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呼吸器が弱い人への鍼灸治療

2013-04-10 16:51:27 | LAM情報

最近、鍼灸治療を受けています。

メインの病院のがん緩和ケアの医師から紹介して頂きました。

久しぶりにカテゴリーをLAM情報に入れたのは、

呼吸器が弱った患者さんの誰もが悩まされる、肩凝りの緩和に効果があるからです。

慢性的に肩凝りはありましたが、このところ、癌の化学療法の副作用と相まって

頭痛(朝が特にひどい)、首を前に倒すと痛い、首筋がつるなどの症状が強くて、

起きているのがつらく、半日は寝ている状態が続いたので、なんとかしたかったのです。

今年の1月頃集中的にPCの作業をしたこと、その後寒さで散歩がほとんどできなかったことも、

マイナス要因になりました。

 

肝心の効果ですが、週に一回ぐらいのペースで受けていますが、

1日ぐらいは効果があって、体がほぐれます。

ずっと効く訳ではありませんが、痛みから解放される安心感というのが、

つくづく大切だと思いました。

この苦しさがずっと続くと思うと、やる気もなくなるし、消極的になってしまいます。

西洋医学の治療はどうしても、根治的な治療にこだわります。

病気を治すこと。でもそれが叶わない場合、

あとは痛みを取るための薬が処方されます。

薬も使っていますが、この手の痛みは余り鎮痛剤で取れないのです。

 

鍼灸治療でちょっと体が楽になった時に、散歩をするとか、買い物をしたりすると、

かなりの気分転換になります。そして体も自然に動くので、良い循環になっています。

 

問題点はお灸がかなり煙いということです。

鍼だけにしますか?と聞かれましたが、部屋自体が煙臭くなっているので、

意味がなく、マスクをして、着替えも用意されていますが、

着てきた服も焼き鳥屋さん状態になりますので、ビニール袋に入れて、

施術を受けています。(ただ髪の毛には匂いがつくので、帰ったらお風呂に入ります)

 

自宅でのストレッチも少しずつ始めて、もう少し体幹がしっかりさせることが

目標です。体全体の筋肉が弱っているので、弱い所に集中するんですね。

余り負荷をかけられませんが、体全体のバランスをきちんと整える方がよっぽど根治的です。

 

その結果として、一番つらい頭痛(緊張性頭痛)が少しずつ和らぐといいな。