20日
昨夜巨人は広島を下し3タテの4連勝として交流戦前の阪神との伝統の一戦に臨む。
巨人はヤクルトと阪神に1個ずつ負越しており、首位戦線に留まるには最下位阪神に絶対勝ておきたいところだ。
昨夜の広島戦、2回にに先制を許した菅野投手だったが3回以降立ち直り、7回に坂本の故障欠場の穴埋めに必死に取り組んでる中山の勝ち越し打でリードを貰った後ギヤが一段上がり、何と9回も満を持してマウンドに立った。
今季初しかもひじの不調から初の100球越えも何するものぞの意気込みが流石エースと。しかし連打からピンチを招き新人大勢の救援を仰ぎ難なく抑えて貰い5勝目をプレゼントされた。
お立ち台で今季初完投を逃した事と新人に助けて貰った事を反省悔しがる言葉にエースの自覚が感じられた。
坂本に比べられるのは酷な中山だが、そのがむしゃらに立ち向かう様は、十年余前、あの二岡選手がけがで欠場した際に原監督に指名された坂本選手のデビューと重なって見える。
坂本選手のデビューは鮮烈で、結局怪我から復帰した二岡選手は坂本に押し出されて翌年日ハムにトレードされたのだ。高卒2年以内で決勝打を打ったのは坂本以来14年振りの事で、中山が昨日実現しお立ち台にあがった。
今季キャンプ前ショートのレギュラー奪取宣言をしていたが、この調子で精進し坂本選手にを追いつき後継指名されるほどになって欲しいものだ。
昨夜遅くに帰宅した息子は、早朝起きて迎えに来た車で仕事に出掛けた。来週又一関出張らしいがご苦労な事で。
ストイックなまでに厳しく自制するのを垣間見ていったい誰に似てるんだと。結婚後一時は太ったらしいが、走るようになって体脂肪などぎりぎりに抑えているらしく、ただただ感心するばかり。
姉様からトマト苗貰ったので移植して欲しいと電話が。9時過ぎに行ってプランターに移植したが根付くまで様子見しなくちゃ。
12時には25度を超え3日連続夏日となったが、いきなりの強い陽射しにげんなりしそうだ。
今夜からの伝統の一戦は『’22年伝統の一戦クラシックシリーズ』として1936年球団創設当時の大阪タイガースで着用した復刻ユニフォームで巨人を迎え対峙する。このユニフォームで巨人に勝てば1960年後楽園以来62年振りの事になる。たまたま両チームがビジターユニ着用となり胸には大阪・東京がローマ字表記される珍しいものだ。
ヤクルトと毎年恒例になってる東京シリーズも同様にホームチームがビジターユニを着て対戦している。
GWに思わぬ連敗から首位陥落の憂き目を見た巨人、交流戦目前のこの3連戦は絶対勝越さないといけない。阪神も打倒巨人を旗印に魔物の棲む甲子園で初戦エース青柳が先発。戸郷がどの位頑張れるか・・・