難病や癌を煩っていると、ある事で心を痛めることになります。
それも善意からの申し出なので、余計に困るのです。
食事療法や有り難いお水を紹介して下さることです。
私は胃が弱い事もあって、食事の分量や食べるもので
それなりに考えてギリギリ自分の体のバランスをとっています。
そこに病気に良いらしいという食材やお水を紹介して下さるのは
正直なところ困るのです。それはお薬と同じで誰にでも合う訳ではないのです。
お気持ちだけ頂いておきますというのが本心です。
身近な方に難しい病気の方がいらして、その方を気遣って気楽に紹介しようと
考えている方はもう一度よく考えてみてください。
患者は大抵なんどもそういう申し出を受けているのです。
そのたびにため息をついている人もいるのです。
それで治ったら、病院はいらないと思いませんか?
信心で、本人の意志で、ありがたい水を召し上がる方はそれでいいと思いますが
そのたびに切ない気持ちを抱く患者がいることも知って欲しいのです。