やる気満々の高校生の男の子、コンクールを受けたい、とお話してた子から、レッスンの予約が。
曲は何をやるのかと思っていたら!!音大生でも躊躇するような超難曲!!
選曲は、相談されたら一緒に考えますが、あと、候補を出すことはありますが、(このコンクールでは、過去数年でこんな曲を何人の人が演奏しているよ、難易度はこんな感じ、おすすめ度はこのくらい、みたいな一覧は作ってあります。)やる気満々の子が、超難しい曲を持ってきた時は、そのまま応援することにしています。こういう方々は、すごい力を発揮します。私なんぞが、いやいやそれは、なんて言うのは失礼でございます。すごい心構えで持って来ているので、そういう子は、その時点で覚悟はできているのです。目標がみつけられる、って、すごいことです。
最近、そういう子が増えてきていて、すごいな、と思います。人類、進化してるよ。
私も、大学の時は、じゃんじゃん自分で曲をみつけて、これやりたいです!次はこれやります!と、レアな曲ばかりやっていましたが、先生も、いいよいいよじゃんじゃんやりなさい、と、温かく見守って下さり、それでとっても伸びられたと思います。
本当は、ちゃんとモーツァルトやバッハや、王道をやった方が、という気持ちはありましたが…先生も、
「君は、曲の好き嫌いがはっきりしてるから、君に普通の曲やらせたら精神病んでくの分かるんだもん。そういうのは絶対よくないから、君は今は好きな曲をやりなさい。王道の曲も後から絶対やりたくなるし、やらないといけない時が来るから、そしたらその時がやり時だよ」
と。
確かに…私にとって、学生時代は貴重な時間でした。好きな曲がたくさんできました。学内初演を何曲やったことだろう…3曲は確実です(笑)
卒業後に、王道の曲をちゃんと習いに行きましたが、先生が、君がこんな曲をやるなんてねー、と、面白がっていました。
で、高校生の持ってきた曲。ちょっと待って、私持ってないからその楽譜!と、慌てて村松楽器さんに注文し(やる楽譜は必ず買わねば!コピーはやめましょう(^^♪)、更に、生徒さんに、すぐパート譜だけ画像で送ってー。とお願いして、私も今日はお勉強。こうして、生徒さんのおかげで勉強になるのはとてもありがたいです。
しかも、この曲は手を出したことがなかったけど、これは楽しい!!いつか私もちゃんとステージでやりたいです。
ものすごく超絶技巧で派手派手ですが、吹きやすい。と、思ったら、やはりちゃんとフルーティストの人が作曲しているのですね。
ピアノのものすごい曲でも、リストやショパンなど、ちゃんとピアニストが作った曲は弾きやすいのだそうです。
なので、ピアニストさんたちにとっては、弾きやすい、らしい。(私には分からない世界だけど)
逆に、私が編曲したピアノ譜は、弾きにくい、と、言われます。和声的や対位法的には合っていても、音の並びがピアニストの手に合っていないのだそうです。
私は弾けないけど、ピアニストの人はこれ弾けるんだろうな、と思って作るからいけないらしい。
最近は、弾けないまでも、ちゃんと弾いて作ります。
生徒さんの伴奏をする時も、派手で、わあ、先生すごい!と言われても、全然大変でない曲もあるけど、全然地味で簡単な、コード弾きに近いくらいの楽譜なのに、ものすごく苦労する伴奏もあります。それも、編曲者のそういう事情なのかと、思ったりして。
とにかく、ちゃんとやったこと無かった曲、ちょっとわくわく。明日は楽譜が届く♪村松楽器さん、早いです。
ところで、私は手紙をたくさん書きますが、だから、郵便局もめちゃくちゃ行きます。切手もいっぱい買います。
4月に、東京の友達から、ぽすくまの一円切手が出た、と情報をげっと。一円切手は、前島密さんも肖像で、何十年もデザインが変わっていない唯一の切手。他のデザインが出たことは無いらしい。それが、出たと?!
そうなんだー、じゃあ明日行ってみるね、と、早速翌日郵便局に行ってみました。
窓口で、ぽすくまの一円切手はありますか?と聞いたら、人気があるので売り切れてしまいました。とのことでした。
そうなんですねー、と、でも、一円切手は買わないと、と、思っていたので、前島さんを1シート、100人買って来ました。
数日後、郵便を出しに郵便局に行ったら、
「一円切手入りましたよ!いかがですか?!」
と、職員さんに、声をかけて頂きました。17時間際で他に人がいなかったこともあり、アットホームな感じで、ほら、こんなに入ったんですよー、と、見せて下さいました。
わああ!本当だー!!買ってもいいんですかー?!わあい、嬉しいなあ、これ、10シートとか買っちゃっても大丈夫ですか?!
と、聞いたら、
「はい、10シートですねー!大丈夫ですよー♪」
と、10シート、500枚、出して下さいました。
わあ、かわいいですねー、教えて下さりありがとうございますー!
と、うきうき切手を買って郵便局を後にしました。
しかし、よく考えたら。
これって限定販売よね?しかも、一回目は売り切れてたのよね?私一人で10シートなんて、買いすぎじゃないの?!
マスク買い占めた人みたいになってる?!どうしよう、どうしよう、郵便局で私は、『一人で10シートも買った人』って思われてない?!(買ったけど)私のせいで、欲しいのに買えなかった人が出てくるんじゃないか?!どうしようどうしよう、と、心中穏やかでない感じに。
東京の友達に、「10シート買えた」とLINEしたら、えええええ!10シートですか?!こっちは一人2シート限定でしたよ!と。へえええええ!やっぱり私買い過ぎたー!!と、自己嫌悪。
限定2000万シート販売、ってことは、200万分の1を私が買っちゃったってことで、全体の、0.00005%が私の所に!ひええええ!これでは全国民に行きわたらないではないか!と、更に自己嫌悪。
せめて、独り占めはやめようと、手紙をよく書く友達などに、使ってね、と、1シートずつ送ったりしました。
私のせいで売り切れたのでは…郵便局の方に謝らないと…と、しばらく思っていました。
まだある…まだ売ってる…と、窓口を見るたびにちょっと安心して、もうすぐ2か月。まだ売り切れない様子。
先日、切手を売って下さった日の職員さんに、
「私がたくさん買っちゃったから売り切れるのではと心配していました」
と、言ったら、
全然そんなことないですよ!まだまだたくさん残ってますから!
とのお返事。
安心しました♪
というわけで、皆様、まだ、かわいいぽすくま切手は入手できますよ!!
かわいいです。
先日は、10円切手を切らしていることに気づいた時には、郵便局が閉まっていた。
こうなりました。
翌日、10円切手も必需品。10円切手を100枚買って来ました。