今日、エプソンのプリンタが戻ってきた。その迅速な対応に驚いた。まず、ヤマトのお兄ちゃんが取りに来てくれたのが、7日(火曜日の)午後である。かくかくしかじかとエプソンに電話したのが、前日の夕方、およそ午後5時前ぐらいだったか。至れり尽くせりの窓口の対応ぶりにうっとりしたのは前述の通りである。そして、本日10日(金曜日)の午前に受け取った訳だ。一連の早さにも驚いたが、それだけではなかった。
正直言うと、「プリンタ内部の部品調整時期」なんてあり得ないと思ったのは確かだ。赤い玉伝説のように、印刷途中で、
「もうこれでお終いですよ」
と引導を渡されて、修理代みたくお金を支払わせるのはいかにも理不尽な仕打ちに思えるし、第一、面倒臭い。
今回、戻ってきて、運送屋さんに4,200円払った。内訳は、定額料金3,000円+ドアtoドア料1,500円(500円値引きキャンペーン中)+消費税200円だ。受け取ってから、高いとか、理不尽とか感じたか…。答えはNOである。
その訳は、一目瞭然である。プリンタの外見がとても綺麗に見える。新品同様と言ってよいほど美しい。修理報告書を見ると。
とある。その通りで、印字テストではビックリするほど鮮明だ。処置内容…部品交換、清掃、注油、各部調整、機能検査、動作チェックを致しました
カラー写真も、余分な縦筋、横筋なく緻密な発色である。納得である。この印刷はお客様のプリンタで印刷いたしました。
さらに気づいたことがある。各インクの量が手渡した時点よりも全体的に増えている気がする。ばかりか、新品未開封のインクが3本添付されていて、これだけで本日の出費分を超えている。
エプソン凄い!太っ腹ぁ
ある意味、自動車の保守点検のようなものか。にしても、修理担当者のF松氏の仕事ぶりは実に丁寧で、埃や汚れは細部を意地悪く探っても欠片も見られない。印字テストだってよほど根気よく繰り返されてないとこんな出来映えにならんと思う。ずい分慣れてきたつもりのぼくだって、自分で調整するとなるとここまでできない。確かなプロの仕事だ。アピアランスはおろか、機能的にも、新品と同じ感覚で、安心して使えるってユーザーにはありがたいことだ。
今は、この赤い玉ポロリンは、たくさん印刷してきた(インクや消耗品をたくさん購入した)ヘヴィ・ユーザーへの贈り物と受け取っている。エプソンのサポートは凄い! 今後もエプソンを薦め続けるのは当然だ。
最後に、ドアtoドアを使えばちっとも面倒じゃなかった。ぼくがした作業は、プリンタから電源を外しUSBケーブルを抜いてフロアに下ろしただけ。後の一切合財はヤマトの兄ちゃんがしてくれた。思えば簡単なことだったよ。