![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/70/93/e533709ff2c6ee61f3e5c05817ff34e5.jpg)
写真は70年代のはじめのある初夏の日だろう。
若葉をいっぱい広げているけやきの枝はか細くて、まだまだ若々しかったのだ、とわかる。
フランセはセントラルアパートの隣にあった。
レオンができる前からあって、セントラルアパートの住民はここによく通った。
フランセは一階が洋菓子売り場で、二階が喫茶店になっていた。
ケーキのケースを左に見ながら右側の階段を上がって席についたものだった。
ケーキやクッキーの包装紙は、幻想的な東郷青児の絵が使われていた。
当時、お菓子屋さんの包装紙で好きなものが2つあった。
淡い紫をベースにエレガントな女性が描かれていたフランセのものと、黄色に黒で、可愛い子供達の姿が影絵になっているジャーマンベーカリー(これは六本木にあった)のもの。
フランセの壁面には包装紙に使われた東郷青児の絵が額に入って飾られていたと記憶する。
私の生涯のカフェ通いは、まず銀座のウエストからはじまったが、原宿に移ってからはこのフランセだった。
表参道の並木道の光を受け入れた明るい店内。
日常的な仕事の打ち合わせもしただろうが、覚えているのは自分たちの未来について飽きることなく語り合ったことだ。
まだ、何にもできないという不安といっしょに、自分たちがなにか素敵な世界を作っていくんじゃないかという、途方もなく楽天的な夢を語り合うために、ここでたくさんの時間を過ごした。
写真 (撮影者・不明) フランセにて。
若葉をいっぱい広げているけやきの枝はか細くて、まだまだ若々しかったのだ、とわかる。
フランセはセントラルアパートの隣にあった。
レオンができる前からあって、セントラルアパートの住民はここによく通った。
フランセは一階が洋菓子売り場で、二階が喫茶店になっていた。
ケーキのケースを左に見ながら右側の階段を上がって席についたものだった。
ケーキやクッキーの包装紙は、幻想的な東郷青児の絵が使われていた。
当時、お菓子屋さんの包装紙で好きなものが2つあった。
淡い紫をベースにエレガントな女性が描かれていたフランセのものと、黄色に黒で、可愛い子供達の姿が影絵になっているジャーマンベーカリー(これは六本木にあった)のもの。
フランセの壁面には包装紙に使われた東郷青児の絵が額に入って飾られていたと記憶する。
私の生涯のカフェ通いは、まず銀座のウエストからはじまったが、原宿に移ってからはこのフランセだった。
表参道の並木道の光を受け入れた明るい店内。
日常的な仕事の打ち合わせもしただろうが、覚えているのは自分たちの未来について飽きることなく語り合ったことだ。
まだ、何にもできないという不安といっしょに、自分たちがなにか素敵な世界を作っていくんじゃないかという、途方もなく楽天的な夢を語り合うために、ここでたくさんの時間を過ごした。
写真 (撮影者・不明) フランセにて。
なかなか日記が更新されなかったので、お仕事がお忙しいのかな?70年代の旅に出ちゃった?とか思ってました。(^_^)
先日浅草寺に遊びに行ったら、路地に歴史のありそうな和菓子屋さんの奥の壁に、東郷青児の絵が飾られてました。ちょっと額が傾いてましたが。苦笑。
これからも70年代の話から現在の話まで。楽しみにしてます!
そして、子供の頃、一般の家庭でも、
愛されて飾られていたその青い少女たち、
首の長いそのフォルム。。
いまでもそれは新しい感覚ですね、損保ジャパン
へ時折は、たずねていって、拝見しています。
それにもまして、、Yaccoさんの
「途方もなく楽天的な夢を語り合うために」
それは本当に素敵な時間に違いない!
そう想像します。いい言葉です。