今夜の午前0時で、禁煙更新、744時間を迎える。31日間を堪えたことになる。
「これを節目にですね、一服したら美味しいやろうなぁ…」
などと本音を言ったのに叱られた、ハイ。
禁煙はダイエットとセットにならねばならない。味覚が戻るから、食べ過ぎてしまう。口寂しさから、絶えずモノを口に入れたくなる。誘惑との闘い。まして誘いに弱い。さあ、どうする。
最初は、ガムを噛んでた。キシリトール入りね。しかも、長男が禁煙したときのがどっさり残っていて、ありがたかった。しかし、続ければ飽きるのである。喫煙の習慣は飽きなかったのに。
で、次は、落花生を頬張った。
「カロリー、高いにぃ」
のご忠告を咀嚼もせずに買ってきた。
ネットで調べたら、10粒までならよいとのこと。きちんと数えたがな、
「トオ~っ」。
しかし、あっという間食べ終わるし、後を引く。もの足りない。で、別のサイトには、30粒以内なら太らない、と書いてあったのを思い出した。
食べながら考えたのだが、いちいち数を数えて、それを覚えていられるものななのか。勘定の誤差の範囲は? なんてやってるうちに、ストレスが溜まりそうだ。金を貯めたい…。
何よりも「止める」という意志を優先させることを決断した。付帯的なことは二の次である。およそ一月。
挙句、どうなったか。ヘルスメーターが70キロオーバーを示している。体重計まで壊してしまったようだ。買い換えないと。禁煙は経済的にも負担だ。心にも財布にも害を与えるほどの悪事を働いた気がしてならない、この頃。
That High Lonesome Sound 価格:(税込) 発売日:1996-02-20 |
このCDにはずい分癒されている。バッサ・クレメンツのフィドルは一度聴いたら耳から離れない。次に聴いたら、すぐにバッサと分かる音色とフレーズ。最高のフィドラーがデヴィッド・グリスマンなど超一流とプレーヤーと演奏したらこうなると答えを明確に出してくれている。我を忘れ、宿題も忘れるほどの名盤だ。