NEVER TOO LATE

この年齢になって、チェロを始めた、、、、、

日野原重明氏の指揮で

2010年02月12日 | チェロ
 御年98才の現役医師日野原重明氏が来られ、
大きなイベントに出席されました。
その前夜、われわれチェロ軍団「セレスト」は懇親会に招かれ演奏しました。
「新老人の会」というグループですから、選曲は
「愛の挨拶」「荒城の月」「上を向いて歩こう」というものでしたが、
主催者から日野原氏作詞作曲の「新老人の歌」を弾くよう要請され、
笛子先生がチェロアンサンブル用に編曲し急遽練習していたのです。
 音楽療法学会会長という肩書きをお持ちですから、予感はあったのですが、
やはり「私が指揮をしましょう」と言うことになり、、、、
後から考えるとわれわれの演奏で踊っておられたのだろうということになりました。
実にゆったりとしたテンポで、我慢できず飛び出してしまったり、バラバラになりましたが、
「素晴らしい!!」とお褒めいただき、握手をしていただきました。
まあ、得難い経験、
何らかの御利益がありそうです。
名指揮者フルトベングラーは「振ると面食らう」とよばれたそうですが、
当時の楽団員の気持ちがやや理解できたのです。

写真は会場の様子です。