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大事なモノは箱の中

2013-11-07 23:43:56 | 整理、収納、の話
「針箱の中は一生片付かず」(柳多留)
という江戸川柳があるそうだ。

ヨメ入り道具に持たせた「針箱」の中は一生片付かないんだろうな、と
片付けベタな娘を心配して(からかって?)詠んだとされている。

 江戸時代にはすでに収納の悩みがあったんだ!

そもそも日本人は分類して収納することが苦手な国民(だと言われてる)だから
出し並べの暮らし方が向いているのに、

それだと見た目がだらしないので 取りあえず
引き出しや箱にしまっておこ!

失くしたら困る大事なモノは箱の中へ。
「箱入り娘」の語源はここから来ている。


 
江戸時代「箱」は貴重だったけど、
現代は何か買うたびに立派な箱がもれなくついてくる。

家のあちこちに空き箱をたくさん持っているのに
なぜか捨てがたい魅力を感じる人が多いのは
日本人のDNAなのだね! (私もよ)


「何かに使える」と言っては
捜してまで何かを入れ、

やがて何を入れたかを忘れ、
そんな箱を持っていることも忘れているというのに。


先日のお客様のお宅で
数年ぶりに納戸の奥からひょっこり出てきた箱・ハコ・はこ

住人は胸をときめかせる。

  中に何を入れたっけ?
  ワクワクふたを開けてみたら

Aの箱には キティちゃんのカチューシャと髪留め
Bの箱には 鍵やキーホルダーがごっそり
Cの箱には とっくに支払いが終わったクレジットカードの明細書
Dの箱
Eの箱

 なあんだ。

期待した分 ちょっとがっかりして

「記憶にもなかったんだから もう要らないね。」とバッサリ捨てました。


捨てるまで数年かかっても、それはそれでその方のサイクルだから
良いも悪いもないのだけど、

 箱の弱点はただ一つ、「中身が見えない」こと。
 
だからこれからは
空き箱を使うなら中身を書いたラベルを貼って
出し並べ収納にしてくださいね、
と提案したのでした。


そういえば うちのばあちゃんは
ブリキのクッキーの四角い空き缶を「針箱」にして40年使い続けてたっけ。

今ならそれも「愛おしい」と思える。



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1 コメント

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バナー (こんにちは)
2013-11-11 11:00:43
ブログ村からきました
INポイントを入れたかったのですがバナーが無いので出来ないです
残念です
つけてください(*^^)v
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