百笑館・但熊・素晴らしき農業

農産物直売所 卵かけごはんの店

やくっさん

2007-07-08 18:32:03 | 百笑館
昨日は夕方5時頃から、薬師祭(7月8日)の餅つきに行ってました。
子供の頃から「やくっさんのもちまき」と楽しみにしていました。
餅米は集落の各戸がお供えします。それをついて餅にします。

総勢23人ふるさと委員が中心であとは有志
17臼搗きました。2つの羽釜と2つ臼で交代しながら搗きますが
結構大変です。だいたい2時間位で終わり後は懇親会
毎年同じ様なメンバーで気心も分かっているので気楽に歓談

これも「やくっさん」のお陰です。

むか~しむかしやくっさんは、堂本の薬師堂に安置されていたそうです。
それが、我が家の真ん前100m位の所で現在は公民館が建っています。
明治13年に維持管理も難しいので、松禅寺で管理していただいています。

これから先は何処までがホントで何処からが作り話かは定かでありません。

 むか~しむかしのそのむかし、とても貧乏で田畑の少ない村がありました。
そこに飢饉があり、村人は大変困っていました。
「やくっさん」はそれを見かねて、堂本の横に湯口と言う字(あざ)が
ありますが、そこに出ていた温泉を今の城崎へ持って行かれたそうです。

それ以来城崎は温泉場として栄、城崎温泉とし有名になりました。
そして、湯口に湯は出なくなりました。
湯口・堂本・湯町などの小字は繋がっています。
昔の人が話していたという話ですが、ロマンがあります。

今日はその薬師祭で松禅寺の本堂でコンサートがあったり、もちまきが
あったのですが、私は行けませんでした。


コメント
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