞)
メラトニンは脳腫瘍を起こさないためにも働いているそうでして、脳内に大量に分泌されているのは5歳児までで、そっからは分泌量が減っていく。残念。今回の記事は、メラトニンが脳の海馬で代謝を受けてN-アセチルメトキシキヌラニン(AMK)になって、これが短期記憶を長期記憶に固定化してくれると・・・この作用は前からわかってたんだけど、AMKを投与すると長期記憶を誘導するタンパク質がリン酸化されて活性化されてることがわかったんで、外から加えて記憶力を増強するにも役に立つんではないかとのこと。

メラトニンの減少は老化と関わってるので、まあ、これで脳の老化のいろんな現象が説明できるのかな?・・・抗酸化物質でもあるし・・・増やせないものかなぁ。海外に行けばメラトニンはサプリで売ってるんだが、日本では医薬品。時差ぼけの解消にもいいので海外旅行行ったら買って帰るんだけどね。

体内では、トリプトファン→セロトニン→メラトニンの順番で生産されます。そう、睡眠のホルモン「メラトニン」の原料は、覚醒のホルモン「セロトニン」なのです。神様は面白いことするね。

本日のお酒:KIRIN SPRING VALLEY JAPAN ALE 〈香〉


コメント    この記事についてブログを書く
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 峠は越えたようです | トップ | 久しぶりのあおぞら »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

BIONEWS」カテゴリの最新記事