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2番腹&1番腹

2024年06月03日 | 宇田川らんちゅう
期待の2番腹、3筋の方は何の問題もなく立ち上がり、元気にシュリンプを食べています。1番腹に引き続き、こんなに元気に立ち上がってくるペアの仔は本当に久しぶりです。ホントに小さな3歳採りで、ほぼダメ元で採ったようなものですが、まさかこんな結果になるとは



問題は2筋ペアの方。オスの追いがイマイチで、産み終わった卵を見ているとあんまりよろしくないなあ、と心配していましたが、案の定、どんどん姿が見えなくなって2日前には1尾も残らず完全に消えてしまいました。同日に産んだ隣の3筋舟とのギャップがあり過ぎて唖然とします。これを見ても、針仔がシラスになって溶けていくのは低水温でも水質の悪化でもないことがよく分かります。ダメな時はダメと諦めるしかないですね。2番腹で打ち止めの予定でしたが、この後、採れるようなら2筋は3番腹まで行くことにしました

さて1番仔もだんだんと大きくなってきて、放り込んだシュリンプも足りなさそうな雰囲気だったのでざっと選別をかけました。2筋仔にはパッと開いた尾を持った仔が非常に少なくてガックリですが、少しでも残ってくれたら良しとしましょう



予想外に好成績な3筋仔。洗面器に上げるとパーンと張った尾の付いた仔がたくさんいます



元親のオス(この仔らのおじいちゃま)が長くて、いただいてきた時にその兄妹たちにも長く出る形質が垣間見えていました。3筋は丸手なので(丸過ぎるのも考えものですが)、まずは長く出た仔を徹底してハネました。その中から厳つさを秘めた仔を今年の親に使ったつもりですが、まだ3歳なので正体はわかりません。今朝の選別も長く出ている仔は触らず、短くて尾がパンパンに張った仔を残しています。本当はもう一代くらい色々な仔を残してどう変わっていくかを見極めたいのですが、飼育スペースがどうにもならずにそれも叶いません