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私の家にはイギリスの農家からやってきた大きなテーブルがある。
26年ぐらい前、サザビーで購入したもので、サザビーの社長さんである鈴木さんが直接もってきてくださった。いくら26年前とはいえ、私はびっくりして大いに恐縮したものだった。
イギリスの田舎で、何百年か生きつづけた農家具は、ここ数十年なんて時間はなんのその、がっちりした4本の足で、どんと居間の中央に存在している。
このテーブルでたくさんの「みんなでご飯」があった。
15年前、神宮前から千駄ヶ谷に引越してきて、ある夜6、7人のご飯に作家の宮内勝典さんご夫妻がいらした。
宮内さんは部屋に入るなり、このテーブルに歓声をあげた。それから壁にあるアフリカのカマンテのクレヨンで描いた象の絵に再び歓声をあげた。(宮内さんは声の大きいかたなので、ご本人はそういう意識はなかったかもしれないが)
人生で、このふたつのセレクションをしたということで、私を尊敬すると、たいそうほめてくださった。
ご本人はもうお忘れかもしれないが、私はすごく嬉しかったので忘れられない。
私にとっても、今でも、きっとこれからも、テーブルと象の絵は人生で最良の道連れに違いないものだ。
この大きなテーブルで、毎朝いっしょに朝ごはんを食べる人(連れ合い)がいなくなってからも、私の周りにはさりげなく私を心配してくれる人たちで溢れた。
誕生日などには、このテーブルひとつでは足りなくて、ピクニック用のテーブルを組み立てて繋ぎ合わせて賑やかに食事をした。
今、テーブルはパソコン台と隣あわせになっていて、放っておくとプリンターや紙で本来の食事やお茶のスペースをどんどん犯してゆく。
最初は、「おじゃまします」だった文房具がいっぱいで、ご飯スペースの方が小さくなっている。世の中、個食の時代というが、私は私なりに、いや応なしに個食なわけだ。
土曜日、東大久保のポレポレ坐で、収穫祭のバザーがあるというので、事務所をシェアしているきよみさんと出かけた。
お米、リンゴ、チーズ、野菜、とふたつの袋いっぱいに担いで帰ってきてさっそく台所に立つ。
キャベツが山盛りに入ったスープ。(昔パリでかった少女趣味なピンクのホウロウ鍋で)
あとは紅玉一個をハチミツとキッチンワインで煮たジャム。
キャベツや大根を煮てつくるココの餌。
この頃は、長いこと使ったアムウエイのステンレスの(ナサで開発されたという)鍋類はやめにして、土鍋とホウロウの小鍋を使っている。
スープは土、日、と2回いただいてから、3回目は秘密のご飯。
冷ご飯を入れてオジヤランチに。(リゾットという言い逃れもできるが、、)
バザーで買った300円の生わさびは、丁寧にすって、普通にかまぼこやお茶漬けでいただいてたけど、このオジヤにのせていただく「わさびオジヤ」も超おいしかった。
個食では、こういうやんちゃな秘密のご飯が、実はとってもおいしい。
写真 (撮影・Yacco) 左下のホウロウ鍋はもやっとしたアンテイックなピンクで
パリのプランタンで、20年ぐらい前に)
26年ぐらい前、サザビーで購入したもので、サザビーの社長さんである鈴木さんが直接もってきてくださった。いくら26年前とはいえ、私はびっくりして大いに恐縮したものだった。
イギリスの田舎で、何百年か生きつづけた農家具は、ここ数十年なんて時間はなんのその、がっちりした4本の足で、どんと居間の中央に存在している。
このテーブルでたくさんの「みんなでご飯」があった。
15年前、神宮前から千駄ヶ谷に引越してきて、ある夜6、7人のご飯に作家の宮内勝典さんご夫妻がいらした。
宮内さんは部屋に入るなり、このテーブルに歓声をあげた。それから壁にあるアフリカのカマンテのクレヨンで描いた象の絵に再び歓声をあげた。(宮内さんは声の大きいかたなので、ご本人はそういう意識はなかったかもしれないが)
人生で、このふたつのセレクションをしたということで、私を尊敬すると、たいそうほめてくださった。
ご本人はもうお忘れかもしれないが、私はすごく嬉しかったので忘れられない。
私にとっても、今でも、きっとこれからも、テーブルと象の絵は人生で最良の道連れに違いないものだ。
この大きなテーブルで、毎朝いっしょに朝ごはんを食べる人(連れ合い)がいなくなってからも、私の周りにはさりげなく私を心配してくれる人たちで溢れた。
誕生日などには、このテーブルひとつでは足りなくて、ピクニック用のテーブルを組み立てて繋ぎ合わせて賑やかに食事をした。
今、テーブルはパソコン台と隣あわせになっていて、放っておくとプリンターや紙で本来の食事やお茶のスペースをどんどん犯してゆく。
最初は、「おじゃまします」だった文房具がいっぱいで、ご飯スペースの方が小さくなっている。世の中、個食の時代というが、私は私なりに、いや応なしに個食なわけだ。
土曜日、東大久保のポレポレ坐で、収穫祭のバザーがあるというので、事務所をシェアしているきよみさんと出かけた。
お米、リンゴ、チーズ、野菜、とふたつの袋いっぱいに担いで帰ってきてさっそく台所に立つ。
キャベツが山盛りに入ったスープ。(昔パリでかった少女趣味なピンクのホウロウ鍋で)
あとは紅玉一個をハチミツとキッチンワインで煮たジャム。
キャベツや大根を煮てつくるココの餌。
この頃は、長いこと使ったアムウエイのステンレスの(ナサで開発されたという)鍋類はやめにして、土鍋とホウロウの小鍋を使っている。
スープは土、日、と2回いただいてから、3回目は秘密のご飯。
冷ご飯を入れてオジヤランチに。(リゾットという言い逃れもできるが、、)
バザーで買った300円の生わさびは、丁寧にすって、普通にかまぼこやお茶漬けでいただいてたけど、このオジヤにのせていただく「わさびオジヤ」も超おいしかった。
個食では、こういうやんちゃな秘密のご飯が、実はとってもおいしい。
写真 (撮影・Yacco) 左下のホウロウ鍋はもやっとしたアンテイックなピンクで
パリのプランタンで、20年ぐらい前に)
我が家も、パソコンはリビングに。
設置直後は部屋の片隅で小さくなっていたパソコンも、最近は、一番偉そうに鎮座しています。(文房具関係が)どんどん領土を広げていってます。
私も時々、リンゴを煮てジャムにすることがあります。砂糖とシナモンパウダーとか使っていましたが、蜂蜜とキッチンワインってのも、試してみたいと思います。
ヤッコさん所の鍋はパリジェンヌなんですね。我が家の焦げ付き鍋はコテコテの日本男児です。
カマンテの絵も見てみたいんで、何かの折には手に入れたときの話なんかと一緒に登場すると良いなあなんて、お願いしちゃいます(^^;)
やむやむさんのリゾットの写真がおいしそうだったから、これからは時々お皿に盛ったものも
載せましょう。
カマンテの絵もそのうち。
サザビーというところは、Bagも
つくられていますか?
私はあそこのBagが大好きです。
昔買いましたBagが今も全然
違和感なく使えるのでNiceです。
間違っていたらごめんなさい。
私もキャベツのスープ大好きです。
コンソメ遣いますが。。ココちゃん
の方が豪華な印象が、愛だなあ~★
と思ってしまいます。クッションに
すわるココちゃん食べちゃいたい位
可愛いですね。わさびおじや、
チャレンジしてみます!バターいれ
るのかな、、いれてみます。
りんごもしりませんでした、まね
っこしてみます!
今はお洋服もいろいろあるし、バッグも、アフタヌーンティーで、生活雑貨もね。
そうそう、アフタヌーン・ティーの季節限定の「ぶどうジャム」がとろとろしてておいしいの。なくなる前に10個以上買いました。
それは、よいことをお聞きしました。
ぜひ、買い求めたいと思います。
なんだかお腹へってきました。
パンに塗って、、、想像しただけで。
さっそく受け売りしてしまいそうです。