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hyperclub

パソコン教室アイラブハイパークラブです。
教室に流れるBGMなどを紹介します。

会社は株主のもの…

2005-03-28 23:59:00 | 本と雑誌
フジ対ライブドア。一連の騒動…、二転三転しているようだ。外野の芝生席にいる気分で眺めているとずいぶんと興味深い。思わぬ発見があるのだ。じっと自分に問いかけている。

「会社は株主のもの」
「テレビはインターネットに取って代わられる」

「ん…?」
そうか、会社というのは、経営者のものでもなく、社員のものでもなく、ましてや顧客のものでもなかったのだ。
株式会社は株主のものなのだ。資本主義社会における原則。つまり、金の世界だ。
それにしてもホリエモンという人、剥き出しだ。Yesか,Noか、ふたつにひとつ。間がない。おかげで目からうろこだ。リスナーやユーザのものでもないのだ。すっかり忘れていた。

丸一日、三六五日、何十年…と、ずっと会社で汗を流す人のものではなく、「危ない…」の直感だけで、まるで沈没する船から真っ先に逃げ出すねずみのように売り逃げる短期投資家も含む、「株を買っている」人のものだったのだ。

何をいまさら…、と言われるだろうが、経済学部出身でありながらすっかり忘れていた自分に正直あきれている。

人の温もりだとか、情緒だとかが見えてこない世界。理念のような崇高なものがすっかり影を潜めて…いる。マネーゲームか。
批判ではない、単なる貧乏人のたわごとだ。

そういえば、以前、「 マネーゲームの達人―金融帝国KKRの物語 」を読んだ記憶が。


こんな場合か…

2005-03-25 23:01:36 | 本と雑誌
まもなく11時。今日やるべき仕事が若干残っている。
しかし、Yahoo!のニュースによると、「中田英ら海外組4人先発、イラン戦キックオフ」だと。

「サッカー・2006年ドイツワールドカップ(W杯)アジア最終予選B組の第2戦、イラン―日本は25日午後10時38分(日本時間)、テヘランのアザディ競技場で始まった。」

どっちみち仕事は明日だって残るはず。しからば、今夜はコレで店じまい。縁起男のぼくが応援しなければ、日本の危機だ。あなたを嘆かせる訳にはいきますまい。

 


また逢う日まで

2005-03-24 23:38:12 | 本と雑誌
NTTの関連会社のN氏が明日付けで移動という挨拶のため、津からわざわざ挨拶に来られた。

「さよならだけが人生だ」
確かにそうだろうが、氏はぼくに大切なことを教えてくれた人である。家族の住む長崎から遠く離れ、地図でしか知らなかったという三重に単身赴任していた彼のためには慶ぶべきことである、とは承知している。さりながらひとしきり寂しさに包まれた。

たとえばこの教室への階段を上ってこられるときの気持ちはいかがだろう。ぼくはホストであり、お迎えする立場。自分のホームである。かたや生徒さんからしたら、イランに乗り込むサッカー選手の心境ではなかろうか。いわばアウェイだ。ぼくは自分のペースで余裕でお招きすることができる。ワクワクときめいていてくれたら嬉しいのだが…。
変な話だが、ぼくはいつもそこのとことを気にしている。子どもの頃から塾嫌いで、学校だって心から好きとはいえなかった。信じてはもらえないが、人見知りする性質(たち)なのだ。コツコツと階段を上るパンプスの響きに耳をそばだてる。「うん、弾んでる!」
まして、部外者であり、商用で、しかも飛び込みで来られるビジネスマンの方なら、どんな思いなのだろうか。逆の立場で、自分ならそんなことできそうにもないから、気になるのだ。

氏と初めて逢った瞬間、ほかの人とは受ける印象が異なっていた。けっして饒舌ではないのだが、九州なまりが少し混じった挨拶から、真摯で、誠実な人柄が透けていた。ぼくが常々感じていた通信技術の疑問に適切に答えてくれたばかりか、親身に解説を加えてくれた。教えてくれるときの姿が良かった。偉ぶらず、謙虚に、率直に。ぼくの授業に対する理想とする姿勢が、そこにあった。
その後、たびたび訪れてくれるようになったが、着々と仕事の足場を確かにしつつある様子が伺えた。実績に繋がりそうもない無理な要望にも快諾し、汗をかいてくれたことも再三だった。そんな姿に支持者が増えたであろうことは想像に難くない。

