朝、7時起きでアマチュア無線4級試験を受けに行ってきた。
いや~朝から空は晴れ上がって気分が良いが、あんまり寝てないんだよね(汗)。
早く起きるから早く寝ようとしたが、結局、寝付いたのは4時過ぎだと思う(この辺りは曖昧だけど)。
電車で寝ようと思ったが、意外に目が冴えてて眠れない。
一応、目を閉じて付くまで座っていた。
会場となるのは日本無線協会のある東京都中央区晴海。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/4e/53/280f7d08a25267e2f0f2a17441baf4e0.jpg)
9時受付だったので早々に受付をすませた。
10時30分…実際、10時15分までに会場に入れば良いのだが、時間余り過ぎた(汗)。
仕方ないので、外のコンビニで軽く朝食を取って、あとは一服モードでちょっと仮眠…っていうか、座ってボーッとしてた。
会場に戻ると席はほぼ3/4、埋まっていた。
日曜ってのもあるのか、それともやはり、あの大地震以来、個人の通信方法を確立するべく免許取得者が多いのか、定かではないが、結構の人手。
ざーっと見た感じでは老若男女、幅広く受験していた。
小学生? と思しき子もちらほらと。
前説が始まって、解答用紙と問題が配られた。
全24問、法規12問、工学12問。
実質、昨日の昼間まであんまり勉強はしてない(笑)。どーも問題集とか、って集中してできないんだよなぁ。悪い癖だ。
30分で途中退出OKだったので、全て終わってから、2回ほど見直しをして、問題は持ち帰りOKなので、ここに自分が書いた答えを転記しておいた(後で自己採点のため)。
11時に外に出て、あと1時間30分はどこかで時間を潰さねば、と思いながらまたまた喫煙所で一服しながら自己採点。
アマチュア無線4級の教本なんぞ持っていないので、使っていた問題集の問題と照らし合わせながらの自己採点。
この問題集もちょっと古いんだけどね。去年、一昨年くらいのだから(汗)。
載っていない問題もありつつ、一応、自己採点の結果、法規10~12、工学11~12、という結果に。
免許申請も面倒なのでやっておこうと思い(この時点ではあくまで自己採点での評価)、申請用紙を購入して記入しておいた。
…まだ時間があるので、仕方なく、外へ出てくる途中で見つけていた松屋へ行って昼食を。
行って帰ってきて、まだ時間がある。
まぁ外で一服できないし、喫煙所でコーヒーでも飲みながら時間つぶしに。
何だかんだで、結果発表!
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/62/6f/5d062471ce3fbb2163c11ab7e9638dd5.jpg)
ばっちり、合格。
しかし、なんでこんな簡単な問題だったのに小学生の頃に取らなかったんだろう?
因みに親戚の叔父さんも持ってたんだよね。昔の電話級。
免許申請をして、免許は1ヶ月後に郵送にて送られてくるとか。
それまでに物を決めておいて、購入しておかねば(笑)。
しかし、国家試験、って車の免許取って以来だから本当、久しぶりだよなぁ。
で、今回の問題を下記に記しておきます。
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平成25年5月19日
第四級アマチュア無線技士試験問題
法規 A-723 B-759
1.電波法施行規則に規定する「アマチュア業務」の定義は、次のどれか。
1.金銭上の利益のためでなく、もっぱら個人的な無線技術の興味によって行う自己訓練、通信及び技術的研究の業務をいう。
2.金銭上の利益のためでなく、無線技術の興味によって行う技術的研究の業務をいう。
3.金銭上の利益のためでなく、もっぱら個人的な無線技術の興味によって行う業務をいう。
4.金銭上の利益のためでなく、科学又は技術の発展のために行う無線通信業務をいう。
2.免許人が電波の形式の指定の変更を受けようとするときの手続きは、次のどれか。
1.免許状の訂正を受ける。
2.その旨を届け出る。
3.その旨を申請する。
4.あらかじめ指示を受ける。
3.次の文は、電波法施行規則に規定する「送信装置」の定義であるが、「 」内に入れるべき字句を下の番号から選べ。
「送信装置」とは、「 」という送信空中線系とから成る電波を送る設備をいう。
1.高周波発生装置
2.送信装置
3.発信器
4.増幅器
4.21メガヘルツから30メガヘルツまでの周波数の電波を使用する無線設備では、第四級アマチュア無線技士が操作を行うことができる最大空中線電力は、次のどれか。
1.10ワット
2.20ワット
3.25ワット
4.50ワット
5.無線局の免許を取り消されることがあるのは、次のどの場合か。
1.免許人が1年以上の期間日本を離れたとき。
2.免許状に記載された目的の範囲を超えて運用したとき。
3.不正な手段により無線局の免許を受けたとき。
4.免許人が免許人以外の者のために無線局を運用させたとき。
6.無線局が総務大臣から臨時に電波の発射の停止を命じられることがある場合は、次のどれか。
1.必要のない無線通信を行っているとき。
2.発射する電波が他の無線局の通信に混信を与えたとき。
3.免許状に記載された空中線電力の範囲を超えて運用したとき。
4.総務大臣が当該無線局の発射する電波の質が総務省令で定めるものに適合していないと認めるとき。
7.免許状に記載された事項に変更を生じたとき、免許人がその免許状についてとらなければならない手続は、次のどれか。
1.1か月以内に返す。
2.再免許を申請する。
3.その旨を報告する。
4.訂正を受ける。
8.次の文は、秘密の保護に関する電波法の規定であるが、「 」内に入れるべき字句を下の番号から選べ。
「何人も「 」場合を除くほか、特定の相手方に対して行われる無線通信を傍受してその存在若しくは内容を漏らし、又はこれを窃用してはならない。
1.総務大臣が認める
2.自己に利害関係がある
3.法律に別段の定めがある
4.地方公共団体の長の同意を得た
9.アマチュア局は、自局の発射する電波がテレビジョン放送又はラジオ放送の受信に支障を与えるときは、非常の場合の無線通信等を行う場合を除き、どうしなければならないか、次のうちから選べ。
1.注意しながら電波を発射する。
2.速やかに当該周波数による電波の発射を中止する。
3.障害の状況を把握し、適切な措置をしてから電波を発射する。
4.空中線電力を小さくする。
10.無線電話通信において、通報を確実に受信したときに送信することになっている略語は、次のどれか。
1.終わり
2.受信しました
3.ありがとう
4.「了解」又は「OK」
11.無線局が無線機器の調整のため電波の発射を必要とする場合において、発射する前に自局の発射しようとする電波の周波数及びその他必要と認められる周波数によって尊守して確かめなければならないのは、次のどれか。
1.受信機が最良の状態にあること。
2.他の無線局が通信をおこなっていないこと。
3.他の無線局の通信に混信を与えないこと。
4.非常の場合の無線通信が行われていないこと。
12.アマチュア局を運用する場合において、空中線電力は、遭難通信を行う場合を除き、次のどれによらなければならないか。
1.免許状に記載されたものの範囲内で通信を行うため必要最小のもの
2.免許状に記載されたものの範囲内で適当なもの
3.通信の相手方となる無線局が要求するもの
4.無線局免許申請書に記載されたもの
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工学 A-723 B-759
13.図に示すように、磁極の間に置いた導体に紙面の表から裏へ向かって電流が流れたとき、磁極N、Sによる磁力線の方向と導体の受ける力の方向との組合せで、正しいのは次のうちどれか。
------- ---------
S極| ○ |N極
------- ---------
磁力線の方向 力の方向
1.→ ↑
2.← ↑
3.→ ↓
4.← ↓
14.エミッタ接地トランジスター増幅器において、コレクタ電圧を一定として、ベース電流を3[mA]から4[mA]に変えたところ、コレクタ電流が180[mA]から240[mA]の増加した。このトランジスタの電流増幅率はいくらか。
1.30
2.40
3.50
4.60
15次の記述は、FM(F3E)通信方式の一般的な特徴について述べたものである。誤っているのはどれか。
1.同じ周波数の妨害波があっても、受信希望の信号波が強ければ妨害波は抑圧される。
2.周波数偏移を大きくしても、占有周波数帯幅は変わらない。
3.受信入力レベルが少しくらい変動しても、出力レベルはほぼ一定である。
4.AM(A3E)通信方式に比べて、受信機出力の音質が良い。
16.送信機の周波数逓倍器は、どのような目的で設けられることがあるか。
1.発振器の発振周波数を整数倍して、希望の周波数にするため
2.発振器の発振周波数から低調波を取り出すため
3.発振器の発振周波数が変動するのを防ぐため
4.高調波に同調させて、これを抑圧するため
17.スーパーヘテロダイン受信機において、中間周波変成器(IFT)の調整が崩れ、帯域幅が広がるとどうなるか。
1.強い電波を受信しにくくなる。
2.影像周波数による混信を受けやすくなる。
3.近接周波数による混信を受けやすくなる。
4.出力の信号対雑音比が良くなる。
18.図は、FM(F3E)受信機の構成の一部を示したものである。空欄の部分に入れるべき名称で、正しいものは次のどれか。
→ 中間周波数増幅器 → 振幅制限器 → 「 」 → 低周波増幅器 → スピーカー
| ↓ ↑
→ スケルチ回路 -----
1.周波数弁別器
2.緩衝増幅器
3.プロダクト検波器
4.周波数逓倍器
19.受信機に電波障害を与えるおそれが最も低いものは、次のうちどれか。
1.高周波ミシン
2.電気溶接機
3.電波時計
4.自動車の点火栓
20.送信機で28[MHz]の周波数の電波を発射したところ、FM放送受信に混信を与えた。送信側で考えられる混信の原因で、正しいのはどれか。
1.第3高調波が強く発射されている。
2.1/3倍の低調波が発射されている。
3.同軸給電線が断線している。
4.過変調になっている。
21.端子電圧6[V]、容量60[Ah]の蓄電池を3個直列に接続したとき、その合成電圧と合成容量の値の組合せとして、正しいのはどれか。
合成電圧 合成容量
1. 6[V] 60[Ah]
2. 18[V] 60[Ah]
3. 6[v] 180[Ah]
4. 18[V] 180[Ah]
22.図は、三素子八木アンテナの構成を示したものである。各素子の名称の組合せで、正しいのはどれか。ただし、エレメントの長さは、A<B<Cの関係にある。
--------------------A
|
--------------------B
|-------------------給電線
--------------------C
A B C
1.反射器 導波器 放射器
2.反射器 放射器 導波器
3.導波器 反射器 放射器
4.導波器 放射器 反射器
23.超短波(VHF)帯において、通信可能な距離を延ばすための方法として、誤っているのは次のうちどれか。
1.アンテナの高さを高くする。
2.アンテナの放射角を高角度にする。
3.鋭い指向性のアンテナを用いる。
4.利得の高いアンテナを用いる。
24.アナログ方式の回路(テスタ)で直流抵抗を測定するときの準備の手順で、正しいのはどれか。
1. 0[Ω]調整する→測定レンジを選ぶ→テスト棒を短絡する。
2. 測定レンジを選ぶ→テスト棒を短絡する→0[Ω]調整する。
3. テスト棒を短絡する→0[Ω]調整をする→測定レンジを選ぶ。
4. 測定レンジを選ぶ→0[Ω]調整する→テスト棒を短絡する。
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以上が本日のテスト問題でした。
さて、これから無線機の選定をしようかなぁ~♪