最近、鍼灸治療を受けています。
メインの病院のがん緩和ケアの医師から紹介して頂きました。
久しぶりにカテゴリーをLAM情報に入れたのは、
呼吸器が弱った患者さんの誰もが悩まされる、肩凝りの緩和に効果があるからです。
慢性的に肩凝りはありましたが、このところ、癌の化学療法の副作用と相まって
頭痛(朝が特にひどい)、首を前に倒すと痛い、首筋がつるなどの症状が強くて、
起きているのがつらく、半日は寝ている状態が続いたので、なんとかしたかったのです。
今年の1月頃集中的にPCの作業をしたこと、その後寒さで散歩がほとんどできなかったことも、
マイナス要因になりました。
肝心の効果ですが、週に一回ぐらいのペースで受けていますが、
1日ぐらいは効果があって、体がほぐれます。
ずっと効く訳ではありませんが、痛みから解放される安心感というのが、
つくづく大切だと思いました。
この苦しさがずっと続くと思うと、やる気もなくなるし、消極的になってしまいます。
西洋医学の治療はどうしても、根治的な治療にこだわります。
病気を治すこと。でもそれが叶わない場合、
あとは痛みを取るための薬が処方されます。
薬も使っていますが、この手の痛みは余り鎮痛剤で取れないのです。
鍼灸治療でちょっと体が楽になった時に、散歩をするとか、買い物をしたりすると、
かなりの気分転換になります。そして体も自然に動くので、良い循環になっています。
問題点はお灸がかなり煙いということです。
鍼だけにしますか?と聞かれましたが、部屋自体が煙臭くなっているので、
意味がなく、マスクをして、着替えも用意されていますが、
着てきた服も焼き鳥屋さん状態になりますので、ビニール袋に入れて、
施術を受けています。(ただ髪の毛には匂いがつくので、帰ったらお風呂に入ります)
自宅でのストレッチも少しずつ始めて、もう少し体幹がしっかりさせることが
目標です。体全体の筋肉が弱っているので、弱い所に集中するんですね。
余り負荷をかけられませんが、体全体のバランスをきちんと整える方がよっぽど根治的です。
その結果として、一番つらい頭痛(緊張性頭痛)が少しずつ和らぐといいな。