年齢は遥かに下だが、共感とリスペクトの念を抱いた人だった。仕事の面で充分に報いることができなかったことを心苦しく思う。

「葉隠れ」で有名な佐賀の人、どこか侍を感じさせる人だった。桜花の下、愛する家族に支えられ、地元でしっかり活躍される様子が目に見えるようだ。
彼から学んだことで、ぼくはフットワークの大切さを実感し実行しようとしている。また、このブログを継続させるべく励んでいるのも、彼の影響からだ。このブログの存在を長崎で見つけ、
「口だけやないすか」
と、笑われないようしばらくがんばる所存だ。

久々に「 NTTコミュニケーションズインターネット検定.com Master★(ドットコムマスター シングルスター)2004公式テキスト 」を引っ張り出した。彼が居ないと、一発解答は自分で出さなければならない。今年は★★を狙おうか。どうだい、駿くん、さっとん…?


なんてこったい

2005-03-23 23:48:01 | 本と雑誌
パソコンに向かっていると、一日に何度か、悪態をつく羽目に陥る。エラー・メッセージに促がされて、再起動をかけざるを得ないのだが、不思議なことに、パソコンを罵るよりも自分を責めていることに気づく。よほど人が好いのだろう。
が、どうやらぼくだけではないらしい。かかってくるSOSの電話でそれは察せられる。

「何をしてしまったんでしょうか、実は…」。
「何を触ってしまったんでしょう…」

ぼくらはみんな善人なのだ。
Windowsという基本ソフト(OS)は完璧なものではない、と聞いたことがある。95が出た頃のことだ。それ以来、ずっと信じ続けている。その証拠に、といっては何だが、しょっちゅうアップデートをする習慣は変わらない。誤解を恐れず言い切ってしまえば、どうやら半製品の状態と考えれば、気が楽だ。ある意味、パソコンを買った日から、ぼくたちは悪女とおつきあいしているのだろう。
「なんてこったい!」

この言葉で思い出すのは、昔、アニメで見た「ポパイ」のお定まりのあのシーンだ。
「おじょうさん、オレとキスしようぜ」
「キャー、ブルート、いやらしいわねェ。ポパイ、助けてェ!」
「ウオー、なんてこったい、オリーブ。待ってろ、今行っからな」

オリーブだってファム・ファタール(運命の女)に違いない。
「危ないところへ、何故、近寄るのだ」
少年のぼくは義憤にかられていた。ブルートに対してではない、オリーブに、だ。
「そうでなければストーリーが成り立たないからでしょ」
そう教えてくれるガールフレンドが現れて、目からうろこが落ちるまでは。

で、悪女とのおつきあいの作法はあるようだ。
こまめに「CTRL」+「S」を押す。上書き保存だ。これを手クセにしよう。
1文字でも入力したらファイル名を付けて保存する習慣を付ける。先ほどの上書き保存をスムーズにするために。
XP以外のME以前では、再起動を頻繁にかけよう。
XPでも,CD(DVD)を焼く、DVDを観る(観終わった)といったときには再起動をかけたほうが無難のようだ。

幸い手クセにしてからというもの、人聞きが悪い言葉だ、大ヤケドからは免れている。で、ますます悪女に魅せられているといった毎日だ。

もし、それでもつきあいにくいというのであれば、「 500円でわかるパソコン―基本がわかる、「困った」も解消 」はいかがだろう。いくぶんお気楽にはなれるだろう。


とうとう行けなかった、スキー

2005-03-22 23:32:05 | 本と雑誌
春めいている。暖房なしでも過ごせるようになってきた。
今年もスキーに行けそうにない。雪の白が目に触れたくないものをすべて隠し、消しゴムで消したような白銀の世界が好きだ。雪に縁がないから言えるのだろうか。木々も纏うものなくシルエットだけで堪えているような姿に潔さを覚え、それだけで風情があるように見える。
お気に入りは野沢温泉村。8時間かけても訪れる価値があり、その魅力は我が家においていささかも色褪せることはない。
お勧めのペンションが フォーリストの森 。心づくしの料理がおいしいだけでなく、もてなしも群を抜いて心地よい。また、今年も憧れの宿に終わってしまうのが惜しい。


アビエイターをみたい

2005-03-20 23:29:45 | 本と雑誌
最近、息子と映画を観るようになった。といっても、今年になって、まだ「ハウルの動く城」1本のみだが。

「今度さぁ、何見たい?」
「そうやな、『アビエイター』かな」
「マジー! ミーハーやな」
「いやいや、ディカプリオだからちゅうのやないんや。主人公のハワード・ヒューズってのは実に興味深い人物でなぁ…」

そもそも…。
映画にもなった「 L.A. コンフィデンシャル 」の原作者であるジェームズ・エルロイが、「アンダーワールドUSA三部作」というのを書いている。そのシリーズ第一作が、「 アメリカン・タブロイド 」だ。ヒューズが主人公というのではなく、そのひとりといってよいのだが、非常に存在感のあるダークな人物として登場してくる。なにせ冒頭、自分にヤクの注射を打っている場面から始まるのだ。もちろん登場人物のすべてが一癖も、ふた癖もある悪漢ばかりだ。彼らがJ・F・ケネディが大統領に就任する直前から、暗殺されるまでの数年間の動きを至近距離から描いていく。体力が要るが、面白い作品だ。ヒューズのダークな部分が圧巻だ。
また、軽妙なところでは、ステュアート・カミンスキーの、探偵トビー・ピータースを主人公にしたシリーズに「 ハワード・ヒューズ事件 」がある。ハリウッドを背景に、誠実なんだが、人間との関わりが上手にとれない変わり者としてヒューズが描かれている。史実にのっとる作家だからここらがヒューズの実像にちかいのだろうか。軽く読めるのでお勧めだ。
ヒューズが活躍した時代に対する憧憬がある。アメリカが若々しく、ナイーブだった頃。映画を作れば大当たり、飛行機を飛ばせば世界一周をやってのける。まさにアメリカン・ドリームが手に届きそうな錯覚を覚えるのだ。ぼくはオプティミストだ。
書物でいろんなヒューズと出会っている。最近では、「 ハワード・ヒューズ 」を読んだ。どうも『アビエイター』の原作ではないらしい。映画を観たら印象が変わるだろうか。書物でとらえたイメージはディカプリオよりも強いだろう。


ロバート・B・パーカー

2005-03-19 23:24:35 | 本と雑誌
定番といわれるシリーズものでも、長くなるとどうしてもマンネリ化する。購入しよう、という強い意欲が沸きにくい。ぼくにとって、「スペンサー・シリーズ」もそうなっている。ジェッシイ・ストーンものは目が離せないのだが、これは成長期だ。
最新作、「 背信 」は図書館で借りた。軽く立ち読みしてからスルー…、となるパターンが、腐ってもスペンサーか、最初の台詞が決まっている。赤ちゃんにミルク、オックスフォード地のボタンダウンにチノーズ、といった心地よさ。書き出しから嵌った。クサイと突き放さなすべきところを、なぜ惹かれる? 読破後にどんな感想を抱いているだろう。そこが興味深い。裏切らないでほしいものだ。
昨年暮れ、ほとんどの蔵書を処分した。以来、娘の監視がきつい。本が増えていないか、常にチェックが入る。
言い訳が効かなくなった。そりゃそうだ。全体量八割ほどの書物が、たった二割のコミックスに、買い取り金額において、その逆の割合で大差をつけられたのだ。
ここでもぼくは少数派だ。


喉もと過ぎれば…

2005-03-17 23:59:03 | 本と雑誌
まず3時。和菓子の差し入れに始まったティータイム。珈琲で、というのがHyper流。「お彼岸ですなぁ…」と、まったりといただく。
次いで5時。お手製ピザ、30センチ級2枚を持込んでファミリー授業が始まる。ぼくは雑用で、お昼をスキップしていたから、ありがたい。幸いといっていいのか、高校生の兄妹は、「お腹すいてない」。独り占めの格好でぱくつく。これは的矢の「名人主婦」の作で、とても一切れでは終われない。日頃から「イタリア系」を自称するだけにイタリアンには目がなく、食らいついてばかり。ソース3種類に、具だくさん。悪いが、これから専門店のものは食べれないだろう。
7時以降は授業に没頭し消化に努めるも、しばらく幸福な満腹感は続く。
9時30分、幼なじみのY氏宅へ出張。案件そっちのけでご家族としばし話に花が咲く。そこで饗された三女様の手作りカレー。コレが絶品。トマトをふんだんに使ってあるそうで、さわやかな風味とコクが口中に南国の風を吹かせる。後口のよさが快感。問題点を5分で片付けて戻る。

