遺伝屋ブログ

酒とカメラとアウトドアの好きな大学研究者です。遺伝学で飯食ってます(最近ちょっと生化学教えてます)。

昔の話しは

2014-09-20 23:47:36 | PARAGLIDER
この週末と秋分の日は獅子吼エリアでの高高度フライトは無理っぽいです。まあ、他のエリアに行けばいいんだろうけど、仕事しもってだと地元になりますわな。まあ、大倉岳高原の練習場で遊ぶの好きだからええけどな♪

前回はOzone社のPROTONという往年の名機に出逢えましたが、今日はなーんとArtwing LADYIN2の飛んでる姿を見てしまった! 飛んでる姿っすよ、地上から離れてるんス、対気速度に応じて揚力発生して滑空したんすよ! 上の写真を見てよ!! どうせ、はしゃいでるの俺だけやぁぁぁ~!!!
B級生の時、最初に乗ったグライダーがLADYIN2でした。写真のグライダーは僕のよりも前のデザインです。14、5年前の翼じゃないだろうか・・・

試乗機を2機ライズアップさせてもらいました。1機目はAirDesign RISE2 (EN-B)。僕の中での比較対象はOBSESSION、BLACKLIGHT、TEQUILA、CHILI、SPORT・・・RISE2は今時の翼の中ではぬるいというか・・・もっとばーんと堅くて、ビヨヨンと飛んでほしい気がします。はい、偏った趣味ですね。ええ、わかっておりまするよ。2機目はBGD ADAM (EN-A)。ブルース・ゴールドスミスが息子さんと飛んでみせて宣伝している翼ですね。正直、LADYIN2を思い出しました。空中での操作性はグラハンではわかりません。傾斜のあるテイクオフじゃないと初心者は離陸が辛いかもですが、なんといいますか・・・柔らかいコントロールが習得できそうな気がします・・・ちょっと感覚的すぎますかね・・・なんか、ブルースにいったい何があったんか不思議に思える翼であります。

昨日はイグ・ノーベル賞のお話でしたが、今日は再びラスカー賞。
ラスカー賞受賞の森教授…生物の授業嫌いだった(読売新聞) - goo ニュース
森さん、好きか嫌いかはっきりしてるし、それをスパッと口にするからなぁ~。うっかり本音はくと、そのまま報道されちゃうよ~。偉くなった自覚持たないとね。(笑) いいぞ、もっとやれ♪
彼は薬学部で教育を受けたパキパキの生化学者で細胞生物学者で、酵母遺伝学なんか大嫌いなんだけど、剣道+居合有段者の侍なので『敵』に絶対背を向けないのです。背を向けたら死んでしまう。プロの世界はなんでもそうですよね。でも、ホントに未知で専門外なプロジェクトに正対できて、しかも一流の仕事をしてしまう人はそういない。
生化学者で酵母の遺伝解析や遺伝的スクリーニングに手を出して、ちゃんとやった人はそういないんですよ。たいていの人はドツボにはまる。酵母がおかしいとか、ライブラリーがだめだとか言い出すんですよ。それゆうやつは、僕は即座に心の中で『ダメ認定』します。
テキサス大時代、彼に酵母の胞子の四分子解析をやって見せました。彼はSambrook & Gething Labのミーティングで、"painful"だと報告して笑いをとったと言ってくれました。訳すと「(自分がやるには)きついっす」ってとこでしょう。w w w

本日のお酒:宮崎麦焼酎 高千穂 黒ラベル
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする