嵐がきちゃった

３軒目はちょっと久しぶりになるバー「Ｎ」である。最近、このバーがあるビルの階段のお店看板が新しくなったような気がする。それにしても、お店のロゴや書体をちゃんと生かした看板を作るとは、しっかりしたビルだなあ。



店に入ると先客は一番奥に２名。これは静かで良い。１杯目はスタンダードカクテルシリーズから、バカルディにしよう。季節柄生のザクロがあるということで、爽やかな味わいに仕上がっている。



最初にスタンダードカクテルを飲むと次をどうして良いのか分からなくなり、２杯目はヘーゼルバーン10年。いわゆる有名なウイスキーではなく、私も勧められない限り飲まないように思うが、なかなかどうして安定感のある味わい。アルコール度数46度というのも、ちょうど良い強さだ。



今日もウイスキーボイスの新刊があったので読んでみると、何と「ミックステープ」という記事があった。カセットテープにレコード等から聞く人の好みでいろいろな曲を録音して作るものである。今でこそシャッフルとかで、勝手にいろいろな曲を聞くことが出来るのだろうが、当時は地道に１曲づつ選曲して、演奏時間＋αをかけて録音したものである。私自身、オリジナルテープを数十本作っていたと思う。



そんな物思いに耽っていると（←そうでもなかったけど）、突如、８人連れの客が来ることになってしまった。本当に大人数でバーに来るのはやめてほしいよな。４人以上は禁止だよと思いつつ、締めのグラスホッパーを注文。



久しぶりに飲んだ、この甘くてミントの効いたカクテルが良い締めになったようだ。

嵐が訪れる中、勘定をしてもらい、この後は寄り道をせずに帰宅。

嵐の前の静けさ（２）

２軒目は前回、営業活動（酒のお勧め）があった、バー「Ｃ」へ。先客２名と静かな感じ。

１杯目はウイスキーソーダ。先客のうち、オッサンの方が「私は若く見られるんですよ」というが、そうでもないけどな。実年齢は私より若いじゃないか。絶対私の方が見た目は若いね（と心の中だけで論争）。

２杯目に前回紹介のあった、グレイン20年というグレーンウイスキーを注文。「グレイン」がメーカー名なのかな。「グレーンウイスキー」はトウモロコシ、小麦、ライ麦などから作ったウイスキーの事。名前がちょっとややこしい気がする。



味はというと強い主張はないが、おそらく小麦由来の優しい味わい。20年熟成とあって、じんわり、ほのぼのした味わいが嬉しい。

先日このバーでウイスキーサワーを注文したのだが、マスター不在の時に同じ注文があったそうだ。一度も作ったことがないが、たまたまこの間作り方をしっかり見ていたので、無難に注文にこたえることが出来たとのこと。女性バーテンダー氏が私に礼を言う。

いつも変なカクテルばかり飲んでいるせいか、普通のカクテルを注文すると「どうかしたんですか」と言われる私。こういうエピソードが聞けるとは、私の注文も少しばかり役立って嬉しい限りである。では、そのウイスキーサワーを作ってもらいましょう。


→写真が酷いが、雰囲気だけでも。

アルコール＋レモン＋砂糖という一番ベーシックなカクテルを飲んで、次に行きますか。

マスターに「週末忙しそうですか？」と聞くと、「雪まつり中は札幌の人が来ません」とのことであった。

嵐の前の静けさ（１）

仕事を終えてさっさと事務所をでる。他の人たちは忙しいようだが、まだ私は全力を出すタイミングではない（←中２っぽいね）。

天気も悪くないので、歩いてすすきのへ。途中のマンションで小さな雪だるまに出会う。私の小さな一人雪まつりか（←そんなわけない）。



今週は水曜日も焼肉だったのだが、また趣向の違う焼肉店「Ｋ」へ。前回は予約満席で振られたのだが、今回は先客１名と空いている。しかし、テーブル席には「予約」の札がたち、嵐の前の静けさといったところだろうか。

レモンサワーを注文。



いつもの通し（ナムル、キムチ）と焼肉タレがすぐに出てくる。



今日はホルモンとサガリでスタートだな。



炭火も十分に熾きている感じ。焼けたところから次々に食べるが、値上げに伴ってボリュームが少し増えたかね。私の胃袋力が下がった可能性もあるが、肉がたっぷりある気がするな。



２杯目は燗酒。



１品にしておくかと思ったが、ハツと鶏ももの２品追加。今日のハツは脂身が付いており、ここを良く焼くと美味い。脂っぽくなく、どちらかというとサラッと食べられる脂身なのだ。



景気よく、元気よく食べよう。焼肉は活力の素である。



いつもの２杯４品で焼肉を堪能。そろそろ予約客が来出したところで、勘定をしてもらうことにしよう。