帰り着くと携帯に電話が入る。
「教室の電話って話し中?」
「ちがうよ」
気がつけば、受話器が上がっている。外出前に食器を片付けたのだが、電話機と机の間の狭い通路を通り過ぎたときに、お尻で受話器を持ち上げ、外してしまったようだ。

「ベルトが縮んだ」の言い訳では済まない、ウェイト・オーバーを自覚する。明日からダイエットだ。


題名はT.P.Oを選ぶ

2005-03-15 22:51:22 | 本と雑誌
じっくり腰を落ち着けて読みたい本がある。かたや片付けなければならない諸々があって事情は許さない。
もっと時間がほしい。切に願うのはそういう時だ。何もかも打っ棄って没頭できたら、と願わずにはいられない。
検査でドック入りするという友人を羨んだことがある。当人の不安や恐怖に思い至るより、「いいなぁ、本が読めて」と言ってしまう。大した激励だ。
誰でもそうだろうが、当初、自制は利くものの、いつしか仕事への意志を上回るほど本に傾斜して行き、禁断の線を踏み越えてしまう。学生のころの司馬遼太郎の「 坂の上の雲 」がそうであったし、最近では、浅田次郎の「 蒼穹の昴 」が該当するだろうか。
ページをめくるのさえ惜しくなり、読破しているという実感よりも、残り薄くなる頁に読後の虚しさを予感し、怖れさえ覚えるようになる。文庫で数巻という量は圧倒するものがある。それでもページターンを急ぐのは健康だからできるのだろう。
その友人への差し入れは、「 八百万の死にざま 」、「 長いお別れ 」の2冊だった。突っ返されたのは言うまでもない。


目にみえるもの

2005-03-14 22:59:37 | 本と雑誌
今日の質問の電話は、ぼくに教訓を残してくれた。
福祉関係の会社からのものだった。請求作業に専業ソフトを利用していて、請求先とはオンラインで繋がっている。新たに購入したノートPCに請求関係の処理を移行させたばかりだが、処理能力の高いノートを専業ソフトで使うにはもったいない。と言うわけで、従来のデスクトップ型をその請求業務専用に戻したのだ。設定は変えなくともよい。以前の設定が生きてはずだ。
ところが、転送の際、何度送信しても繋がらないというのだ。「操作に失敗しました」のメッセージが繰り返されるばかり。締切期限が刻々と迫ってくる。そこで教室への電話となった。
こうした場合、まず接続の形態を尋ねる。ノートはケーブル、デスクトップはISDNだという。TAのランプを確認してもらう。異常を示す点滅はない。
余談だが、大切なこと。正常に繋がっているときのランプの状態を記憶しておくとトラブルのとき役に立つ。あまりにも無関心な人が多いように思う。また、グラフィック・ユーザー・インターフェイスだから、モニタにさまざまな情報やメッセージが表示される。無視しては何もならない。特に電話越しに、向こうが見えない状態でやり取りするたびに、見えることのありがたさをかみ締める。見える情報を活かすにはよくウォッチすることだ。
ツールメニューの「オプション」で転送時の設定を見てもらう。きちんとダイアルアップになっているし、ずっと設定はいじってない、と言う。何度か、いつもの手順で、いつものように操作をしてもらった。ステップ・トゥ・ステップというやつ。「ゆっくりとねぇ、画面をよく観察してぇ」。
ここらあたりで、推測がたてられる。同じ設定、同じ操作で駄目になったのなら、何か変わった? というより、変えたものはないか。思い当たることが一つある。それは…。
電話の向こうから、「あれーッ! ファイアーウォールなんとかって…」。「ビンゴォ! それを受け入れて。許可してぇ」。
Windows XP SP2を導入するようにと申したのは、ぼくだ。おまけにネット上で同じようなトラブルを目にしているのに、である。アップグレード直後に、もう少し親切なフォローをすべきだった、と反省した。
今日の教訓。モニタに表示されるメッセージは、たとえどんなに小さかろうと、軽んずべからず

教室に常備する雑誌、現在、「PCfan」、「DOS/Vマガジン」、「日経パソコン」など5種類。自作関連のものが多くなりつつある。