遺伝屋ブログ

酒とカメラとアウトドアの好きな大学研究者です。遺伝学で飯食ってます(最近ちょっと生化学教えてます)。

でも、まだわからない。わかるのは

2022-05-14 23:59:03 | たわごと

午前ちうは雨。まあ、スーツ着て室内仕事なので外なんかどーでもよろしい。
白山の雪解け進む 室堂周辺、新緑徐々に(北國新聞)
gooニュース
今日は広い範囲で雨が降るが、西から次第に天気は回復する

午後は回復しましたが、仕事の後に実験していたので外なんかどーでもよろしかったっす。実験終わったら、金沢のヤマダテックランドに行ってiPod touchを購入しました。生産終了で在庫限りでなくなります。アマゾンでは買えなくなってました。

インフレがどうのこうのと言う前に、そもそもモノがなくなって買えなくなりそうですよ。そして、エネルギーと食糧は、ロシアが使える最後の「武器」。
ロシア政府系電力会社、フィンランド供給停止 14日から (REUTERS)
インド、小麦輸出を即時停止-国内の食糧安全保障を優先 (BLOOMBERG)
半導体が足りない問題も解決されてませんが、それでも工業製品は待てばなんとかなります。でも、エネルギーと食糧はたえず供給されてないと社会が困ります。おそらく持たざる国と持ってる国で明暗が分かれるでしょう。エネルギーと食糧の自給率が低く、技術においても先進国においていかれている衰退途上国日本はいったい何で生き残ればいいんでしょうか?

軍事の専門家から見るとロシアは武力だけなら「負けない国」。
実は「小物」だとばれたロシア 負けられない戦いはどこに帰結するか(朝日新聞)
ロシア軍はどんだけ弱くてもユーラシア大陸レベルで退却できる。しかも面積の広大さは、簡単に支配できる広さではない。気候も温帯域でぬくぬくしている民族にはたえられないくらい過酷だ。だからナポレオンもヒトラーも落とすことができなかった。日露戦争で日本が勝てたのは、向こうが戦うのをやめたからだ。日本も戦費がギリギリだった。追撃してペテルスブルクやモスクワに攻め込んで征服するなど絶対にできなかった。

もしかしたら、人類史上初めて西側が結束して初めてロシアという広大な国を屈服させることになるのかもしれない。でも、まだわからない。わかるのはゼレンスキー大統領は人類史にその名を残すことになるだろうということ。プーチンが見誤ったのは彼が逃げ出さずに命がけで国を守ったということだった。

欧州人が日本で不思議に思うことの一つが、核爆弾を実戦使用され人類史で最も悲惨な目にあい、今も核兵器をちらつかせて脅してくる隣国に囲まれているにもかかわらず「非核」が国是となっている日本に核シェルターがないということだ。
NATO加盟申請で「総点検」...フィンランドが誇る巨大「核シェルター」の充実度 (NEWSWEEK)
ウクライナのマリウポリの製鉄所の地下施設に多くの市民が逃げて長期ロシアからの攻撃に耐え続けたのは、そもそもその「地下施設」はソ連時代に作られたシェルターとも言われてます。おそらく核にも耐え得るレベルでしょう。フィンランドにもちゃんとあるんですね。日本には? 東京の大深度地下の地下鉄はシェルターになるのかな??

それより、我が国は逃げ出さずに命がけで国を守る政治家をトップに持つことができているのか、シェルターがあるかどうかよりも気になります。

本日のお酒:KIRIN SPRING VALLEY 豊潤496 + 大慶 純米大吟醸 無濾過 + 立山 特別本醸造

コメント
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